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社会学コミュの[質問]なぜ企業は成長を続けないといけないのでしょうか?

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初めまして。広告屋さん勤務ですが珠に無性に虚しくなる事があり(笑)拠り所を探して早5年の者です。
一般に我が国が則る市場原理下では企業の成長、順番はイマイチ分かってませんが、資本を元に労働を分配して(雇用の拡大)、剰余利益を拡大して(成長)の繰り返しをヨシとするように見受けられますが、時に我が国にあっては別に大して必要ねーだろとおぼしきモノやコトでも必死に必要性をデッチあげて無理に成長を促進させているかのように感じる事がままあります。
とそこで、皆様に質問です。

何故企業は成長を続けないといけないんでしょうか?

ご意見と参考図書ないしかurlを頂けますと幸いです。
宜しくお願い申しあげます!

コメント(40)

わたしもつねづね不思議に思っていました
地球資源の有限性などを考えたらどうしたって限界があるように思います
前年度比プラスじゃなくてもマイナスにさえならなければ問題ないのでは?
自分が思うに利子の問題があるように思えます
経済はつねに成長し続けることが前提になっている
という話を聞いたこともありますが、この前提そのものが現実的でないような気がします
> 2 ジョルディ・滝音さん
ご回答ありがとうございます。

はい、コンサル会社勤務の友人がやはり「利子」ではないかと言っていました。

資本主義の定義があまりよくわかっていないので漠然と「資本主義」とここでは言いますが、
資本主義の本質が、富が富を生む、という原理に基づくから、結局利子でしょ、

と彼は言ってました。。。
人によって色々なご意見はあるでしょうが…、僕は、未だにマックス・ウェーバーが『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 (1905年に出たものですが)で示した理解が、一番まとまって、よくできていると思っています(真実であるかどうかは別ですが)。

あまりにも有名な話ですが、質問の文脈に即して簡略に示します(解釈が間違っていたらごめんなさい)。

1、企業が成長し続けなければならないのは、他の企業全てが成長戦略を取っているからである。成長しない企業は相対的に規模が縮小しつづけることになり、淘汰されるほかない。

2、成長戦略は、キリスト教プロテスタントの世俗内禁欲の観念から生れる。中世末期にヨーロッパで誕生したこの宗教的観念では、自らの職業(天職)に全身全霊を捧げることが信仰の証として機能した。人々は勤労に勤しむとともに浪費を避けるため、大量の剰余が蓄積されるが、それらは直ちに天職の資源として利用され、再投資による資本の増強がここに誕生する。

3、この文脈では成長主義は資本主義と同じである。こうした動機にドライブされる企業は、生産や経営の合理化への欲求も持ち、無類の競争力をもって他のタイプの企業を駆逐していくことになる。このメカニズムが働くと、宗教とは無関係に成長経済が全世界を席巻してゆく。


以上です。ウェーバーの本は岩波文庫で出ていますが、やや重厚長大に過ぎるかもしれません。



> 4 あささん
ありがとうございます。
小職も社会学科卒なのでプロりんは読んで且つ理解しなきゃと思いつつつい面倒で超訳資本論を寝る前に読もうと本を開いたところで意識が途切れる感じです。

> 1、他の企業全てが成長戦略を取っているから
これって不思議ですよね。
自分の取り分で満足する島がたくさんあったら調和するだろうに、敢えて他社の領分を蹂躙しようとする商魂ってどこから来るものなんでしょう。

というところでウェーバは信仰を持ち出すんですが、じゃあ日本はどうなのよ、見たいなところがありますよね。
そこで
> 生産や経営の合理化への欲求
で宗教と切り離して考えるんですが、
こうなってくると合理化とか効率追求とかが競争戦略で資本主義でありプロテスタンティズムなのか?となるとちょっと教条的過ぎる嫌いもありますよね。

