- 詳細 2012年4月20日 00:25更新
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暫定管理中の王都です
これからこのコミュどうしましょう？？
良案随時募集中。
〜以下、前管理人から〜
出羽国庄内地方の酒田に本拠地を構える俳句結社。
北十字星（白鳥座）の国で、ことばの星々を拾いあつめる。
初雪やおやまの墓を白くそめ
電柱に吐く白い雪を染めるが如く
冬の朝白い息と花梨の薫り
しんしんと吾子が墓に雪降り積もる
静寂と舞い散る雪と命と命
野垂れ死ぬさだめかな粉雪の舞う寒空の下
ただ生きてただ死ぬ道端の枯れ草が如く
酒まわりし心に寒風木枯らしの吹く
堕ちてなお止まぬ鼓動に年の暮れ
無一物無一物そして鼓動
酔って砂上に伏すとも君笑うこと勿れ古来幾戦幾人還る
茶を啜り月待ち兼ねて大欠伸
風車秋風に廻り地蔵尊微笑む
子供服着せられ佇む地蔵秋雨浴びる
秋風に輪廻が如く風車
流せし者流されし物秋空の下
秋風や廻る手向けの風車
薄わけ河原を歩むもう日が暮れる
夕暮れる見知らぬ里の薄道
雨おちて秋の野山の薫るかな
渡り来る白鳥の声初冬の月
すすき原ぼんくらどもが夢の跡
一期の栄華一杯の盃
酒に酔い月に酔い夜に酔う
夕陽浴び 紅く染まれり 月の山
六地蔵 あたまにかむる 白頭巾
噛み締める 柿の渋さや 鰯雲
雪国や ケルンの夕べ 碧き燈（ひ）に
施餓鬼会の 茄子と 西瓜と ほおずきと
白き畦道 初雪淡し 刻む足跡
北風に吹かれきたれり渡り鳥
北国の落穂ひろいし渡り鳥
ストーヴの湯気が染み入る曇り窓
夜（よ）の風が 燈(ともしび)ゆらす 聖夜祭
右よ〜し 左よ〜し 一緒にみ〜てね〜
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