Cultural Democracy――文化の民主化
すっかり手垢がついてしまった言葉ですし、アンドレ・マルローのそれはもとより、ジャック・ラングの政策ですら、文化享受の契機を「広く普く公平に」醸成する事が主眼だったと言えそうです――両者の違いは、文化的ヒエラルキーの扱い方にある様です。結果としての大きな違いは、マルローは失敗し、ラングは成功しました。
民主化の波が文化を低きへ押し流す事を予見していたからでしょうか?
この言葉は、文化の官僚統制の為の体のいい起動力として利用されつつあると同時に、他方では、そんな政策を表現するにとどまらずより公共に根差したひとつのビジョンとして受け入れられつつあります。
そんな言葉の概念と内実に対しての興味をお聞かせ下さい。例えば、そもそも文化領域に対して民主主義を適用するなんて間違ってるとか(笑)
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