増田俊郎（まっすん）コミュの10/19『ハーベスト〜秋穫祭〜』WYNTERLAND

ここのところ体調思わしくなく、
音楽院もパスの連続、ラジオレポもどこへやらで、
みなさんに大変ご迷惑をかけておりました。

このままではひきこもりオバサンになりそう！
更年期なんかに負けるもんか！（＾＾；と、
それまで晴天が続いてたのに、まるで試練のように降る雨の中、
神戸ウィンターランドの「秋穫祭〜ハーベスト〜」へ行って参りました。

出演者がいろいろということもあって、若干、年齢層が高い？
お客様は私よりもまだお姉様？方が多かったような、、、（笑）

まっすんを知ってライブハウス通いを始めた頃から、
つまり２０数年前に拝見していた方々、金子マリさん、石田長生さん。
石やんはCharとの「馬呆」でちょくちょくTVで見かけたりしていて、
ソロライブに行ったことなんかもあったが、
金子マリさんは正に２０数年ぶり！
もう大きな息子さんが２人居るそうですが、相変わらずのロングヘアーを
ふわふわに身に纏い、日本のジャニス・ジョップリン風情のままでした。

このおふたりを見ることも楽しみの１つでしたが、
なんといってもメインは、JAYWALK耕一さんとまっすんの競演。

生の耕一さんは、同じく２０数年前に大阪の南港だったか？であった、
野外ライブで遠くから見たイメージと全く違わなかった。

変わらない人ですねえ！
髪とヒゲに少し白いものが混じってるのを除けば、
スタイルも雰囲気も、昔のイメージのままでしたね。
「黒」のイメージもそのままに、黒のTシャツに黒のJKでした。

みんなラフなスタイルの中で、「オレだけ場違い？」と気にしてて耕一さん。
それをあおるようにまっすんが「昨日の朝のTVで着てたヤツ？」と（笑）

あ、ちゃんとライブ紹介しておかないといけませんね。

チキンジョージの改装閉鎖に伴ってオープンした三宮ウィンターランド。
早くも１年を過ぎ、その１周年記念の「秋穫祭」ライブが、
10/19　石田長生さん、金子マリさん、ケニー井上さん、中村耕一さん、
そして増田俊郎、というメンバーで開催されました。

個性的なメンバーが入れ替わり立ち代わりで登場。

まずは、石やん、ケリーさん、まっすんのトリオが並ぶ。
インスト曲でのギター競演と、なんとディック・ミネさんの「ダイナ」。
ケリーさんはあまり知らないのですが、おしゃべりがまるで国営放送の
アナウンサーのように「ですます調」でユニークなキャラでした！
エレキ１本での弾き語り。ムーディーなヴォーカルを聴かせてくれました。

ケリーさんと交代で耕一さん登場。
ギターを持って現れた耕一さんに「ボクのお水持ってきてくれます？」と
いきなりパシリ扱いするまっすん（笑）
ギターを置いて、即楽屋へお水を取りに行く素直な耕一さん。
「ゲストアーティストに何をさすねん！」と石やんがつっこむ！

耕一さん、めちゃくちゃキンチョー（＾＾；
どこに視線を置けばいいか、もう、まっすんの方しか見ない。
なんかしゃべってくださいよ、という振りにも、
まっすんだけが頼り、という表情で一挙手一投足を目で追って
助けを求めてる（笑）
仕方なく、まっすんが「耕一さんのソロアルバム知ってます？」と
話しだしても、もう、いいって！と、早く歌！歌！という感じ。

「何も言えなくて、、、夏」
初めて生で、そしてアコギバージョンで聴けました。
歌っている耕一さんはキンチョーとは違って素敵でした！
唯一、私が買ったJ-WALK時代のSCD。
でも、歌詞は私が買った最初の冬バージョンの方が好きだな。

一気に歌ったわけではないですが、まっすんと耕一さんで
「フェンスの向こうのアメリカ」「今夜を永遠に」
「Good Fellows〜Sunset Hills〜」

耕一さんのヴォーカルはCDで聴くより、生の方がずっとよかったな。
「今夜を永遠に」JAYWALKバージョンではなく、まっすんアレンジでと。
耕一さんが歌うと、これって結構甘いラヴソングなんだよなって実感する（笑）
一番前のテーブルを陣取っていた耕一さんファン（であろう）の女性たちは、
胸キュンキュンだったのではないだろうか（＾＾）

まっすんソロは、「終わりのない夏」「明日からがんばろう」
今回のベストヴォーカルは石やんとの「That Lucky Old Sun」だったな♪
他のアーティストとの競演ではソロの時とは違って、
いつもより、ギターやヴォーカルをちょっと頑張っちゃうまっすんを
見るのが楽しいんだけど、う〜ん、いいなぁ！と思った瞬間。

金子マリさんの「You've Got A Friend」や
全員で歌った「雨を見たかい」や「Wha's Goin'on」など、
７０年代初めのいい曲いっぱいやってくれて、
あ、石やんとマリさんのバン・モリソンの「クレイジー・ラブ」もGOOD!
ほんとに聴き応えたっぷりのライブでした。
こういうメンバーでのライブって、なかなか見られないだろうなあ。

時々暴走？するマリさんに、まっすんでも収拾つかなくなると、
ここ一発「金子さまぁ〜！」と石やんが絶妙に押さえ込む（笑）
ライブの強者たちが、それぞれ好き勝手に主張しあってるようでいて、
全員で聴かすコンビネーションは見事なものでした。

なんか、それぞれのソロコーナー無くていいから、
ずっと全員で何かやってて欲しかったって思ったくらい（＾＾；

オープンは去年の４月か５月だから、１周年じゃなくて１年４ヶ月周年？とか、
「ハーベスト」なのに、なぜニール・ヤングをやらないの？
などなど、細かいツッコミがマリさんから入る中、
２周年もこのメンバーで！という最後の締めの言葉に、
終始「おーい！と言えば、中村さん」とマリさんに呼ばれ続けた耕一さんも、
「来てくれますよね？」に無理矢理「ハイ！」と（笑）

共演のアーティストの方も今回が初顔合わせだったり、
収穫の多いライブだったのでは？と思えたし、
観る側もたっぷりと「音」の豊作を味わえたひとときでした（＾＾）

もう１つ！
まっすんがいつも「ガウチョさん」（そう聞こえる）と紹介するPAさん。
いつも思うけど、ほんとに素晴らしいミキシングで、バランスの良い
心地良い音で聴かせてくださる。今回もまたそれを実感したライブでした。

そして、最後にグッドニュースを少し。
来年１月に、このウィンターランドで、まっすんのフルバンドライブが決定しました！
２００５年のチキンジョージでのライブ収録時と同じサポートメンバーです。
詳細はまた近々に、ここやオフィシャルサイトで告知致します。
お楽しみに〜〜〜〜〜♪