あなたは魔界を知っているだろうか?そしてそこで生まれた様々な伝説を知っているだろうか?
そこが魔界と呼ばれる前は、ただ人が生活するためだけの空間でしかなかった。しかし、その空間に段々と集いだしたのである。そう、奴等が、、、、。
其れからと言うもの、その部屋は日に日にその醜悪さを増し、奴等はその力をさらに増幅させていった。さらに加速化をたどる汚染はその部屋を埋め尽くして行ったのだった、、、。
それならば彼らを追い出せばいい、もう入れなくすればこれ以上秩序が乱れることはない。誰もがそう思うだろう。しかし私はそのような考えをまったく持てなかった。なぜなら彼らは掛替えの無い伝説達を作っていったからだ。そしてそれは私を大いに楽しませてくれた。
生物多様性の誕生、魔界飲み、暴走、穴の開いた壁、空いた霧島、脱がされたプーさん。
など数え上げればきりの無い伝説が確かにそこで生まれたのだ。そして其の時私は思った。私も魔界の住人として生きていこうと、、、。