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TRAVELLERコミュのトラベラーの歴史■ネタバレ注意!■

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コミュ内全体

トラベラーは舞台となる銀河帝国の大変魅力的な歴史が用意されています。
その歴史を、化夢宇留仁さんにお願いしてまとめていただきました。化夢宇留仁さん、ありがとうございました!

■注意!!■
日本では未訳の未来の情報も扱っているため、トピックの性格上ネタバレの記述は避けて通れません。
ですので、プレイヤーしかされない方、現在翻訳中の雷鳴版以上の歴史を知りたく無い方は、読まない方がいいかもしれません。

コメント(9)

VALISさんの許可をいただき、TRAVELLER世界の歴史について書かせていただきます。
 色々考えたんですが、TRAVELLER未プレイの方は現在の地球とTRAVELLER世界とのつながりも分かりにくそうだと思い、最初っから年表の抜粋とそれに対するコメントという形で書かせていただくことにしました。
第1回はTRAVELLERをプレイしている我々の時代よりも昔の話です。
 帝国歴というのは、通常TRAVELLERでプレイする時代に存在していた第3帝国歴です。


☆★☆1.遙かな過去☆★☆

●帝国歴?/西暦? 原生種族時代
 遙か昔に、超高度な科学技術を持った文明が栄えていたという説があります。

●帝国歴-400000/紀元前395000 太古種族時代
 太古種族と呼ばれる高度な科学技術を持った文明が栄えていました。
太古種族は原始の地球上から人類の種を持ち出し、銀河中にばらまきました。
また犬の祖先も連れだして遺伝子操作の末、彼方の惑星に放置したようです。

●帝国歴-10011/紀元前5493 ヴィラニ人の宇宙開発
 太古種族がばらまいた人類種の一つ、ヴィラニ人が宇宙開発を始めました。
その頃の地球では、まだ原始的な文明国家さえありませんでした。

●帝国歴-7980/紀元前3462 ゾダーン人の宇宙開発
 太古種族がばらまいた人類種の一つ、ゾダーン人が宇宙開発を始めました。

●帝国歴-3500/西暦1018 第1帝国の絶頂期
 ヴィラニ人による銀河帝国が絶頂期を迎えます。

●帝国歴-2559/西暦1959 地球人の宇宙開発
 ソロマニ人、つまり地球人がようやく宇宙開発に着手しました。
実にヴィラニ人に7452年も遅れていました。

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 原生種族についてはほとんど解明しておらず、その存在さえ疑問視されています。

 太古種族は、長年の研究の結果、銀河中に繁栄していたのが確認されていますが、我々の文明が築かれた頃には滅んでしまっていました。
現在(帝国歴1100年代)も生息しているドロイン人がその末裔だと言われています。
 太古種族にばらまかれた人類は、ヴィラニ人、ゾダーン人をはじめとした様々な人類種として現在に至りますが、太古種族がなぜそのようなことをしたのかは不明です。
 地球から持ち出されて遺伝子操作されたらしい犬の末裔は、現在ヴァルグル人として繁栄しています。

 ヴィラニ人による最初の銀河帝国「ジル・シルカ(星々の大帝国)」が最も栄えていたのは西暦にして1018年頃のことです。
まだ地球では神聖ローマ帝国が始まったくらいの頃です。
この時ゾダーン人も領土を広げつつありましたが、ヴィラニ人の帝国とは距離があったのでまだ遭遇していませんでした。

 我々がTRAVELLERをプレイしているいわゆる現在(西暦2000年代)はこのすぐ後ですが、見ての通りヴィラニ人やゾダーン人に比べるとあまりにも文明レベルが遅れていて、お話になりません。
ここには挙げられていませんが、他の主要な種族もこの頃恒星間文明を築きつつあります。
はじめまして