合理化ってもう少し自然に近い感じがします。んー。

> ウェーバーの本は岩波文庫で出ていますが、やや重厚長大に過ぎるかもしれません。

いやーでも学徒として読まないととは思います。いまだにギデンズの要約でしか触れてないという。
 マルクスは、資本を「自己増殖する価値」と定義しました。マルクス理論を説明しだすと長くなるので、乱暴に要約して、ここでは価値=貨幣くらいに考えてください。
 そして、マルクスによれば、価値の蓄積が自己目的になり、「生産のための生産」にまで拡張する、ということです。トピ主さんは、サービス産業の例を挙げておられます。私見ではサービス産業は価値を生まないのですが、それでも資本である以上、価値の蓄積が自己目的化することは、資本の本性として当然のことです。
 また、マルクスは生産の高度化とともに、生産に必要な資本の規模が大きくなっていくことも指摘しています。価値の蓄積は、資本相互の競争という点からも外的強制となっていて、資本はたえず自己増殖し続けねばならない、ということです。

 プロテスタンティズムの立場から、財の蓄積を正当化した思想家としては、ジョン・ロックがいますね。貨幣は腐らないから蓄積してもいいのだと述べてます。
基本的にマックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』が、現在の資本主義の原点であり、++円蔵++ さんの仰る点も分かりますが、原則としては「成長」こそが資本主義の根幹にあります。
ただし、現在の資本主義はプロテスタンティズムの倫理が抜け落ちており、金をもっている事がえらい、といった風潮です。よって適切な成長ではないと思いますし、現在の資本主義社会に警鐘を鳴らすのはもっともな行為だと思います。


>++円蔵++さん

>というところでウェーバは信仰を持ち出すんですが、じゃあ日本はどうなのよ、見たいなところがありますよね

僕は、「ヨーロッパで始まった資本主義システムに巻き込まれた」というふうに理解しています。幕末以降、欧米の企業との競争に負けないために走ってきた、と。
そういう意味で「日本と西洋」という二分法は日本人的というか、やや傲慢なところがあるな、と。日本は世界システムの中で二次的・後発的な位置にあると考えていいのじゃないでしょうか。
なぜ成長をしなければいけないのか、という理由ですか。難しいですね。
でも、拡大戦略をとらずとも成長せず衰退せず運営できている会社もあるし、
その企業群との対比をすれば見えてくるものがあるかもしれませんね。
私は社会学の研究を引退して長いので理論的なものはわかりませんが。

でも、一つ言えるのが極端に成長してそれが破綻するとき、そのショックが年々激しくなるような気がしますね。このまま成長だけでいいのか…
私が考える質問への回答は、
成長した方が都合の良い人間が権力を握っているから、
企業は成長を続けなければならない、というものです。

成長した方が都合が良い人間とは、マルクスの云うところの資本家であります。
では、なぜ、資本家にとって、企業が成長を続けることが都合が良いのでしょうか?
当然、資本家が得をするからなのですが、
それは、資本主義というシステムと企業の多くが採用している株式会社という仕組みが
原因だと考えております。

株式会社は、株主より資金を集め、それを基に様々な事業を行い、
その利益を株主に配当という形で還元します。
したがって、資本家が株式会社に投資するのは、
資本家がより大きな富を獲得できるからです。
そのため、株式会社は成長しないと投資家にメリットを提供できなくなり、
資金が集まらない事態に陥ります。
そうならないために、株式会社は成長し続けなければならないのです。

ですから株式会社は資本家が労働者から富を搾取する
資本主義というシステムに実にマッチした仕組みであり、
資本主義の歴史は株式会社の歴史であるとも捉えることが
できるのではないかと私は考えております。

(数年前に流し読みした本なので、内容が不確かですが、
奥村宏『会社をどうかえるか』ちくま新書、2003年
にも株式会社の仕組みに焦点が当てられていたように記憶しています)

以上のことから、繰り返しになりますが、
成長した方が都合の良い人間(資本家)が権力を握っているから、
企業は(株式会社の成長という宿命もあり)成長を続けなければならない、
のだと考えております。


トピの趣旨とはズレますが、
私自身は、私を含め数多くの労働者階級はどうすれば、
搾取される側から脱却できるのか、
または、この状況を変革できるのかに興味があります。
その可能性として市民社会論に興味を抱いております。
> 6 ケンケンさん
ありがとうございます。円蔵です。
結局廣松先生の今こそマルクスを読み返すを読み返しています。

>  価値の蓄積が自己目的になり、「生産のための生産」にまで拡張する、ということです。
これはなんとなくわかるような気がしています。
生産のための生産という地平が競争にならざるを得なそうなことも、
となるとリチャード・ドーキンス風に、
自己増殖する仕組みとして、競争ってそういうもん、
と感覚的には理解できます。

