テクニカル・プログレッシヴ・メタルの雄「Spastic Ink」のコミュニティ。
超絶技巧の応酬。
彼等には「変態」という言葉が良く似合う。
WATCHTOWERなどで有名な超絶ギタリスト、ロン・ジャーゾンベクが94年に、兄であるドラマー、ボビー・ジャーゾンベク(ex.RIOT, Halford)と始めたプロジェクト。
この兄弟のプロジェクトに、同じくRIOTに在籍していたベーシスト、ピート・ペレスを迎え入れた。その三人によって完成したのがデビューアルバム「INK COMPLETE」である。
セカンドアルバムの製作にあたり、ロンはヴォーカリストを起用することを決意する。そこでWATCHTOWER時代の友人であるジェイソン・マクマスターを迎え入れることになる。
だが、ロンの兄であるボビーがHalfordで多忙であるために、ロンは一人で曲を書き一人録音せざるを得ない状況が続き、製作は難航する。そのため、ロンはゲストミュージシャンを起用することを決意する。
そうして迎え入れたゲストも豪華な顔ぶれであった。
PAIN OF SALVATIONのダニエル・ギルデンロウ(Vo.)、元Megadethのマーティ・フリードマン(Gt.)、Rising ForceやStratovariusのイェンス・ヨハンソン(key.)、GORDIAN KNOTのショーン・マローン(Ba.)など、豪華・多彩な顔ぶれである。
こうして、バンドの基本軸であるメンバーの多忙とそれ故の不在が、逆に多様性へと発展して出来たのが、セカンドアルバム「INK COMPATIBLE」である。
超絶的なテクニックとプログレ・メタル・ジャズ・フュージョンなどが渾然一体となって織り成すその音世界は、整合性と秩序に溢れた混沌とでも言うべき摩訶不思議アドベンチャー的な様相を呈している。
公式サイト
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トピ立てはご自由に。
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