格好つけて 強がって 理屈ばかりの俺です
無駄に焦って 取り繕って それすら認めません
格好つけて 強がって 言い訳くさい俺です
無駄に悟った フリばっかりで 知る努力もしません
格好つけて 強がって 大人気取りの俺です
スナオな気持ち 言えないままで 笑ってみたりします
話したい事は 山程あるけど
なかなか言葉になっちゃくれないよ
話せたとしても 伝えられるのは
いつでも 本音の少し手前
幾つもの景色を 通り過ぎた人に 問う
君を今 動かすモノは何? その色は? その位置は?
知らないモノを知ろうとして 望遠鏡を覗き込んだ
暗闇を照らす様な 微かな光 探したよ
そうして知った痛みを 未だに僕は覚えている
「イマ」という ほうき星 今も一人追いかけている
未来永劫に 届きはしない
あの月も あの星も
届かない場所にあるから
自分の位置が よく解る
変わる景色に迷う時 微かな音が確かに響く
消える景色のその中に 消せない旗がある
胸を張って誇れるモンが 自分にどれだけあるのかって?
名前と誕生日と キュートな指紋ぐらいあれば充分だろう
「走って 走って こいつを届けてくれ
夢を見て飛び出した僕の 帰りを待つ恋人へ」
響くベルが最後を告げる 君だけのドアが開く
何万歩より距離のある一歩 踏み出して君は言う
「約束だよ 必ず いつの日かまた会おう」
応えられず 俯いたまま 僕は手を振ったよ
誰でも見かけホド強くないし自分で思うよりも泣き虫だから
「一人で大丈夫」なんて絶対言わせない 嫌がったって無理やり連れてくよ
普通に生きてりゃ誰だってライトを浴びる日は訪れる
そんな時誰でも臆病で 皆腰の抜けたスラッガー
ノーヒットノーラン 誰かにそれを知って欲しいから
「まかせろ!」って僕は胸をたたく
それがまさに生きていく理由 何かを賭して手にするもの
傷つきながら しがみついて離せない ただそれだけのもの
ここが僕のいるべき戦場 覚悟の価値を決める場所
ぼくらだれでも大切なナニカをきっと持ってんだ
大なり小なり人それぞれのなにかを持ってんだ
ボクラいつでも大切なナニカの為に生きてんだ
何かに笑って何かで怒ってたまに泣いてんだ
正解・不正解の判断
自分だけに許された権利
数えた足跡など 気づけば数字でしか無い
知らなきゃいけない事は どうやら1と0の間
まだキレイなままの 雪の絨毯に
二人で刻む 足跡の平行線
そうさ夢物語 願わなくたって
笑顔は教えてくれた
僕の行く道を
「ウレシイトキドンナフウニ ワラエバイイカワカンナイ…」
手に入れるために捨てたんだ 揺らした天秤が掲げた方を
そんなに勇敢な選択だ いつまでも迷うことはない
振り返らないで 悔やまないで 怖がらないで どうか 元気で
僕は唄うよ歩きながら いつまで君に届くかな fromゆきまさ
誰かの為に生きる という思いを込めた旗を抱き
拾ってきた笑顔の中に 自分の笑顔だけ見当たらない