補足です。
ファミコンで「ドラクエ」が出るまでは「ファンタジー」や「剣と魔法」といったものは、かなりマイナーだったんです。
(「ローズ・トゥ・ロード」や、そのサプリメントの「グイン」などは一部で流行ってましたが「ダンバイン」とかも日本のファンダムの本流ではなかったんです)

トラベラーが出たのは、そういったファンタジーブームの前でした。
今回は現在(2005年)の我々から見ての近未来の話です。
このあたりまでは自分の目で確認できるかもしれませんね(笑)。


☆★☆2.近未来☆★☆

●帝国歴-2460/西暦2058 地球人が太陽系の開発を終了
 我々地球人による太陽系の開発が一段落します。

●帝国歴-2431/西暦2087 地球人がジャンプ航法を開発
 地球人が自力でジャンプ航法を開発します。

●帝国歴-2422/西暦2096 地球人がヴィラニ人と接触
 地球人が太陽系を飛び出してしばらくのこと、銀河系にはすでにヴィラニ人による銀河帝国(第1帝国)が存在しているのを知り、ショックを受けます。

●帝国歴-2408/西暦2110 「最初の恒星間戦争」開始
 地球人がヴィラニ人と遭遇してからたったの14年後には戦争が始まります。

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 西暦2058年に太陽系の開発が終了というのは少し早い気がしますが、国家の統一が進んで宇宙開発に多額の予算が割かれるようになったのでしょう。

 地球人が自力でジャンプ航法を開発したのは大きな事件でした。
通常自力でジャンプ航法を開発する前に他のジャンプ技術を持った種族に接触されると、その支配下に置かれてしまうケースがほとんどなのです。
 地球人は最初文明や科学技術の点で他の種族に大きく出遅れていましたが、このことによって一気に肩を並べられる立場になったのです。
この辺はスタートレック世界と似ていますね。

 地球人がジャンプ航法を開発し、意気揚々と銀河系へ飛び出してゆくと、そこにすでに広大な恒星間国家が存在するのを知ってショックを受けます。
そして両国の間には避けがたい軋轢が生じ、やがて全面戦争に発展してゆきます。
かたや1000年以上にわたって恒星間国家を運営してきたヴィラニ人による大帝国。かたやジャンプ航法を開発したばかりの小規模恒星間連合では勝負にならないかとも思われましたが、戦況は意外な展開を見せたのでした。
☆★☆3.人類の支配から暗黒時代へ☆★☆


●帝国歴-2204/西暦2314 「人類の支配」の開始
 地球人が長い戦争に勝利し、ヴィラニ人の第1帝国は終わりをつげ、第2帝国「人類の支配」が始まります。

●帝国歴-1776/西暦2742 「人類の支配」の終わり
 地球人による銀河帝国の支配が終わりを告げ、暗黒時代に突入します。

●帝国歴-1118/西暦3400 第一次アスラン国境戦争始まる
 復興しつつあったソロマニ人(地球人)を中心としたグループが、アスラン帝国との戦争に突入します。
これはいくつかあった国境沿いの大きな戦争の一つです。

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 ヴィラニ人による大帝国は、地球連合とは比べものにならない戦力と国力を持っていましたが、帝国首都が戦場から離れすぎていたということと、官僚制が進みすぎたせいで敏速な対応が出来なくなっていたことが明暗を分けました。
当時の最速の連絡速度はジャンプ2。これは1週間に約2パーセクの速度で、ヴィラニ軍が戦場から首都まで状況を伝えるだけで1年以上もかかる有様でした。
 新進気鋭の地球連合は対応の遅い帝国軍を次々とうち破り、ついには帝国首都に到達。見事勝利を収めたのです。
 この戦いを再現したゲームに、GDW社から発売されていた「インペリウム」があります。
現在は国際通信社から発売されています。
こうして地球人の支配する第2帝国「人類の支配」が始まりました。

