マイケル・ダグラス。名俳優カーク・ダグラスを父親に持ち、卓越した才能で製作から俳優まで何でもこなす。ジャック・ニコルソン主演でアカデミー賞四部門を獲得した「カッコーの巣の上で」の製作や、「ウォール街」での主演男優賞の獲得がその最たる証拠である。英国で「史上最も偉大な俳優ランキング」で74位、米国プレミアズマガジンの「史上最も偉大な映画キャラランキング」で「ウォール街」で彼が扮したGordon Gekkoが25位にランクインしている(因みに1位はゴッドファーザー)。2003年にはゴールデン。グローブ賞の会場で、功労賞であるデミル賞を受賞。
私生活では00年に23年間連れ添ったディアンドラ・ダグラスと離婚したのも束の間、25歳年下であるキャサリン・ゼタジョーンズと再婚し、ゴシップ界を沸かせた。またハリウッドでは典型の民主党員で、ポリティカルな発言を何度かしている。最近ではニコール・キッドマン等と共に、レバノンのヒズボラに対して抗議メッセージを発表した。
俳優の部類としては、ちょい悪エロ親父としてのキャラが板に付き過ぎており(笑)、特に「ウォール街」以降では高圧的な成金系の役を演じることが多い。
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代表作品
06年「ザ・センチネル/陰謀の星条旗」
03年「セーブ・ザ・ワールド」
「グロムバーグ家の人々」
01年「サウンド・オブ・サイレンス」
00年「ワンダー・ボーイズ」
「トラフィック」
98年「ダイヤルM」
「ゲーム」
97年「フェイス/オフ」(製作総指揮)
「レインメーカー」(製作総指揮)
96年「ゴースト&ダークネス」(俳優・製作総指揮)
95年「アメリカン・プレジデント」
94年「ディスクロージャー」
93年「フォーリング・ダウン」
92年「氷の微笑」
「ラジオ・フライヤー」(製作総指揮)
「嵐の中で輝いて」
「メイド・イン・アメリカ」(製作)
89年「ブラック・レイン」
「ローズ家の戦争」
87年「危険な情事」
「ウォール街」
85年「ナイルの宝石」(俳優・製作)
「コーラス・ライン」
84年「ロマンシング・ストーン」(俳優・製作)
79年「チャイナ・シンドローム」(俳優・製作)
77年「コーマ」
75年「カッコーの巣の上で」(製作)