- 詳細 2022年7月5日 07:15更新
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駅構造
頭端式ホーム2面3線の地上駅である。ホームの北端に1階改札口、定期券うりば、西武観光案内所、駅事務所などがある。駅ビル・ホテルと直結している2階改札口もあるが、こちらは9:00〜21:00までの営業となっている。1階改札口の脇には売店、その隣に「銀座コージーコーナー」がある。
特急は乗車・降車ともに2番ホームで対応しているため、3番ホームは未使用となっている。1・4番ホームは10両編成に対応しているが、2・3番ホームは特急専用のため7両編成分の長さしかない。編成端をホームの南端に合わせているため、1階改札口から特急に乗車するときは、特急以外に乗車するときよりも60mほど長く歩く必要がある。また、2階改札口への階段は2・3番ホームの末端よりもさらに北側にあるために1つしかない。
JR東日本川越線・東武鉄道東上線の川越駅は本川越駅から見て南東に存在するが、改札口がホーム北端にしかないため、徒歩連絡による乗り換えの時間がより多くかかる。川越駅に近いホームの南端は幅が狭くなっていることもあり、改札口およびそこに通じる階段の設置は構造上困難である。
4番ホーム側の線路脇に0.3キロポストがある。
西武鉄道の駅では珍しく、発車標のLED表示は緑色であったが、運行管理システムの更新に伴い、発車標を交換したため、現在では通常のものになっている。
のりば
1 ■新宿線 所沢・田無・高田馬場・西武新宿方面
2 ■新宿線 所沢・田無・高田馬場・西武新宿方面（特急専用）
3 ■新宿線 （未使用）
4 ■新宿線 所沢・田無・高田馬場・西武新宿方面
利用状況
1日平均の乗降人員
* 2004年度:47,940人
* 2005年度:47,492人（西武鉄道全92駅中19位）
* 2006年度:47,750人（西武鉄道全92駅中19位）
特急「小江戸」号の利用者数は、乗降人員ではほぼ同規模の狭山市駅よりもはるかに少ない。主な原因として考えられるのは、川越市街地周辺の人が、東京へ移動する路線として主に東武東上線を利用することである。西武新宿線を使う人は埼玉西部・東京多摩地区への移動が多く、乗車区間が比較的短距離になる。また、2007年3月6日のダイヤ改正まで、快速急行「川越号」が本川越を出た後、狭山市を通過していたことも理由のひとつだと思われる。
その逆として、本川越へ向かう人の多くは、埼玉西部・東京多摩地区からの所用、または川越線・東武東上線への乗り換え目的であって、短距離の移動であることが多い。名前こそ「小江戸」だが、観光目的であっても所要時間の短い東武東上線・埼京線・川越線が選ばれる傾向にある。以上の理由から、本川越では大きな特急利用者数は期待できず、狭山市駅・所沢駅で特急電車の座席を埋めている状況である。
周辺
西武本川越PePe
西武本川越PePe
菓子屋横丁
菓子屋横丁
川越城本丸御殿
川越城本丸御殿
時の鐘
時の鐘
川越駅や川越市駅よりも旧市街地に近い場所に位置する。
* 本川越駅駅ビル
o 川越プリンスホテル
o 西武本川越PePe
* イトーヨーカ堂川越店
* 埼玉りそな銀行本川越支店
* 八十二銀行川越支店
* 武蔵野銀行川越支店
* 三菱東京UFJ銀行川越支店（旧UFJ銀行←旧三和銀行）
* みずほ銀行川越支店（旧富士銀行）
* 埼玉県警察本川越駅前交番
* 東武東上線川越市駅（徒歩約10分）
* JR東日本・川越線 川越駅（徒歩約15分）
* 川越市役所
* 喜多院
* つけめん頑者
* 丸広百貨店川越本店
* 県立川越女子高校
* 埼玉県道229号本川越停車場線
* 埼玉県道15号川越日高線
* 埼玉県道39号川越坂戸毛呂山線
* 川越市立中央小学校
バス
[編集] 路線バス
川越駅を経由する路線は、川越駅まではすべて100円で利用できる。
西武バス 川越100系統以外は、本川越駅が起終点。※印は、川越駅西口経由
* 新所02系統：上赤坂経由新所沢駅東口行 ※
* 本51系統：上赤坂行 ※
* 本52系統：川越駅東口経由川越グリーンパーク行
* 本53系統：今福中台行 ※
* 本54系統：今福中台経由川越営業所行 ※
* 川越34系統：西川越駅経由かすみ野行 ※
* 川越35系統：尚美学園大学経由かすみ野行 ※
* 川越35-1系統：尚美学園大学行 ※
* 番号なし：喜多院経由南古谷駅行
* 本50系統：南大塚駅入口経由川越営業所行
* 川越100系統：川越水上公園行（川越駅西口起終点、途中本川越駅のみ停車。季節運行）
東武バスウエスト
* 川越01系統：神明町車庫行、川越駅行
* 川越02系統：東松山駅行、川越駅行
* 川越03系統：免許センター行、川越駅行
* 川越04系統：桶川駅西口行、川越駅行
* 川越05系統：芳野中学校循環
* 川越06系統：上尾駅西口行、川越駅行
* 若02系統：若葉駅行、川越駅行
* 川越09系統：パイオニア前行、川越駅行
* 東坂02系統：坂戸車庫行、川越駅行
イーグルバス
* 小江戸巡回バス（喜多院・富士見櫓跡・氷川神社前・大手門・蔵の町・菓子屋横丁循環）
[編集] 空港連絡バス
* 羽田空港行
[編集] 歴史
* 1895年（明治28年）3月21日 - 川越鉄道川越駅開業。現在川越市の中心にある3駅（川越駅・川越市駅・本川越駅）の中で一番古い。
* 1940年（昭和15年）7月22日 - 国鉄川越線開業に伴い、本川越駅に改称。
* 1953年（昭和28年）3月21日 - 現在地に移設｡
* 1990年（平成2年）8月2日 - 駅構内改良工事完成。ホームが従来の3面5線から1面2線になる。
* 1991年（平成3年）9月5日 - ステーションビルオープン。
* 1998年（平成10年） - ホームの改修を実施。島式1面2線から現在の2面3線ホームとなる。
* 2002年（平成14年）- 改札口をオープンカウンター式に変更。
* 2006年（平成17年）- 11月11日駅開業111周年として、快速急行国分寺行が運行される。
[編集] 隣の駅
西武鉄道
■新宿線
特急「小江戸」始発・終着駅
快速急行「川越号」・通勤急行（出発電車のみ）
狭山市駅 - 本川越駅
急行・準急・普通
南大塚駅 - 本川越駅
[編集] その他
* 地元住民が使う略称は「ホンカワ」。
* 当駅から脇田信号所までの約900mが単線である。ちなみにこの区間は西武新宿線唯一の単線区間となっている。
* ラッシュ時に速達の1本目の通勤急行に着席目当てで反対側ホームに入線した電車から通勤急行車両に駆け込む光景が見られる（発車まで1分も時間がないため）。発車後も席目当てで車内間移動が行われる。正確にはこうした行為は本川越までの定期券等がないと無賃乗車とみなされる。
[編集] 関連項目
* 日本の鉄道駅一覧
* 川越駅（東日本旅客鉄道・東武鉄道）
[編集] 外部リンク
* 西武鉄道 本川越駅
西武新宿線・西武園線
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