 200年以上の戦争の末に手に入れた銀河帝国ですが、地球人類が支配を続けられたのは500年にも足りない期間でした。
ヴィラニ人が支配していた頃からの問題。連絡速度の遅さが帝国の維持を難しくさせていました。
新たな種族との遭遇も相次ぎ、辺境の問題は中央からの司令が届く前に次の段階に推移することを繰り返した結果、情報は真実味を失い、支配されている側は支配者の存在を知らないという始末。
やがて帝国は自然消滅してしまったのです。

 次に訪れたのは暗黒時代でした。
恒星間の連絡は途絶え、国外の技術に頼っていた機械は次第に動きを止め、総じて科学技術も退化してゆきました。
地球人の多くも、もはや故郷の名前さえ忘れて日々の生活に黙殺されるような状態でした。
この頃からソロマニ人という名前が、地球人という意味を失っていったと思われます。
 そんな中にも、なんとか文明の灯火を絶やさず恒星間の連絡を維持していたグループもあり、長い時間をかけて勢力を広めてゆきました。
やがてはそれが栄光の第3帝国の基盤になるのですが、国境付近では他種族も勢力を伸ばしつつあり、大きな戦争も何度もありました。
 その中のアスラン国境戦争を扱ったゲームに、GDW社の「ダークネビュラ」があります。
これも現在国際通信社から発売されています。
前回のダークネビュラの時代に関しては、第3帝国歴1000年頃の出来事だとする意見もあります。
化夢宇留仁の間違っている可能性はかなり高いので、あまり信用しないようにお願いいたします(笑)。


☆★☆4.第3帝国の誕生と拡大☆★☆


●帝国歴0/西暦4518 第3帝国の誕生
 クレオン・ズナスツによって第3帝国が建国されます。

●帝国歴76/西暦4594 「宥和作戦」(帝国拡大作戦)開始
 この作戦により帝国領土は急速に拡大してゆきます。

●帝国歴114/西暦4632 ソロマニ仮説が提唱される
 全ての人類種はソル星系のテラ(地球)に端を発するという仮説が提唱されます。

●帝国歴120/西暦4638 「宥和作戦」終了
 作戦終了後も帝国は領土を広げてゆきました。

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 暗黒時代の中で力をつけてきた勢力同士が覇権を競い、最終的にはクレオン・ズナスツが初代皇帝として第3帝国を建国します。
ちなみにこの頃になると西暦など誰も使っていませんし、知っている人もほんの僅かとなっています。
しかし地球に端を発する文化は第2帝国時代に充分に浸透しており、人々はそれが地球産の文化だと知らずに使用しています。
帝国歴の1年が365日なのも第2帝国の名残です。

 「宥和作戦」は政治的、経済的な圧力が主な手段でしたが、必要とあれば帝国は強力な武力も駆使して領地を広げてゆきました。
「宥和作戦」は44年後に終了しますが、その後も帝国は拡大を続け、帝国歴600年頃には第1帝国と第2帝国の領土のほとんどを統合し、更にゆっくりと拡大してゆきます。

 ソロマニ仮説とは、ソロマニ人は勿論のこと、ヴィラニ人やゾダーン人など、全ての人類種は地球から太古種族が持ち出した遺伝子に端を発しているという仮説で、その後の研究によってほぼ間違いないことが証明されています。
いよいよTRAVELLERの時代に突入です。
今回は主に辺境戦争関係を抜粋しており、混乱を避けるためにソロマニ連合に関する部分は除かれています。
ソロマニに関して分かりやすい解説を作るには、それだけで一つの流れとして書く必要があるかもしれません。
その予定はありませんが(汗)。


