ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

SFシネクラシックスコミュの『The Touch of Her Flesh 』 1967年

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 The Touch of Her Flesh 』 1967年 サムシング・ウィアードらしからぬ
美麗なモノクロ映像に驚かされますが、何、内容は予想通り、最低なんでして
(笑)。いきなり尻がどーんと出てくる訳ですよ。そのまったく締まりのない
ぶよぶよのお尻にタイトルがばーんと投影されるのであります。次にオッパ
イ、太もも、下腹部と次々にスタッフや出演者のクレジットが同じく映される
のであります。最期に昔なつかしのだっちゅーののポーズできゅっと縮められ
たオッパイになにやら文字が映ります。ん、なんだ読めないぞ、オッパイを
しゅっと開くとおお、監督名。映画が始まらないうちからもう嫌な気分
(笑)。

 主人公のリチャード・ジェニングス(マイケル・ファインダレィ この映画
の監督さんだ)はちょっとオタク入った武器のディラー。ソファーで眠る奥さ
んのクローディア(スザンヌ・マリー)にチュッとキスして「もう行かなく
ちゃ、ボストン行きのバスに遅れちゃう。もう僕、君と離れるの寂しいよ」出
かけます。ぱちりと目を開けたクローディア、ソッコーで浮気相手の男を引き
入れるのです(笑)。男が来るなりソッコーで服脱いでヤリ始めるクローディ
ア。だるんとしたオッパイ、皺の中にちょっとしたものが隠せそうなくらいた
るんだ太もも、なんで私はこういうソソらないこと夥しいベッドシーンを一人
見なくちゃならんのだ。

 男の愛撫に「あんあんあん」と喘ぐクローディア。「旦那はいつ帰ってくる
んだい」「ボストンで武器の見本市回るって言ってたから一週間は帰らない
わ、あんあんあん」「見本市ってほんとは女のところへ行ってたりしてね」
「あの人にそんな甲斐性があるもんですか、あんあんあん」ええ、この時、リ
チャード、カバンまさぐって「しまった、忘れ物したぞ!」電話をかけるので
すが何しろクローディアが邪魔されたくないのか受話器を外しています。全然
通じません。舌打ちをしてアパートへ戻るリチャード。

 そんなこととは露知らず相変わらず男の愛撫に喘いでいるクローディア「あ
んあんあん」これがもう5分延々と続くという・・・(笑)。78分の映画なの
に。そうしてようやく戻ってきたリチャード、男の愛撫に「あんあんあん」と
喘ぐクローディアを見て愕然とします。「ウワー」とだらしなくも逃げ出すリ
チャード、「僕の奥さんが他の男とあんあんやっていたー」そうして走りまく
る訳です。しまいには信号無視して交差点に飛び出したところをぐしゃ。車に
轢かれてしまったのであります。

 病院に収容されたリチャード、手当てを受けます。お医者さんが「片方の
足、麻痺しとるけど、それはそのうちなおるわな。問題は目や、あんた、片目
なくしましたで」リチャード大ショック。お医者さん続けて「あの、連絡する
人あったらわてのほうからしときますけど」失意のリチャードはかぶりを振っ
て「いえ、結構です。僕には家族も奥さんもいません、天涯孤独の身の上なの
です」ああ、ちょっとイタイぞ、リチャード。

 でもどうやって治療費とか支払ったのか(笑)。

 なんとか退院したリチャード。しかし片目を無くしてアイパッチ、まだ足が
麻痺しておりまして車椅子を使っております。アパートのベッドになんとか体
を移した彼はバーボンラッパ飲み。自棄酒です。そうして彼はこんなことを考
えるのです。「クローディアは僕に酷い仕打ちをした。でも悪いのはクロー
ディアだけではない」いや、悪いのはクローディアだと思うけれども(笑)。
「女の体は罠だ。男の愛撫を待ち受けるような振りをして男をひきつけるの
だ。そうしたらもう、男は女の体から逃げられない」膣痙攣ということでしょ
うか。リチャードのこのモノローグにえんえんクローディアのベッドシーンが
オーヴァーラップされます。「そうだ、全ての女が悪いのだ。特に娼婦とか
ヌードダンサーは最悪だ。畜生、殺す、殺す、殺すのだ」どうしてこういう結
論になるのかね。

