農民画の画家ミレー屈指の名作として知られる『落穂拾い』。農地に落ち残った稲穂を拾い集めるという農民の逞しい生活を描いたこの作品は1857年サロンに出展され、保守的な批評家たちから「貧困を誇張している」「社会主義的だ」など議論を呼んだ。
【逞しい農婦の姿】
反民主主義だと議論を呼んだ、貧しくも逞しい農婦の姿。落穂を拾い生活しなくてはならなかった当時の状況を、写実という現実に則した描写方法を用いて表現した。
【稲の穂を拾う手】
刈り取ったあとに落ち散った稲の穂を拾う手。農婦がおこなっている一連の動作をよく観察しなければ描けない表情が、この手にもよく表れている。
【稲穂を荷車に乗せる農夫】
収穫した稲穂を荷車に乗せている農夫たち。当時の社会状況を考慮せずとも、この貧民階層が育て収穫した稲穂は、一般市民や上流階級などの口に入ることがうかがえる。
私はこの絵が大好きです。
癒されます。
考えさせられます。
哀愁感じます。
同じように感じる人。
他の意見、見方を持っている人。
誰でも色々、語りあいましょう。
落穂拾いを・・・。
困ったときには