というところを学んで理解したいと思います。

>  私見ではサービス産業は価値を生まないのですが、
これについてはご参考までになんででしょう?
> 7 みぞひろさん
ありがとうございます。円蔵です。

> 原則としては「成長」こそが資本主義の根幹にあります。
> ただし、現在の資本主義はプロテスタンティズムの倫理が抜け落ちており、
あー
http://ja.wikipedia.org/wiki/資本主義
不思議なんですが、
するとなんで資本主義になったんだっけ?
というところを精査理解する必要があるということですね。
でかい課題だ・・・
> 8 あささん
ありがとうございます。円蔵です。

> 僕は、「ヨーロッパで始まった資本主義システムに巻き込まれた」というふうに理解しています。幕末以降、欧米の企業との競争に負けないために走ってきた、と。
なるほど、それはそのとおりだと思います。


> 日本は世界システムの中で二次的・後発的な位置にある
小職は日本の溺死もとい歴史に疎いのでアレなのですが、
「越後屋おぬしも悪よのう」
という越後屋が儲かる経済情勢というのは資本主義とは違うんでしょうか?

> そういう意味で「日本と西洋」という二分法は日本人的というか、
それはまったくそのとおりです。
小職は世界史にも疎いのでアレなのですが、
列強と産業革命と日本に開国してくださいよ〜
の関係がわからないとうまく切り替えしができなさそうな感じがします。
> 9 ましを@満州軒さん
ありがとうございます。円蔵です。

> 私は社会学の研究を引退して長いので理論的なものはわかりませんが。
いまこそ復活ですよ(笑)

> このまま成長だけでいいのか…
小職、持続可能な社会、というキーワードが木になっていますもとい気になっています。
> 10 qhnyさん
円蔵です。
ありがとうございます。

> 成長した方が都合の良い人間が権力を握っているから、
> 企業は成長を続けなければならない、というものです。
そのとおりだと思います。
成長の所有者はつまり権力になるということなんですね。

> それは、資本主義というシステムと企業の多くが採用している株式会社という仕組み
> ですから株式会社は資本家が労働者から富を搾取する
> 資本主義というシステムに実にマッチした仕組みであり、
> 資本主義の歴史は株式会社の歴史であるとも捉えることが
あーなるほどー
すごい光明が降り注ぎました。

> 奥村宏『会社をどうかえるか』ちくま新書、2003年
これは今日買って帰ります(笑)

> 私自身は、私を含め数多くの労働者階級はどうすれば、
> 搾取される側から脱却できるのか、
搾取というと本当にオーナーがまるで悪人になっちゃうのがかわいそうというところもあり、
搾取されない労働のあり方という切り口という意味では小職もものすごく関心があります。
学ぶには
児玉克哉 平田清明 小島大徳
あたりでしょうか?
これは敢えての挑発的な問題提起なのですが。
なぜ成長を続けてはいけないのでしょうか?

社会全体が豊かになることで、私達は楽をしている。それは事実です。
成長を続けることの非合理は、それこそウェーバーやマルクスの時代から言われていることなのでしょうけれど、それでも私達は成長をしてきたし、ウェーバーの時代の生活に戻ろうとはとても思えない。恐らくは、貧困層の生活レベルも当時よりは上がっているでしょうし。社会不平等の非合理は悲観的論者が言っていたレベルよりはマシなレベルに改善ように思えます。
 化石燃料は枯渇するかもしれませんが、企業的努力は太陽電池だとか代替燃料だとかはては石油事態を合成する技術だとかを開発しようとしているし。成長限界による破滅を回避できるのは、恐らく抑制ではなく、大きな先行投資による努力では?
 いつかは成長が限界にたどり着くとしても、それを言ったらいつか宇宙が破滅するのも自明のことだし、その限界がくるまでは、限界を目指して進歩していくという方向性もありえるのではないでしょうか?
> 16 ジェントルイエローさん
ありがとうございます円蔵です。

> なぜ成長を続けてはいけないのでしょうか?
いや、成長する分にはいいんです。

定義の問題なんですけれども、
「お金に換算していくら増やした」=「成長」
だとすると、
利用価値を伴わなくても貨幣は成長(増殖というか)できる仕組みになっているので、
> 社会全体が豊かになることで、私達は楽をしている。それは事実です。
利用価値を伴わない貨幣だけの増殖を志向する成長がもたらすのことが豊かさかどうかは疑問、というところはあります。

> 成長を続けることの非合理は、
あの二人は非合理って言ってたんでしたっけ?

