平成の世が開けた頃に共に修行に暮れた仲間よ、
白虎隊の生き残りとも言われる「吉川師範」を師と仰ぎ共に剣術に明け暮れた同志たちよ、
時代は変わり、侍が生きにくい世界になった、
心の牙は磨いているか、
腰のブラ下げた魂の証は健在か、
赤トンボ映える田園風景を駆け抜けたあの頃、
道場までの道のりは苦難の連続、
須田師範の奇妙な咆哮が今でもたまに脳裏をよぎる、
大人になろうが、ジジィになろうが、死のうが、
俺らの魂は一生、白虎の子供たちだ、
跳躍素振りで明日を目指そう。
合掌
困ったときには