☆★☆5.辺境戦争〜TRAVELLER時代☆★☆


●帝国歴589/西暦5107 第1次辺境戦争始まる
 最辺境地域であるスピンワード・マーチ宙域で帝国外勢力との戦争が始まります。

●帝国歴604/西暦5122 第1次辺境戦争終わる。「内乱」始まる
 戦争のために集結した艦隊が叛乱をおこし、帝国首都に攻め込みました。

●帝国歴615/西暦5133 第2次辺境戦争始まる

●帝国歴620/西暦5138 第2次辺境戦争終わる

●帝国歴622/西暦5140 「内乱」終わる
 激しい皇帝の地位の争奪戦が一段落します。

●帝国歴624/西暦5142 Xボート通信網が開発される
 Xボート通信網が広がるに連れ、帝国内での通信速度が大きく改善されてゆきます。

●帝国歴718/西暦5236 Xボート網、帝国全土をカバー
 Xボート連絡網が帝国全土を網羅します。

●帝国歴800/西暦5318 帝国の「超能力弾圧」始まる
 超能力者は帝国の敵であるというレッテルが貼られるようになります。

●帝国歴826/西暦5344 「超能力弾圧」終わる
 弾圧は終わりますが、超能力は禁止されたままです。

●帝国歴979/西暦5497 第3次辺境戦争始まる

●帝国歴986/西暦5504 第3次辺境戦争終わる

●帝国歴1082/西暦5600 第4次辺境戦争始まる

●帝国歴1084/西暦5602 第4次辺境戦争終わる

●帝国歴1107/西暦5625 第5次辺境戦争始まる

●帝国歴1110/西暦5628 第5次辺境戦争終わる

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 辺境戦争とは、帝国最辺境地帯であるスピンワードマーチ宙域が、ゾダーン連盟やソードワールズ連合、そしてヴァルグル人などの帝国外勢力によって侵攻された戦争です。
5度にわたって発生した辺境戦争は、いずれも序盤は外部勢力が帝国領内に侵攻し、その後帝国は増援部隊の到着によって盛り返し、外部勢力が後退するという展開で、その都度領土が微妙に変化しています。

 また戦争終了時には辺境戦争で集結した部隊は帝国最強の戦力となり、叛乱を起こしてそのまま首都へ向かい、政府をのっとってしまうこともありました。
第1次辺境戦争時にはそれが内乱にまで発展し、短い期間で何人もの皇帝が誕生しては暗殺されました。
帝国にとっては辺境の敵軍よりも、それを迎え撃つために集結した味方の艦隊の方が脅威だったのです。

 Xボート通信網と言うのは、ジャンプ4(最大6)の能力を持った小型宇宙船によるリレー方式の通信手段で、このシステムによって帝国内での通信速度は大きく改善されました。
これによって辺境と中央の連絡も改善され、結果帝国の基盤が強化されました。少なくとも第2帝国のように自然消滅してしまう心配は無くなったのです。

 超能力弾圧は、辺境戦争の主な敵であるゾダーン連盟が超能力を使うために、その敵対心から表面化しました。
元々はゾダーン人も太古種族が地球から持ち出した人類種の子孫なので、帝国の人々も同じように訓練すれば超能力が使用できるのですが、戦争をきっかけに超能力=敵という図式が成り立ったのです。
表立っての弾圧は26年後に終了しますが、その後も帝国内では超能力の使用は禁じられています。
ただし敵の能力を知らないのでは話にならないので、帝国も超能力の研究を進めているのは確かでしょう。

 第4次辺境戦争後の1100年あたりから、第5次辺境戦争中までの約10年間のスピンワードマーチ宙域が、最初に登場したTRAVELLERの主な舞台でした。
多種類の種族が行き来し、点在する太古種族の遺跡がミステリーを提供し、開拓や冒険の舞台も残っている辺境、そして忍びよる第5次辺境戦争の影など、時代も場所もゲームの舞台としては申し分のない魅力に富んでいました。
続編のMEGATRAVELLERが出てからも、この舞台を利用する人も多いくらいです。

 第5次辺境戦争はそれを題材にしたウォーゲームもGDW社から発売されており、ゲームとしても好評でした。
日本でもホビージャパン社から日本語版が発売されていたのですが、今では入手難となっています。
化夢宇留仁さん、短期間に詳細なトラベラーの歴史執筆、お疲れさまでした!
通して読んで、改めて「トラベラーっていいなあ」という感を新たにしました。

