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記憶に残る医療関係者コミュのホスピスでがんばるN先生☆☆☆☆☆

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久々の更新ですみません。

先日、某セミナーの講演会で、自らホスピスを経営し、多くの人のターミナルケアを実践しているN先生の講演を聴きました。

在宅で末期がんの患者さんを看取ることは、まだまだ難しい。
家族に受け入れる経済的余裕、時間的余裕、そして何より正しい知識とマインドセットが無いと進まないと感じた。
そういえば、自宅でのターミナルケアの知識など、どこでも習ったことが無い。一つ一つのケースをTVや本では知っているが、いざ何に注意し、何をしなければならない?と聞かれたら????

義理の母が胆嚢がんで発見時に余命半年と宣告された。検査入院を除き最後の2週間まで自宅に疼痛と闘う義母を妻と二人で看てきたのに、疼痛対策用のMSコンチンやNSAIDsの投与法しか知らなかった。
腹水が溜まってきたので、肝性昏睡のリスクはわかっていたつもりだったが、突然、人の顔と名前が一致しなくなり、昏睡状態に入ったときは驚いた。幸い、病院が近かったのと知っている先生(病院の副院長)が主治医だったので、すぐにベットを確保してもらったからよかったが、受け入れ先がなかったらどう対応していいか。

N先生は、そういう家族へのケア、往診だけでなく、ベットの確保まで尽力を尽くされていた。また、最後の時を家族で送れるように全力でサポートされていた。

その直後のNHKスペシャルで、立花隆が癌治療学会で無駄な延命、化学療法は拒否すると講演したのを取り上げていたが、印象的であった。

山崎先生がターミナルケアの本を出して一時大きな反響があってから20年以上。しばらく忘れていた最後の迎え方、送り方を再度考えさせられた。

講演の最後に、現実のギャップとして、採算ぎりぎり、時には持ち出しも辞さず懸命に診療を行っていることをおっしゃていた。3人のお子さんは、そんなN先生をみて、全員国立大学へ進学されたそうだ。ただ、誰も医学部にはいかなかったそうだ。

自分はこう逝きたいという思いは固まっている。でも家族をどう送るかは迷うことばかり。更に。義母のターミナル、実父の寝たきりの10年の介護について、あれでよかったのか?ということについては未だに解答が出せない。

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