> それでも私達は成長をしてきたし、
成長しようと思ってしてきたのかどうかはなぞですよね。
小職は3年前まで、
月曜日から金曜日まで1日8時間だけ働いて、
年収が380万円以上もらえれば別にそれ以上はいいや、
と思ってました。
今は所帯もちなのでもう少し必要なのでがんばって働いてますが(笑)

> ウェーバーの時代の生活に戻ろうとはとても思えない。
その時代なりにちょうどよさがあるんだろうとも思えます。

> 社会不平等の非合理は悲観的論者が言っていたレベルよりはマシ
格差が生じるのは合理的に進めた結果では?

>  化石燃料は枯渇するかもしれませんが、企業的努力は太陽電池だとか代替燃料だとかはては石油事態を合成する技術だとかを開発しようとしているし。
代替エネルギーってお金をかければの話ですが既に実用化できる水準では?
そしてそこに投資していくのは利用価値を伴う成長を伴った進歩だと思います。

>  成長限界による破滅を回避できるのは、
成長が止まると破滅するんでしたっけ?

>  いつかは成長が限界にたどり着くとしても、それを言ったらいつか宇宙が破滅するのも自明のことだし、
それはまじっすか?

>  その限界がくるまでは、限界を目指して進歩していくという方向性もありえるのではないでしょうか?
必ず成長=進歩でしょうか?
賃金労働によって生計を立てる労働者にとっては、勤務先の会社のビジネスが機能し続けていなければならない。
会社の経済活動にとっては、何を売って儲けを得ているかが大事なのではなく、ともかくモノやサービスを売り続けて金を回し続けなければならない。
お金の価値は流動的なので、為替相場と雇用費用に合わせてお金を貯めつつ投資する必要がある。
だから、会社は成長を続けなければならない。


要は、労働力を会社に支払うことによって収入を得る人は、たとえ会社のビジネスに意味が見いだせなくても、自分が生き残るために会社を存続させなければならない。だから、労働者は働くのです。
 会社がなぜ成長しなければならないかって?
だって、売り上げ・利益が増えないと給料上がらないじゃん。
> 18 うえぽんさん

円蔵です。ありがとうございます。

> だから、労働者は働くのです。
もっともだと思います。
> 19 よどやさん
ありがとうございます、円蔵です。
> だって、売り上げ・利益が増えないと給料上がらないじゃん。
会社から出て行くお金を減らしてみたり、
転職してみたり出世してみたりという手もありますね。
以下、あえて「成長」戦略を取らないケースもあります。
http://www.n-yuki.net/blog.php?itemid=425

つまり、「成長しなければならない」も一種の思い込みに近い部分もあります。

ただし、最近気づいたのは、「お金」の構造から来ているのではないかと思います。

めちゃくちゃ簡単に言えば、何かをしようとしてお金を借りたら利子をつけて返さなければならない点と、誰かが成功すれば誰かが負けるようになっている点があります。

これは、ゲゼル経済学を学べばよく分かります。
http://www.grsj.org/
http://www3.plala.or.jp/mig/gesell/nwo-jp.html
> 20 非ピリン系さん
ありがとうございます。円蔵です。
> 現状維持をヨシとできない……なぜでしょうねぇ。
既に部分的には過剰だから削減してもいいくらいだと思うこともあります。
だからといって失業者があふれていいとは思っていませんが。。。
>11 円蔵さん