皇帝暗殺〜反乱に関しては、レフリー次第でいろいろな展開が可能ですよね。実際に暗殺されたのは皇帝の影武者で本当の皇帝は生きていたことにしてもいいし、最終的にデネブ大公アルドンに天下を取らせても面白いかも^^

「第5次辺境戦争」は持っているのですが、計画記入が少し面倒で、最後までプレイしたことないんですよ。機会があればまたあの分厚い折りたたみマップを広げてみたいですね。
※この先はMEGATRAVELLERの情報に加え、日本では和訳版が発売されなかったTNEの情報が含まれております。
ゲームを歴史通りに進める必要はないのですが、先の展開を知りたくないと言う方は読まないようにしてください。


☆★☆6.帝国崩壊☆★☆

 この時代より、TRAVELLERの歴史は2つに分離します。
片方は大きな事件が発生し、帝国は内乱状態に突入します。
もう片方は事件は未然に防がれ、帝国は少々混乱はするものの、平穏な時代が続くのです。
 この先の歴史はゲームのレフリー次第なのです。
もしかしたらプレイヤーキャラクターの活躍で未来が決定されるかも???
 ここでは大きな事件が発生し、帝国が内乱状態に突入する歴史の方を駆け足で紹介してゆきます。


●帝国歴1116/西暦5634 皇帝ストレフォン暗殺される
 皇室会議は消滅し、第3帝国は中央政府を失います。

●帝国歴1117/西暦5635 帝位継承の争いにより、帝国は崩壊
 次期皇帝を名乗る者が多数現れ、帝国は「継承戦争」と言われる大規模な内乱に突入します。

●帝国歴1121/西暦5639 継承戦争の膠着化
 各勢力の大規模な艦隊戦が一段落し、今度はテロが横行するようになります。

●帝国歴1124/西暦5642 無法戦争の集結
 無法戦争と言われるテロの応酬が一段落します。

●帝国歴1125/西暦5643 苦難の時代の始まり
 戦争により疲弊しきった世界は、苦難の時代を迎えます。

●帝国歴1130/西暦5648 最終兵器の起動
 帝位継承者の一人、ルカンの軍が開発した最終兵器が起動。

●帝国歴1192/西暦5710 ハイヴ人のコンタクトチームが帝国領内に現れる
 最終兵器のダメージからなんとか立ち直ったハイヴ人が帝国領の調査に現れます。

●帝国歴1201/西暦5719 再建同盟の活動が本格化する
 新暦1年。新たな帝国の復活を目指した人類の戦いが始まります。

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 デュリナー大公によって、ストレフォン皇帝が家族もろとも暗殺されるという大事件が発生します。
デュリナーは皇帝暗殺規約をたてに自らを皇帝に任命。その後反対勢力との戦闘に備え、集結していた自らの艦隊に帰還します。
危ないところで生き残ったストレフォンの甥のルカンも自らを皇帝に任命。それに異議を唱えた皇室会議を解散させ、デュリナーとの対決のために艦隊を集結させます。

 デュリナーとルカンの2大勢力が武力衝突を繰り返している間に皇帝暗殺の報は帝国中を駆けめぐり、各地で更なる帝位継承者が名乗りを上げます。
その中には殺されたのは影武者であり、我こそは本物のストレフォンだと名乗る者までいました。

 帝国中を巻き込んだ継承戦争は激しさを増し、その混乱に乗じて帝国外からの侵略も多発しました。
そうして帝国は崩壊していったのです。
 このあたりの時代を舞台にしているのがMEGATRAVELLERです。
GDW社から発売され、日本でもホビージャパンから日本語版が発売されていました。

 やがて各勢力は多くの戦力を失い、大規模な艦隊戦が不可能になってくると、各地でテロが横行するようになります。
これを無法戦争と呼びます。
民間の施設や住民も巻き込んだテロは帝国の産業や技術の維持に致命的なダメージを与えてゆきます。

