ホセ・グアダルーペ・ポサダ
(José Guadalupe Posada)
1852年2月2日、
メキシコ・アグアスカリエンテス市生まれ。
10代の頃から、銅版画を学び、
メキシコ市に移住した後は、
アントニオ・バネガス=アロージョの工房で、
次々に、新聞や歌本などの挿し絵として作品を発表する。
それまで、
ヨーロッパの模倣的な絵画しかなかったとされるメキシコで、
先スペイン時代のアステカ・マヤなどの文化の重要なモチーフであった骸骨や髑髏などを積極的に取りあげ、
愛情とユーモアに満ちた作風は、
当時は芸術とは評価されず、
1913年に貧困のうちに亡くなるが、
彼の作品は、
後のメキシコ壁画運動の立役者となったディエゴ・リベラ、シケイロスなどに影響を与え、
現在では、
メキシコ近代絵画の父として高く評価されている。
バネガス=アロージョの工房も、文化財に指定されている。
彼の作品の
最も評価の高い骸骨(カラベラ)をモチーフにした作品は、
大部分が、メキシコの伝統行事「死者の日(11月2日)」のチラシのために制作されたが、
「死ぬべき存在」としての人間を痛烈に皮肉りながら、
生きている人間よりも生き生きした骸骨の姿で描かれている
そして
その骸骨(カラベラ)の代表作がTOP画でもある
着飾った髑髏婦人の【カトリナ】です!!
メキシコ人にとって知らない者はない、
というよりは、
日常生活に溶け込み、深く愛されている。
関連コミュ
【calavera y calaca】
http://
コチラも是非、チェックしてみて下さいネー!!!!