 マルクスは労働価値説をとっていますが、『資本論』では物質的生産を行う生産的労働だけが価値を生み、物質的生産を行わない不生産的労働は価値を生まないとしています。ただ、マルクスの時代の不生産的労働とは、召使のようなものであり、現代のサービス労働とはレベルが違う、との議論があります。
 マルクス経済学では、「サービス労働は価値を生むか」をめぐって、「不毛」と言われることもあるくらい無数の論争を重ねてきたようです。僕にはとてもフォローしきれませんが、素朴に、『資本論』は、サービス労働は価値を生まない、と言ってんじゃないの?と思っているレベルです。雑誌『経済』2003年1月号・2月号に載った川上則道氏の論文「サービス生産をどう理解するか」上・下を読んで納得したことがあったくらいです。このレベルでは、本当はサービス労働論を語るべきではないのですが。
 しかし、サービス産業でも資本の論理は貫徹しますので、私見では、厳密には「生産」とは言えなくても、マルクスが「生産のための生産」という言葉で表現したことがあてはまるのではないかと思います。
●GDP
GDPの数値がとにかく上昇すればいいとしたら、
理想はジンバブエ状態(貨幣の価値が全くない)なのでしょうか。 
それはないでしょうけれども(笑)、1位の、アメリカのような状態なのでしょうか。
僕には耳が痛い話なのですが、アメリカの学生さんは、
大学生になった時点でローンカードを発行することによって親元から自立する、
というような家族携帯の観念を持つなど、
ともかくローンカードが一般にかなり普及していたといいます。
でもサブプライムローン問題は、恐らくこの常識がある程度関わって起こってるんですよね。

GDPは、ミクロな面で見れば、所得格差がほぼ開いていないという仮定ですが、

人一人が生涯生きるのに必要な資金が厖大になればなるほど、GDPは基本的に上昇する

という風に解釈しているのですが、これって、大体あってるでしょうか?
どうも市場取り引きは、そこから遊離することがあるみたいなのですが。
でも対外的にGDPが低いと、何か不味いんですよね。
僕はそこのところがあまり良く分かっていないので、できれば教えていただきたいです。


●地域通貨
貨幣論の成果から、地域通貨の試みがかなりあると聞いているのですが、何かご存知でしょうか。
つまり、貨幣論のむつかしい議論から、貨幣の性質を抽出して、その欠点に規制をかけて流通させる、
ということを、国家単位や全世界的に、というのは無理ですから、地域的に実験するというものですね。
確か
1、価値尺度
2、媒介
3、蓄積
4、増殖
とかいう幾つかの機能が抽出されてるらしいのですが、
このうち蓄積機能と増殖機能が、経済的な意味で「暴走」し易いことがはっきりしているらしいのですね。
そこで、地域通貨には「使用期限」や「マイナス利子」、「トービン税(でしたっけ)」などを設けることで、
過剰蓄積や再分配の滞り、無限増殖を抑制できるのではないかという取り組みがあると聞いたのです。

が、具体的に上手く行っているのかどうかとか、そういう情報が近くにありませんであせあせ(飛び散る汗)


●ベーシック・インカム
僕はここまで来ると、流石に常識から逸脱して考えるのも難しいのですが、マルクスだけでなく、
ちょっと権力寄りなのかもしれないですけど、ギデンズとかウルリッヒ・ベックなんかも、
基本的に先進諸国ではこれから先、国内出身の労働力の需要が永続的に増えるということだけは
全く見込めえないと、言い切ってますよね。
ベックによると、正社員以外の枠を増やしたりなんかすることで、
失業率は計算上かなり誤魔化しが利くので、全く参考になる数値じゃないということですけど。

いや、でもやっぱり自分で言い出しといて、ベーシック・インカムの話は「脱線」ということで手(パー)
大体、財源が問題ですよね。あるいはそれこそベーシック・インカムの方にこそ、
「使用期限」とか「マイナス利子」を設けるか何かして、せめて同じ通貨でというのは・・・
僕自身を鑑みても怠けそうなので、今のところ、「本は読んでみてもいいかな」という位ですあせあせ


少し脱線してしまいましたが、ついでにご意見いただけたら幸いです。
>17
なるほどぉ。
成長=進歩ではないのではないか、不必要不合理な成長までも行っているのではないか、と。
それはその通りのような気がしますね。
そしてその原因が貨幣制度であるとか利子の問題であるとかにある気もします。

ただ僕は割りに極端な進歩主義者、自由主義者ですので、「たとえ非合理なように見えようとも、自由市場であるとかが現に進歩をもたらしてきたのだし、多少の不必要・不合理な投資やマネーゲームは、必要なら別にやればいいじゃん。問題がでたら対処するぐらいで」とか思ってしまいます。>成長しようと思ってしてきたのかどうかはなぞですよね。と、申されましたが、まさに成長しようと思わなくても成長してしまうのがミソということで。
なんかアメリカに毒されたっぽい思考だとは自覚しているのですが、ただ、決定的に自分の直感を否定する論理にも出会ったことがないのですよねえ。