 はい、これからリチャードの殺人劇が始まるのであります。と思いきや場面
はいきなりディスコへ。ここで踊るヌードダンサーの黒人女性になります。一
仕事終えた彼女は楽屋に引っ込んでもうソッコーで服脱ぎだしますの。オッパ
イまで見せてうわあ、このオッパイ乳輪大きいなあ、こんな乳輪、田んぼにお
いたらカラスが「カア、あれはなんだ、カア、目玉カァ」と怖がって寄り付か
ないっての。

 オッパイまで出したこの女、シャワーでも浴びるのかと思いきや洗面台で顔
を洗うだけ。だったらオッパイ出す必要なかったじゃん(笑)。それから化粧
台の前に座ってオッパイだしたまま化粧したりしてこれがまたえんえん5分続
くと(笑)。78分の映画なのに。ここでいきなり宅配便のお兄ちゃん登場。女
は「だからアタシが裸の時に入ってくるんじゃないの!」と怒鳴るのですが、
こんなところでオッパイ出す方が悪いや。荷物を開けてみるとそれはバラの花
でした。「いやー、キレイ」と手にとった女、指にバラの刺を刺してしまうの
です。

 再び舞台に出て踊る女。オッパイもまた出します(笑)。それを眺めている
のがリチャード。車椅子の人がこんなヌードディスコにきたら目だって仕方な
いと思うけれども。女、オッパイをがよよんがよよんと揺らしながら激しく踊
るのですが気分が悪くなったのか急にふらふらし始めるのです。そうして倒れ
てバッタンキュー。満足げに笑うリチャード。うーん、するとあのバラの刺に
毒でも塗ってあったんですかねえ、説明も何もないのでよく分からないのです
が、実に確実性に欠ける犯罪ですなあ。プロバビリティの犯罪にもほどがあ
る。

 次に場面代わって今度はどこかの公園。ひたひたと歩く女ジャネット(アン
ジェリーク)。彼女はあるアトリエへ入って行きます。この建物、どうやら公
園の倉庫らしいのですが、テキトーに飾ってアトリエらしく見せかけておりま
す。すると中でピアノを弾いている女ありゃ、クローディアじゃないか。ジャ
ネットはクローディアに挨拶するとまたソッコーで服を脱ぎ始めます(笑)。
ジャネットは画家クローディアのヌードモデルだったという物凄く不自然な設
定。クローディアは彼女の絵を描きながら「ジャネット、私、怖いわ、彼が、
リチャードが追いかけてくるような気がする。私を殺すために」あられもない
カッコでソファーに横たわったジャネットはふんと鼻を鳴らします。「そんな
ことあるもんですか。リチャードって逃げちゃったんでしょ。もう二度と現れ
ないわよ。それにこのアトリエのことも知らないし何も心配することはない
わ」

 さて、車椅子で町をいくリチャード、ふと見つけたストリップの看板を凝視
(笑)。中に入ります。もうショーたけなわで遮光器土偶みたいなスタイルの
ダンサーが熱心に踊っております。そんなスタイルの裸見たくない、お前は古
墳に帰れと思いました(笑)。そんな私のささやかな願いが聞き入れられる訳
もなくそれからえんえん5分も踊りつづけます。たった78分の映画なのに。リ
チャード、懐からああ、あれはなんだ、吹き矢だ、リチャード、周囲を気にし
つつ吹き矢を口に当ててぷっ。狙い過たずヌードダンサーの首に命中いたしま
す。ばったり倒れて絶命するダンサー。アハハ、アハハ、ハハハハ、そんな
ヌード劇場の中で車椅子でおまけに片目にアイパッチ当てている男が吹き矢っ
てどんな場面だ、ハハハハ、こんな変なの俺、初めてだよ、ハハハハハ、な、
なんじゃ、こりゃ。

