アーティスト:Al Jarreau レーベル:RESONANCE RECORDS 品番:HCD-2075 ジャンル: ジャズ 価格:オープン価格 形態:CD 入荷予定時期:2024年11月下旬
1. Letter Perfect (5:44) 2. Rainbow In Your Eyes (5:31) – L. Russell 3. Fire And Rain (6:33) – J. Taylor 4. Improvisation / Intro To Take Five (2:02) 5. Take Five (7:24) – D. Brubeck 6. Lock All The Gates (6:00) 7. Gimme That Wine (1:14) 8. Shiny Stockings (5:33) – F. Foster 9. Aladdin'S Lamp (5:23) 10. You Don't See Me (8:37) 11. We Got By (7:51)
All Songs Composed by Al Jarreau Except Where Noted
メンバー: Al Jarreau (vocals), Tom Canning (piano), Ben Atkins (bass), Tom Drake (drums) Recorded Live at the Childe Harold in Washington, DC in August 13, 1976
★グラミー賞のジャズ部門、ポップ部門、R&B部門すべてに輝く栄光のヴォーカリスト、アル・ジャロウ。彼の名を一躍高めることになる大ヒット・アルバム『輝き(Glow)』(Reprise)のリリース直後にあたる1976年8月にワシントンDCで行われたライブ・レコーディングが、収録から約半世紀を経て初公開! ★1940年に生まれたアルは、10代の頃から歌手活動を開始。60年代にはポップス系のシングル盤を発表、J.R.モンテローズやジョージ・デューク等との共演ではジャズを歌いましたが、その才能が世界的に認められるようになったのは大手レーベル“ワーナー・ブラザーズ”と契約してからといえましょう。 ★公式なファースト・アルバム『ウィ・ガット・バイ』(75年)はヒット・チャート入りこそ逃しましたが、人気バンド“ザ・クルセイダーズ”の面々をサポートに迎えた『輝き(Glow)』でブレイク。クロスオーヴァー〜フュージョン界のトップ・ヴォーカリストと目されるいっぽうで、80年代にはジェイ・グレイドン、ナイル・ロジャース、ナラダ・マイケル・ウォルデンら辣腕プロデューサーと組み、ブラック・コンテンポラリー〜AOR路線を推進。85年には、かのUSAフォー・アフリカ「ウィ・アー・ザ・ワールド」にも参加しています。 ★この『Wow! Live in Performance at the Childe Harold』は、いわば、スターへの道を駆け上ろうとしていた時期のアル・ジャロウのパフォーマンスといえましょう。キーボード、ベース、ドラムというシンプルな伴奏に乗って繰り広げられる歌声は、すでに完成の域にあり、後年の作品以上にジャズの即興性とポップのセンスが絶妙に融合されているのも聴きどころ。スキャット、楽器の模写、口笛、手拍子を打ちながらの歌唱などに加え、今日で言うところのヴォイス・パーカッションそのもののアプローチが聴けるのも大きな魅力です。 ★ホセ・ジェイムズ、グレゴリー・ポーター、ジェイミソン・ロス、マイケル・メイヨなど、現役男性ジャズ・ヴォーカリストのファンにもぜひお勧めしたい一作。永遠に色あせないアル・ジャロウのライヴ・パフォーマンスを、じっくりとお楽しみください。 ★ワシントンDCのWHFSラジオのために録音されたこのマスターテープは、これまで50年近く封印されていました。ブックレットにはベテラン音楽ライター、A.スコット・ギャロウェイのライナーノーツ、元ワシントン・ポスト紙の音楽評論家、リチャード・ハリントンによるエッセイ、さらにアル・ジャロウを知り、アル・ジャロウにインスパイアされたアーティストたちのインタビューが収録されています。 ★日本仕様版CDの解説はジャズ評論家:原田和典氏。