DTW!
Dream Team Wrestring!
君たちは、ブッカーだ。
と、いっても「T」ではない。
夢のカードを脳内で実現させる「DTW」に、選手を派遣する「ブッカー」なのだ。
「DTW」というのは、「ファイヤー・プロレスリング」略して「ファイプロ」という家庭用ゲームを用い、架空の興行の中で、マッチメークをし、試合をするという「脳内団体」である。
「夢のカード」
この響きが、日本のプロレスマットから消えて久しい。
もし、猪木と馬場が戦ったら、どっちが強い?
前田のニールキックと鶴田のニーパットは?
全盛期のハンセンとバティスタの戦いが、行われたら?
プロレス・ファンの夢は尽きなかった!
だが、しかし!
考えても見たまえ!
この日本のプロレス団体のていたらくぶりを!
今の新日のドーム興行を見て、「サムッ」となるくらいなら、自分で、カードを編成し、自身の団体を興行させたほうが面白いとは思わんかね?
いや、思う!
たとえ、それが脳内の妄想であったとしても、それを表現するする手段が、そこにあるとしたならば、我々はそこに踏み入れるしかないのだ。
さぁ、君たちは、5人のレスラーを選ぶのだ。