このたびブラジルに関する多彩な情報を提供する事を
主眼とする雑誌(Pindorama)を創刊する運びとなりました。
Pindoramaとは、ブラジル先住民のトゥピー語が起源で、『椰子の国』という意味です。
1500年にポルトガル人がブラジルを発見した当時、現在のブラジルに当たる地方は、アンデス(インカ帝国)やパンパの部族たちから「椰子の国 Pindorama」と呼ばれていました。
ポルトガル人がブラジルを発見したときからすでに
500年が過ぎました。
そして、最初の日本移民が来てからまもなく100年になろうとしていますが、
ブラジルに関する情報は非常に限られているのではないでしょうか?
この雑誌が、少しでも多くブラジルの情報を皆様へお届けし、日本とブラジルを結ぶ架け橋となり、日本人が
ブラジルを再−発見できるように、との願いを込めて、
Pindoramaと命名しました。
本誌Pindoramaは地面からやっと芽を出した所です。
これから、幹を伸ばし、枝をつけ、椰子の実を実らせるまで、邁進する所存でございます。
読者の方々の御指導・御叱咤を、心からお願い申し挙げます。