 ジャネットは売春婦のお友達と仲良くお話。これを見ていたのがリチャード
ですよ。「ふん、クローディアのヌードモデルの女とその友達の売春婦か」
よー、そこまで分かりますな、リチャード君。「へへへ、やったるぜ」彼は
ジャネットが去ったのを見計らって売春婦に声をかけるのです。台詞がありま
せんが、大方「ハメハメさせてくれよ、34ドル出すからな」とでも言っている
のでしょう。交渉は成立、リチャードは女に車椅子押させてアパートに行くの
です。部屋につくなりまたソッコーで脱ぎ始める売春婦。どうもこの映画に出
てくる女の人はみんなソッコーで脱ぎますな(笑)。リチャードは車椅子に
乗ったまま彼女を愛撫「あんあん、あんあん」ああ、こればっかりだ。

 リチャード、すっかりソノ気になった売春婦に「ベッドで待っててくれ、準
備するから」彼はロッカーから半月刀を取り出します。そして杖を使って車椅
子から立ち上がると寝室に戻ります。そしてベッドの上の売春婦、あのー、ど
うでもいいことかも知れませんがここで売春婦の性器がちらちら見えるんです
よねー、こういうのは取り締まられるべき対象ですよねー、まったく当局は何
をやっておるんですかねー、を襲います。

 がっと半月刀押し当てて、「やい、お前の友達ジャネットのことを教えるの
だ」とはなはだ具体性に欠ける尋問をするのでした。女は恐怖に目を見開きな
がら「ジャネットはあるアーティストのモデルをやっているのよ。アトリエは
オイスターベイ公園にあるの。たぶん、彼女そこにいると思う」ここまで喋っ
たところでもうたくさん。リチャード、半月刀をぐさっ、ぐさっ、ぐさっ。
「びわー」と断末魔の悲鳴を上げて絶命する女。リチャード、さっそくオイス
ターベイ公園に向かうのでした。

 アトリエではソファーのうえでクローディアとジャネットがぐったりしてお
ります。不可解なことにクローディアは素っ裸、ジャネットは下着姿、これは
激しいレズプレイで両者消耗しきった状況であると考えれば宜しいのでしょう
か(笑)。ようよう起き上がったクローディア、のろのろ衣服をつけて外出し
ます。そこに車でリチャードがかけつけてくるのですよ。リチャード、麻痺し
ていた足も杖無しでなんとか歩けるまでに回復しております。彼はボーガンを
持ってクローディアを追いかけるのです。わっと驚いたクローディア、ぱっと
逃げ出してアトリエへ。「ジャネット、逃げて、リチャードが来たわ、彼はも
う気が狂っている!」

 しかしクローディア、あっさりとリチャードに捕まってしまいます。リ
チャード、自慢のボウガンでシュラバ・ドス、ギャーッとやるかと思えばク
ローディア羽交い絞め。何故この段になって服を脱がせるかねえ(笑)。ポ
ローンとオッパイがでたところでクローディアを回転ノコギリの台座に押し倒
します。そしてスイッチオン、ぎゃーん、ぎゃーん、回転ノコが唸ってまっぷ
たつになるクローディア!もっとも音だけですが。

 復讐を果たしたリチャード、復讐ったって、要するに妻が浮気をしたってい
うだけなんですけど、後の車に轢かれて云々は自分の責任なんですから、回転
ノコギリでまっぷたつにしちゃあいけませんが(笑)、次の狙いはジャネッ
ト。リチャード、がーっと彼女に迫りぱっと手をだして捕まえようとします。
ジャネット危うく逃れたもののブラジャーを剥ぎ取られちゃった。やっぱり
オッパイぽろーん!なんなんだかなあ。ジャネット、リチャードがおきっぱな
しにしておいたボウガン取り上げて、リチャード目掛けて発射、シュラバ、ド
ス!リチャード返り討ちになったというオソマツでございました。

 もう自分が置いたボーガン奪われてあっさり射殺される、もう、リチャー
ド、カッコ悪い!

 モノクロ・スタンダード。画質はなかなかのもの。黒が沈んでいい雰囲気で
す。音質も聞き取りに十分なレベル。『The Touch of Her Flesh 』『The
Curse of Her Flesh』『The Kiss of Her Flesh』(Flesh映画三部作)のトリ
プルフィーチャー。サムシング・ウィアードのDVD。

              JZT07733 エロの冒険者
       HOMEPAGE http://homepage3.nifty.com/housei/
      SFシネクラシックス 輸入DVDでみるSF黄金時代(笑)

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

SFシネクラシックス 更新情報

SFシネクラシックスのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング