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後漢書

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詳細 2023年11月27日 03:21更新

 

後漢書の作者の范曄(398−445)は南朝宋の学者で、字を蔚宗という。順陽(湖北省)の出身である。
経史・文に通じ、隷書の名人であった。
三国志の注を施した裴松之の後輩に当たる。
尚書吏部郎となったが、彭城太妃の喪に際して夜通し痛飲して宣城太守に左遷された。
その間、家にあって後漢書を編纂した。
後に太子左衛に上るが、その野心は満たされず、魯国の孔煕先と陰謀を企て、発覚して誅殺された。
他に漢書雑伝論がある。その文章は奔放なまでに勢いがあり、細やかな心と深い思考によって書かれており、天下の奇作とされる。

後漢書について
范曄以前に既に後漢の歴史書として、馬日[石單]・楊彪・蔡<巛邑>・盧植らにより東漢観記が編纂され、呉の謝承・薛瑩、晋の華[山喬]・司馬彪・謝沈・袁山松らの後漢書(続漢書)、張[王番]の漢記・袁宏の後漢紀などがあり、范曄はそれらの書をまとめて後漢書を編纂した。
范曄の後漢書が主流となると、元からあった後漢書は次第に散逸し、清の時代にそれらの断片的な記述を収集する作業が行われ、汪文臺の「七家後漢書」などにまとめられた。
後漢書の志の部分は司馬彪の著した物が宋の時代に付加された物である。

後漢書で泰の字が太に改められているのは范曄の父の范泰の諱を避けている為である。
本文中に前書とあるのは漢書を指し、書とあるのは尚書(書経)、詩は詩経、伝は主に春秋左伝を指す。
殿本は武英殿本、毛本・汲本は毛晋汲古閣本を指す。
謝承の書、袁宏の紀などは、それぞれ後漢書・後漢紀が正式名称であるが、ここでは本文中の記述に従った。
注で※が付いているのは唐の章懐太子李賢の注、何も付いていないのは校勘もしくは訳者注である事を示す。

 

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