以下蛇足的レス。

>> ウェーバーの時代の生活に戻ろうとはとても思えない。
>その時代なりにちょうどよさがあるんだろうとも思えます。
死亡率と平均寿命てきにそれはない、とは申させていただきます。

>> 成長限界による破滅を回避できるのは、
>成長が止まると破滅するんでしたっけ?
しないんでしたっけ?(自分でも曖昧)
なら、それはそれで限界まで成長すればいいと思いますが。

>>いつかは成長が限界にたどり着くとしても、それを言ったらいつか宇宙が破滅
>>するのも自明のことだし、
>それはまじっすか?
ちょっとしたSF豆知識なのですが、熱力学的終焉、宇宙の熱的死、といいまして。
エントロピーは増大し続けて減ることはないので、いつかエントロピーが極大になって宇宙は滅びる、という物理法則から導き出される話です。(トピ違いなので詳しい解説は他に譲ります)
> ジェントルイエローさん
> ちょっとしたSF豆知識なのですが、熱力学的終焉、宇宙の熱的死、といいまして。
> エントロピーは増大し続けて減ることはないので、いつかエントロピーが極大になって宇宙は滅びる、という物理法則から導き出される話です。(トピ違いなので詳しい解説は他に譲ります)

トピ違いになるかもしれませんが熱的死に対して誤解があるようです
これは滅びるとかそういうことではなく熱的平衡状態になるということです
エネルギーは高いところから低いところへ流れます
それによってエネルギーの高低差がなくなったときが熱的死です



でも完全な熱的並行状態が「滅び」ではない、っていうのは無茶では?
そりゃ宇宙が存在しなくなる、とは違いますが。
> 25 ケンケンさん
円蔵です。ありがとうございます。

>  素朴に、『資本論』は、サービス労働は価値を生まない、と言ってんじゃないの?>  しかし、サービス産業でも資本の論理は貫徹しますので、私見では、厳密には「生産」とは言えなくても、マルクスが「生産のための生産」という言葉で表現したことがあてはまるのではないかと思います。

なるほど、非常に難儀なトピックなんですね。僕らは広告主と媒体社に寄生するハブみたいなものなので、こういう立ち居地では基本マージンで食べるわけですが、マージンで回ってる企業ってそういえばたくさんありますね。実態として何にもしてないかというと、ある程度何かはしているものの。
> 26 しぶふさん
ありがとうございます、円蔵です。
完全に経済学は門外漢なんですが、
GDPについては思うところがあります。
勝間さんがめちゃくちゃ指摘していますが、
労働時間の割りに日本のGDPは低くねえかと。
それってのもなんとなくトピック趣意に噛ませています。

> ●地域通貨
> ●ベーシック・インカム
ぜんぜん知りませんでした。。。
これは学ばないとイカンと思います。
> 29 ジェントルイエローさん
カオスの話題も散逸構造という観点から関心があります。が、これはちょっとアナロジ過ぎる感じもします。
かなり以前に同じ問題を考えたことがありますけど、私は、企業は最も手っ取り早くリスクを回避するために成長するというのがその結論だと思ってました。成長戦略により、より多くの利益を得て、より多くのキャッシュを得るのがその結論になるのだろうと考えて終わった気がします。細かい話は、ほとんど省いてますけど・・・・・

現実的な企業は、ライバル企業や商品や労働者や消費者やあるいは経営そのものから実際に様々なリスクを負ってますけど、そのリスクを一番手っ取り早く解決するのが成長戦略であり、成長することによる利益とキャッシュの蓄積であり、その再投資なのだろうと思います。

ただし、この企業の成長戦略の維持システムはかなり複雑ですので、あまりにも肥大化すると、機動性が悪くなって激変する市場や環境に適応できずに恐竜のように死滅するのだろうと思うのが、まさに自然環境とそっくりで、自分では納得してます。結構、細かい分析をするとゲーム理論でも説明できそうな気がしますけど、私には手におえそうもないので、やろうとも思ってませんが・・・
「企業は成長しなくてはならない」というのは、一部の経済学者、金融屋、政治家の土俵に上がった場合の話でしょう。

たとえば、私の住んでいる京都の場合だと「天下一品」という全国的な拡大路線を採っているラーメン屋があります。一方で、1店舗のみで、ひたすら求道者的に味を追求している店もあります。

