タイの北地方の言葉であるランナー語(現在のメイン都市であるチェンマイからチェンマイ語とも言われていますが)のコミュニティです。一般にはチェンマイ語として知られていますが、正式にはカム・ムーアン(都言葉)として、歴史的には由緒ある言葉です。文字は、ビルマ語に似ている文字ですが、現在では殆ど死言に近く、一部の年配者が理解するのみで、絶滅の危機に瀕しています。
しかし、チェンマイ大学に、チェンマイ語を維持、研究するために、ランナー語の講座があるようです。北タイでは、一般に家庭内等で、チェンマイ語が話されています。しかし、マスメディアの普及により、普段は、”標準タイ語”が使用されています。