阪神間夜話コミュの宝塚映画祭

本年も宝塚映画祭が始まりました。小林一三肝いりで作られた宝塚映画制作所（スタジオ跡地は関学初等部になるという）の遺産を検証する映画祭です。

　特に今年は11月4日の最終日に特別フォーラムで、一三の甥で、元宝塚映画制作所長（宝塚音楽学校校長でもありました）の田辺節郎さん∥芦屋市∥の講演会があります。一三の肉声に親しんでいらっしゃった方は今ではかなり少数です。阪神間モダニズムにご関心のある方はぜひ。貴重な体験ができますよ！

　もちろん映画上映もよろしく！
　詳しくは以下のＨＰで。

http://takarazukaeiga.com/

コメント(2)

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[1] mixiユーザー 10月27日 23:04

本年も宝塚映画祭が１１月１日から始まります。今年の内容はすごいですよ。

　甲子園ホテル（現武庫川女子大の甲子園会館）で撮影された「新しき土」（１９３７年）の上映。日本では、東京の国立フィルムセンターくらいしか上映可能なフィルムがありません。これを関西で上映します。モダニズムあふれた甲子園ホテルの雰囲気が味わえます。ただし、映画自体は日独伊三国軍事同盟締結直前の雰囲気濃厚の国策映画です。ドイツ人が見たオリエンタリズムと申しますか、日本趣味というか、誤解された日本の姿が前面に出てきます。デビュー直後の原節子のういういしい姿が見れます。
　また、
「個人宅で発掘されたマキノ作品、復元されて里帰り上映！！映画保存協会により復元された1920年代の宝塚で撮影されたマキノ・グラフ作品『学生三代記』（宝塚球場ロケ）を上映。立命館大学冨田美香准教授と宝塚球場で少年時代を過ごした地元出身片岡昌明氏のトーク」というのもあります。宝塚ファミリーランド内に戦前のごく一時期にあった宝塚球場で撮影、というのもすごい！
　また、戦後の宝塚ファミリーランドで撮影された「サザエさん」シリーズの１本も上映されます。

　戦前戦後の阪神間モダニズムが満開の映画祭です。

　詳しくは

　http://takarazukaeiga.com/

　へ

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