政治、経済の都合から言えば、「天下一品」は新たな雇用と経済の流れを生み続けます。でも求道者的な店は、味覚の新境地を開くことはあっても、大きな雇用や経済の流れを生み出せません(※そこで日清食品が「即席麺でその店の味を再現して大量販売」ということになると、話は別の土俵に移ります)。

でも社会学では、「天下一品」も求道者的なラーメン屋も、どちらが優れているかという評価は下さないと思うんですよね。たとえば「拡大路線よりも求道者的な店のほうがいい」という価値観を持つ店や客なども、社会学では立派な研究対象になるはずです。


で、これだけだと日和見っぽい意見なので、経済方面の話にもつっこんでおきます。経営者にとっては、拡大路線も維持路線でも、どっちもリスクテイクしているという点では同じです。「天下一品」も求道者系ラーメン屋も、潰れてしまえば、社長は負債を背負い、社員も無職になり、債権も焦げ付きます。

一方で、投資家や金融関係者にとって、拡大路線で成長している企業は「金の卵を産むニワトリ」みたいなものです。でも、この企業の成長が止まった場合、投資資金の引き上げが発生します。経済の世界では、「これ以上成長しない」ということは「ここからは落ちるのみ」と同義です。

たとえばこの企業の株式配当が2%だとしても、「ここからは落ちるのみ」ですから、いつ減配があるかわかりませんし、倒産してしまえば、株券や債権はただの紙切れになります。また、他にもっと安定した年利2%の金融商品があれば、投資資金はそちらに流れやすくなります。ハイリスクハイリターンを志向する投資家の場合だと、同じ資金を投下するのなら「もう落ちるのみ」の企業ではなくて、より確実に、大きく成長し続ける企業に投資します。

成長しない企業は、バブル期のように銀行が借り手を求めている時期ならともかく、不景気時には資金引き上げ対象になります。現状維持のつもりでも、「資金引き上げ→規模縮小→さらに資金引き上げ……」という負のスパイラルに陥ってしまうのです。私の出身地には、大地主が利益度外視で、趣味でやっているパチンコ屋がありました。そういう特異な例でもない限り、今日の大きな経済の流れに乗ってしまった企業は、必然的に成長を強いられる仕組みになっているわけです。

たとえば私は新興企業の株をいじってますけど、成長が鈍化した新興企業は、たとえ黒字であっても、ほとんどの場合、株価は一気に下落します。「企業は成長しなければならない」という価値観は、そういう世知辛い世界の中で生み出されたものだと思います。
持論で行くと、

全ての企業が「成長を続けないといけない」
みたいな義務があるとはまったく思えません。
雇用の創出も、法人税の納税も、
ある程度の規模の会社であれば(業種によりその規模は異なる)、
「現状維持」をもって展開できる範囲内です。
最低ラインのCSRは現状維持内でぜんぜん果たせるわけです
つまり
「その業界、その市場で安定した経済活動ができる規模までは
 成長しなければならない」
というのはひとつの正論でしょう。

そこから先で、なお「成長・拡大せねばならない」という
命題が乗っかるには何かしらの要素が別途必要です。

例1)株式市場に上場してしまった
・自社の資本を商品として流通させ、他人に財として保有させたとき
 その価値を上げることが株主から求められる可能性が高い。
   ↓
・株主からの信用を失い、株価ダウンや上場廃止などの結果になれば
 自社のイメージが悪くなりビジネスに悪影響を及ぼす可能性が高い
   ↓
・公開される決算情報で右肩上がり成長を続けなければ
 マイナス因子を生み出してしまう、つまり現状維持に支障をきたす

例2)投資家・銀行への返済のため
これは単純に独立起業したかった人間が、その返済プランを
「企業の成長をみこして」立てることがほとんどだから。
借りる側も貸す側も、事業計画にのっとり
「5年後にはこの規模に出来ますよね、じゃあ○○億で」
というやりとりが行われている。
つまり借金を返すために必要のない仕事をせなあかん、みたいな
状況に陥っている会社も世の中にはたくさんある。という理屈。

など ですかね。

まぁ、あとは単純に「上流志向」をもつ者たちの営みが
成長・拡大こそ正義なのだと息巻いているだけの話ですかね



上記あくまで持論ですが

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