みなさんは褐色脂肪細胞という脂肪をご存知ですか?
みなさんが普段口にされる脂肪は白色脂肪細胞のことをさします、褐色脂肪細胞はクマなどの冬眠動物や乳幼児に多く存在すると言われています。成人になると数が減っていき、肩甲骨や、首の周りにあると言われています。
この褐色脂肪細胞は貯蔵を行わず、熱の産生のみを行う脂肪で、かなり多くの熱量(カロリー)を産生します。クマが冬の寒い時期に低体温で死なないのは褐色脂肪細胞のおかげです。
また、この細胞は食事性熱産生を起こします。ご飯食った後汗だくなってる人いませんか?この人たちは活発に働いている証拠です。肩甲骨のあたりに汗をかいているはず。
で、褐色脂肪細胞の働く条件ですが、
寒冷刺激
味覚性発汗
カフェイン摂取など。
具体的に、言われているのが、
18℃以下のプールで泳ぐ。
カプサイシン摂取。
ホットのブラックを飲む(砂糖がノルアドレナリンの産生を抑制するため)
要は交感神経↑
という感じで、結構難しいです。
何とかして褐色脂肪細胞を活性化できないかなぁ。
食べて痩せれるダイエットとして定着するのに・・
褐色脂肪細胞を活動させるアドレナリン受容体作働薬が開発されているらしいのですが、実用化はまだまだです・・・
ノルアドレナリンは出てるのに、褐色脂肪細胞がそれをうまく受け取る働きができるのが日本人の3人に1人だそうです。
褐色脂肪細胞が活性化すると・・・
きつい運動無しで痩せれる。
食事制限なしで痩せれます(食事性熱産生が起こるため)
痩せの大食いになれる
劇的ではないかもしれませんが、確実に効果はあると思います!