二つの祖国を持った移民画家・国吉康雄(1889〜1953)
岡山出身で、17歳の時にアメリカに渡りました。日本人移民排斥や第二次世界大戦と、日本人移民にとって苦難の時代に、国吉は社会では小さい存在であったものを描き続け、ついにはアメリカを代表する現代画家の一人となりました。
初期の子供の目で描いたアメリカ、サーカスや酒場で働く人々を描いた中期、戦後の色彩豊かな幻想夢的世界。
一部の評論家に酷評もされていますが、多民族国家の中で、マイノリティとして生きる国吉の物憂げな孤独感のある独特の世界は決して色褪せることはありません。
寂寥感とユーモアの画家、国吉康雄が好きな方の参加をお待ちしております。
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