 テロが繰り返されて3年もたった頃には、各地の連絡は途絶え、技術の維持にも支障をきたし、帝国は立ち直れないほどのダメージを負っていました。
この後の苦難の時代を扱ったのが、MEGATRAVELLERのモジュールの一つ、ハードタイムスです。

 デュリナーがルカンとの最終決着をつけようとしていたとき、ルカンが最終兵器を開発しているとの情報を手に入れます。
デュリナーは最終兵器を手に入れるべくルカンの研究基地を攻撃しますが、それがきっかけで最終兵器が起動してしまいます。
最終兵器の正体は知能を持ったコンピュータウィルスで、デュリナーは知らず知らずそれを本拠地に持ち帰ってしまったのです。
その後最終兵器は、勢力も人種も国境もなにもかも無視して恐るべき速度で広がってゆきます。
帝国を支えてきたXボート連絡網と、船の間で所属を確認し合うトランスポンダがウィルスの拡大に役立ってしまったのです。
最終兵器は猛威をふるい、結果銀河帝国は消滅します。
 ちなみにスピンワードマーチ宙域だけは、帝国中央部との間に広大な虚無空間が存在したためにウィルスの侵入を防ぐことに成功し、なんとか文明を維持していました。

 最終兵器のダメージから最初に立ち直ったのはハイヴ人でした。
彼らは独自の思考形態により、人類種の救出を試み、帝国領内の調査に訪れます。
ウィルスにのっとられた恐るべきヴァンパイアシップの存在など、復興は困難を極めますが、やがては一部の恒星間の連絡を復活させることに成功。
そして「再建同盟」が結成され、帝国の復活を賭けて活動を開始します。
 この辺りの時代を舞台にしているのがトラベラー・ニュー・エラ(TNE)で、GDWから発売されていましたが、日本語版は出ないままになっています。



☆★☆7.終わりに☆★☆

 TRAVELLERシリーズは上記で説明した以外にも、最初にTRAVELLERを作ったミラー氏自らの新シリーズ「マーク・ミラーズ・トラベラー(T4)」や、皇帝暗殺が行われなかった世界を扱うガープス・トラベラーなどが存在し、それ以外にも新たなシリーズが企画されているようです。
 また日本では雷鳴社が、あらためて最初のTRAVELLERシリーズを翻訳しなおして発売しています。

 ここで紹介した歴史は、あくまでゲームを楽しむための参考にするためのもので、それに従う必要はないということを覚えておいてください。
例えば皇帝暗殺事件にしても、あったということにしてもいいし、無かったことにしてもいいし、どちらでもない新たな歴史を作っても構わないのです。
目的は歴史を守ることではなく、ゲームを楽しむことなのです。

※トラベラー・ニュー・エラ(TNE)時代の解説は、馬場秀和ライブラリの「入門TNE」を参考にさせていただいたことをお断りしておきます。

※VALISさん
追加修正の為、書き込みが前後してしまいました。
申し訳ありません。
歴史から少しそれてしまうレスですが・・・。

「第5次辺境戦争」のゲームは、トラベラーの歴史をそのままゲーム化した画期的な試みでしたね!
家にも眠っていますが、最後まできちんとプレイしたことがないかもしれません。
ゲームの性格上、艦隊の移動は計画記入制になっていて、専用のシートにどの星系にジャンプするか予め記入する必要があるんです。
リアルでいいのですが、どうしても時間がかかってしまい、僕的にはプレイアビリティの低下が気になりました。(もちろんウォーゲーマーの方には何でもない処理なんでしょうけど)

ただ、分厚い紙製で折りたたみ式のゲームボードに艦隊を並べて、一人であ〜でもない、こ〜でもないと、艦隊を動かすのも乙なものでした。

機会があれば是非またきちんとプレイしたいものです。

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