ばってら寿司はご存知でしょうか?
寿司飯に酢で〆た鯖をのせてその上に、白板昆布をのせてギュッと形をつければ出来上がり!
というシンプルな作り方にもかかわらず、これが非常にうまい。
そもそも、「ばってら」はオランダ語の「バッティーラ(小船)」という言葉が語源だそうです。なぜ、そう呼ばれたのか?というと、もともとのばってらは鯖ではなく、コノシロという魚を片身のままのせていたそうです。その形が小船に似ていたから「バッティーラ(小船)」だったのです。
それがいつの間にか鯖にかわり、そして箱に入れて押し固める形式に代わってきたそうです。
ちなみに、おすし屋さんで作るばってらは箱に入れず、さらしを巻いてギュッと握るらしいです。ただ、こっちのほうが型崩れしにくいんだとか・・・。
箱に入れたものは、取り出すときが大変でなにやらテクニックが必要だとか。