青森地方にはかつて「雁風呂を焚く」という習慣がありました。雁はシベリアから渡って来る時にそれぞれの「マイ木の枝」を海に浮かべて休むのだそうです。津軽に着くとその枝を置いて日本列島を南下し、又秋にマイ枝をくわえて北帰行すると信じられていました。冬、枝が残っていると帰れなかった雁の為に風呂を焚いて供養したのだそうです。
日本人のそして青森の、素朴で心優しい習慣でした。
鳥を見るのが大好き。見た数を競ったり、珍鳥を追いかけたりするのは嫌い、でも珍鳥を全然見に行かないかと問われれば・・・・。。。
「鳥」に関する、歴史、文化、文献、探鳥した話など語りませんか。鳥の他生き物全てを愛おしく思う方どうぞ!!!!!