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スイスの田舎コミュの暗闇レストラン

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盲目者の雇用促進、興味と理解をコンセプトにしているレストラン『ブリンデクー』。
まず、入口でメニューを選び、担当ウエイトレスの名前を覚える。
暗闇の中、ウエイトレスのエリザベスの肩に手をのせテーブルに案内される。
選んだメニューを伝えると、”ここにコップが、コップの後ろにワインがあります”と手を取り教えてくれる。
運ばれた料理に説明がつくが、目の前に運ばれる料理は全く見えない。
皿のどこに肉があり野菜があるのか、ナイフとフォークで手探りでかなり眉間に神経が集中する。
やっとの思いで切った肉の大きさがさっぱり分からず口に当たって、その大きさにびっくりする。
同席の人との会話もいつもと違う、音を聞き分け、息ずかいや気配を感じながらその動作を想像する。
普段と違う集中状態で時が過ぎ緊張のためトイレに行きたくなる。エリザベスを呼び、トイレまで連れて行ってもらう。
ホッ!さすがにトイレには灯りが。
暗闇であるが故の神経の使い方に感心したりするが、料理の味は良く、サービスも行き届き、慣れればまた来たくもなる。
興味本位だけではない常連客が多く、年間を通して予約をとる事が難しいほどの状況だ。
出口の扉を開けて目に入る光の眩しさは、尋常ではなく、少しの疲労感を覚える。

コメント(2)

コンセプトがとても新鮮で驚きました。
我が娘には、障がいがありますが、ゆえに、さまざまな発見や喜びや憤りや感謝や勉強の毎日…。
このレストランのお話を、学校(東京都)の、非常に理解ある大好きな先生や保護者の皆様にもお伝えさせていただいてもよろしいでしょうか。
素敵なお話をどうもありがとうございます。
オヨシさん、
このレストラン”blindekuh"は非営利団体の組織が運営するもので、チューリッヒとバーゼルにお店があります。
視覚を除き、味覚、触覚、聴覚、嗅覚で生活をすることを視覚を持った人達に理解してもらうために、食事以外のイベントも用意されているようです。

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