パーシー・フェイス Percy Faith

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詳細 2022年7月31日 23:36更新: ◎パーシー・フェイス(Percy Faith)のファン・コミュニティです。
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◎パーシー・フェイス(Percy Faith)の紹介
　1908年4月7日カナダトロントで生まれました。子どもの頃から音楽に親しみ、11歳で無声映画の伴奏ピアニストとして音楽で糧を得始めました。クラシック・ピアニストを目指してトロント音楽院に入学し在学中の15歳でデビューしたのですが、18歳のときにマッチをいたずらしていて服に火が燃え移った妹を助けようとして両手に火傷をおった為にピアニストを断念しました。作曲・編曲・指揮へ転向し、まずはトロントのホテルのオーケストラの指揮から始めました。25歳でカナダ放送協会と編曲・指揮者としての専属契約を結び、自分の番組「ミュージック・バイ・フェイス」がはじまりました。番組は大人気になり7年間も続きましたが、1940年にアメリカの人気音楽番組の指揮者の急死から、ピンチヒッターの声が掛かり3週間の約束で引き受けたものの、大好評でそのまま活動の場をアメリカへ移すことになり「ミュージック・バイ・フェイス」は終了しました。渡米2年後にはアメリカの市民権を得ました。録音活動は1944年からアメリカ・デッカで開始し、1950年にアメリカ・コロンビアレコードへ移籍、同社の東部のミュージカル・ディレクターとして活動を始め、同時に自身のムード・ミュージック・オーケストラとしての活動も行い、1975年9月までにその録音活動は続きました。
　おもな自身のヒット曲は「デリカード」(1952)「ムーラン・ルージュの歌」(1953)「夏の日の恋」(1960)の3曲が全米ヒットチャート1位となりました。特に「夏の日の恋」は、そのころ水と油の関係と言われたムード・ミュージックのサウンドとロックン・ロールのリズムを融合させたのが大成功し、9週連続全米ヒットチャートの1位を記録、グラミー賞最優秀歌曲賞を受賞しました。
　またCBS社のミュージカル・ディレクターとして、トニー・ベネット、ドリス・ディー、ローズマリー・クルーニー、ジョニー・マーティス等のアレンジとバック・オーケストラの指揮を行い、多くのミリオン･セラーやゴールド・ディスク獲得のヒット曲に関わりました。
　1960年の初来日は単身で日本のオーケストラを指揮しました。自らのオーケストラを率いての来日公演は1966年、1971年、1973年、1974年、1975年の計5回行われました。
　1976年2月9日カリフォルニア州ロサンジェルス郊外のエンシーノにて癌のため他界しました。1976年に予定されていた来日公演は、友人デビット・ローズの指揮により、ザ・パーシー・フェイス・オーケストラ追悼公演として開催されました。
　パーシー・フェイスが亡くなった後もパーシー・フェイス・オーケストラの人気は衰えず、ピアニストのアラン・ブロードベント、サックスプレイヤーのキム・リッチモンド、アレンジャーでピアニストのニック・ペリート、トロンボーンプレーヤーのテリー・ウッドソン、らのそれぞれの指揮による来日公演が、現在に至るまで行われています。

◎Percy Faith外部リンク
●Percy Faith Pages(英語：Bill Halvorsen氏のサイト)
　　http://www.percyfaithpages.org/

●Percy Faith Discography(英語：Alan Bunting氏のサイト)
　　http://www.pelstream.co.uk/