ニューヨーク、'30〜'40にかけて、警察無線の傍受を許されていた報道フォトグラファーがいた。
それがWEEGEE。
ギャングの抗争を撮り、事件による死体を撮り、火事を撮り、女装者を撮り、そしてNYそのものを撮った男。
事件写真家として初めてヴォーグでファッションページを担当し、キュブリックの「博士の異常な愛情」の撮影主任を務め、ポラロイドの開発に協力した。
エネルギッシュでいつもアウトサイダーだった。
WEEGEEの写真の技術は決して高いものではない。
でも、それらが発する熱は半世紀以上経った今でも、全く冷めることはない。
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ここで多くの作品を見ることができます。
日本での出版物は
裸の街ニューヨーク―ウィージー自伝 Weegee by Weegee 日高敏訳 リブロポート/A5判[1981-06]
写真集は
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