●スティールギター奏者が”演奏中にチューニングを変えたい”という発想から「チェンジャー」と呼ばれるシステムが生まれた。それまで異なるチューニングの2〜4のネックを行き来することでコード感を変化させていたものが、そのシステムの出現によりスティールは飛躍的な変化を遂げる。
'48 Bigsby社は現代のペダルスティールの原型とも云えるデザインを持ったハイエンドモデルを発表し、Speedy Westはそれを駆使したスティールミュージックで人気を博した。
'57 同じBigsbyを使っていたBuddy EmmonsはShot Jacksonと共にSho-Bud社を設立し、より発展させた設計を施したペダルスティールを世に送り出し、その小さなブランドは大きくなっていった。
'60に入り独自のアイデアを温めてきたEmmonsが独立してからは、アメリカの音楽シーンにとって不動の楽器に昇格。その後はZB, MSA, Sierra, Franklin, Mullenなど多くのメーカーが登場し、それぞれ個性的なペダルスティールを作っている。
ざっとこのような背景で生まれた”必要は発明の母”的な楽器ペダルスティールですが、カントリーにとどまらずジャズ、ロック、ブルースはもとより世界中の音楽で聞く事が出来ます。
非常に重く運搬と組み立てが大変、国内においては買おうにもおいそれとは売ってない上、中古でも高価。
チャレンジするには敷居が高すぎるこの楽器がどーしても気になる方、ごくフツーに興味のある方、実際に頑張ってる方など気軽にどうぞ。もちろん聴く専門の方も…。
○E9thチューニングの理屈(初級編)
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○TOP写真について解説、不定期に変わります。
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●スティール全般のコミュもあります。
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●オススメのスティールのサイト、ペダルも少し。
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●ペダルっぽいフレーズを断固ギターで弾きたい人は…
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