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2017年 安部政権 対 ?、?、コミュの小泉今日子 - 夜明けのMEW - YouTube

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週刊スージー〜アーカイブス

http://suzie.boy.jp/index1401-1403.html



20140330/小泉今日子《夜明けのMEW》の聴き方。

さて、いよいよ火曜日です。よろしくお願いいたします。




突然ですが、今回は久々の「聴き方」シリーズ、1986年の小泉今日子《夜明けのMEW》を取り上げます。ワタシは世代的に松本隆派で、また後追いで阿久悠の初期作品をこよなく愛する者ですが、秋元康の、それも80年代中盤、彗星のようにあらわれたときの独特の言語センスにひっくり返った経験があります。

(「聴き方」シリーズ過去4作)
・桑名正博《哀愁トゥナイト》の聴き方。
・松田聖子《チェリーブラッサム》の聴き方。
・『あまちゃんオープニングテーマ』の聴き方。
・太田裕美『木綿のハンカチーフ』の聴き方。

阿久悠の時代は60年代中盤から70年代まで。80年代に入って、松本隆が阿久悠の座にとって変わり、松田聖子というとんでもなく大きな花を開化させた後、どうも本人が意欲を失いはじめた時代。

ニッポン放送〜フジテレビ〜とんねるず〜おニャン子……というパステルカラーの土壌からムクムクと立ち上がってきた新しい才能―――秋元康。彼が、これこそ「時代の寵児」という存在になったころに放ったころ、1986年夏のクリーンヒット。それが《夜明けのMEW》。





夜明けのMEW 君が泣いた
夜明けのMEW 僕が抱いた
眠れない夏

イントロは暗い暗い、怒涛の【Em】。「♪夜明けのMEW」は「♪ソソソラシ〜」(今回は固定ドで表記)とやたらとトラッドな歌謡曲の雰囲気。「MEWって何だよ」と思わせつつ、「泣いた」と「抱いた」で韻を踏み、「♪眠れない夏」で平行調【G】に展開。

重要なこととして、一人称が「僕」。まだボーイッシュなイメージを引きずっていた小泉今日子に男性視点で歌わせるというアイデアの切れ味。《なごり雪》から続く、「女性シンガーの男性一人称」特有の乾いた切なさ。

Aメロへのつなぎ、「♪ラソッラッソッ・ラッソラレレレ」は9thを使った、いかにも80年代中盤な音使い。個人的には、WHAM!《ラスト・クリスマス》の歌い出しの9thのニオイを感じる。

パジャマ代わりに着たシャツ ベッドの その上で
君は仔猫の姿勢で サヨナラ 待っている

ここで「MEW」と「仔猫」が呼応する。またこの一節は風景がクリアに浮かぶ。都内のワンルームマンション、ソファベッド、マールボロ、雑誌『ポパイ』。その印象を強く立ち込めさせるキッカケとして、「パジャマ代わりに着たシャツ」というフレーズが強力。

誰が悪いわけでも 誰のせいでもなくて
いつも 若さは気まぐれ

曲全体へのコンセンサスを誘発させる、「青春一般論」。秋元康はこの後も、こういう「青春一般論」を書くのがとても上手い。

愛をごめんね 愛をごめんね
もっと もっと もっと もっと
キスをすればよかったよね

「愛をごめんね」は、今となってはちょっと恥ずかしい「ザ・80年代」歌詞。「愛」を具体物化して主語にする手法は、オフコース《愛を止めないで》から始まり、「愛をください」という、J-POP濫用ワードのトップに君臨するフレーズにつながっていく。また「キスをすればよかったよね」の「ね」も、チェッカーズぽいというか、とても80年代的。

愛をごめんね 愛をごめんね
君をすべて知っていると思っていた

ここがこの曲の最大の山場。ワタシがこの歌詞を傑作と認めるのは、この「君をすべて知っていると思っていた」と2番の「君がすべて知っていると思っていた」の重ね合わせの部分。「を」は男性の子供じみた傲慢さ、「が」は、これも男性の子供じみた甘えを、たった一文字の助詞であらわすこのセンス!

ちなみに、とても抑制した仕事に徹している作曲・編曲も、ここだけはえらい凝っていて、 ここ によれば、【Am7】→【Am7/D】→【Cm6】→【B7】と、とてもカラフルなコード進行になっている。あとは、

シェイドを開けた分だけ 陽射しが 射すように
君が強がり言っても 今なら 見えるのさ

という、松本隆、ひいてはユーミンに対して挑戦状を叩きつけるような比喩フレーズや、

自由でいたいなんて お互い本当の気持ち
わざと 試しただけだね

という、「青春一般論」を経て、

愛をごめんね 愛をごめんね
君がすべて知っていると思っていた

と2度目のクライマックスを超えて、最後のサビでは歌詞を一部変えて、

心にMEW 君が泣いた
心にMEW 僕が抱いた
終わらない夏

と、「夜明け」を「心」に変えて、「心」が泣いているという意味で締める。お見事。一文たりとも無駄なフレーズはない。一般的にこの曲は小品、《木枯らしに抱かれて》のほうが名曲とされるが、それはハッキリいって田舎くさいセンスだと思う。



さすがに、ここまで完成度の高い作詞を量産しているわけではないが、阿久悠、松本隆にくらべて、圧倒的に長いその治世の背景には、このような優れた言語センスがある。

まぁ、正直、最近の秋元康は、あまり褒められた行動をしているようには見えないが、それでもワタシが彼を全否定できないのは、この《夜明けのMEW》の歌詞による麻酔が、まだ少しだけ残っているからだとも思う。

最後に。このような名歌詞を地味に、しかし確実に支えた作曲家は誰でしょうか。検索したらすぐにわかりますよ。




小泉今日子 1986年9月3日 - YouTube

https://m.youtube.com/watch?v=95HXvL98El4



小泉今日子 - 夜明けのMEW - YouTube

https://m.youtube.com/watch?v=dPsr0QUZ4Gc





コメント(1)



夜明けのMEW 





パジャマ代わりに着たシャツ ベッドの その上で
君は仔猫の姿勢で サヨナラ 待っている

誰が悪いわけでも 誰のせいでもなくて
いつも 若さは気まぐれ


愛をごめんね 愛をごめんね
もっと もっと もっと もっと

キスをすればよかったよね



愛をごめんね 愛をごめんね
君をすべて知っていると思っていた







シェイドを開けた分だけ 陽射しが 射すように
君が強がり言っても 今なら 見えるのさ

自由でいたいなんて お互い本当の気持ち
わざと 試しただけだね


愛をごめんね 愛をごめんね
君がすべて知っていると思っていた



心にMEW 君が泣いた
心にMEW 僕が抱いた

終わらない夏


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