川を越えるとき

詳細 2019年2月10日 07:39更新: 朝、太陽の光が輝く川を越える
学校へ行く電車が長い鉄橋を渡る
今日も一日がはじまる

大きな川を渡る
満員の電車に揺られ
うんざりする気持に飛び込む川景色

町へ繰り出す
少し浮き足立つ心に
ふと入ってくる河川敷の緑

夕方、渋滞する橋
のろのろと空の広い場所に出る
窓を開けると川の風が頬を撫でる

帰宅の電車が町の灯の中を走り抜ける
走行音が喧しくなると
そとは真っ暗闇の川の流れ
ああ、帰ってきたとホッとするひととき