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日本共産党南関東国会newsコミュのApr 30, 2019 女性議員って、必要なの? by 斉藤のどか (Nodoka Saito)

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衆院神奈川9区日本共産党予定候補斉藤のどかさんブログ
https://s-nodoka.goat.me/gPakqzm2YM

統一地方選挙が終わり、女性議員の人数が話題になりました。わたしも、ツイッターに当選した女性県議員の割合を政党別に出した数字を載せたのですが、それが大きな反響を呼びました。女性議員が少なすぎる、もっと増えて欲しいという声が上がった一方で、「議員に女性か男性かなんて関係ない。優秀かどうかが大事」「女だからいいとは限らない」といった意見も寄せられました。

本当に、その通りだと思います。本来なら、男性だろうが女性だろうが関係ない。優秀な人が議員になるべきです。

でも、現実を見てみるとどうでしょうか?過去最高とはいえ、女性議員の割合はわずか10%。純粋に優秀かどうかで議員が選ばれるのであれば、男性議員・女性議員の割合は全人口の割合のように、半々くらいになるのが自然です。

そうならない背景には、何があるのでしょうか?

社会が掲げる「理想の女性像」
中学生の頃、妹が買ってきたファッション雑誌に「男子にモテる方法」という特集があったのを覚えています。「黒板を掃除するときは、身長が低く上の方が届かないことを強調するためにつま先だちしたり、ぴょんぴょん跳ねる」「授業中質問されたら、一生懸命考えていることをアピールする」「わからない問題があったら気になる男子に聞く」といったことが書いてありました。最近読んだ民青新聞の記事にも女性の理想像を書く成人女性むけの雑誌が紹介されていましたが、そこに書いてあったのは「いい香りのハンドクリームを携帯する」「会社にはお弁当を持参する」といった内容でした。日本社会において、理想の女性は「男性が『守ってあげたい、助けてあげたい』と思える女性」「美意識が高く、家庭的で『女子力』が高い女性」。女性といえば、男性のために生きている存在だという考え方が根本にあると思います。

こういった「理想の女性像」が幼い時から周りにあると、女性自身の考え方にもよくない影響を与えてしまいます。小学生の頃、わたしのクラスには「女子は目立たない方がいい。ちょっとバカで頼りない方がいい」という空気がありました。わたしはそれを読み取り、授業中に手をあげて発言するのを次第にやめていきました。あの時、社会の理想に合わせようとしたために、自分の能力や可能性を傷つけてしまったのかもしれないと思うと、悲しくなります。


逆に、社会の理想に従わないのも大変なことです。高校生になった頃のわたしは、自分を変えてまで周りの空気に合わせることができなくなってしまい(できないというか、嫌になったというか)、理想の女性像を目指そうとも目指したいとも思わなくなりました。それでも、周りの人から「女なのにハンカチ持ち歩いてないの?」とか「おまえ女子力なさすぎ」と言われることがありました。女性であるということだけで個性は脇に置かれ、社会によって作られた理想の女性像を基準に評価されてしまうのです。「別に男の人の面倒みるために生まれてきたわけじゃないし」と吹っ切れる気持ちもある一方で、「自分は女性として、人として失格なんだ」と悲しい気持ちもありました。この変な葛藤、きっと多くの女性が経験したことがあると思います。

政治といえば、「理想の女性像」とは全く正反対の世界。ここに女性が飛び込むのは決して簡単なことではありません。「物言いがきつい」「女性のくせに出しゃばって」と言われたり、容姿や性にばかり注目されたり、「真剣に政治を目指す候補者」として見られるまでのハードルが男性よりも圧倒的に高いのです。

女性は育児!
「理想の女性像」とも関連しますが、「男性=仕事、女性=育児」という役割分担が社会的にされがちという壁もあります。朝日新聞では、選挙期間中とある女性候補者にスポットライトを当てた特集を組んでいました。幼い子どもがいながら立候補を決意したこの女性が、近所の人に30分間説教された、という話がありました。「あり得ない。小さな子どもが2人もいるのに。きっと、(子育てで)しっぺ返しが来るよ」と。

幼い子どもがいながら立候補する男性は、このような言葉をかけられることはないでしょう。やはり育児は女性がすべきものだ、子どもにつきっきりでないと母親失格(=人として失格と捉えられてしまう)だ、という考えかたが深く社会に残っています。これは、日本だけの話ではありません。次の大統領選挙に向けて候補者の動きが活発になっているアメリカのオンラインニュースには、女性候補者は男性候補者よりも親としての資質が問われることを指摘し批判する社説が掲載されました。有力な男性候補者は、「3人の子どもの子育ては妻に任せている。自分もたまに手伝ってあげているけど」という話で笑いを取っていたそうです。もし、女性候補者が同じような話をしたら、ものすごいバッシングの嵐になるでしょう。


さらに、大きな問題になるのが議員として活躍する女性が妊娠した時です。2017年に衆議院議員の鈴木貴子さんが妊娠を発表しましたが、その時に批判的な意見があがりました。「(国会議員の)任期中に妊娠なんていかがなものか」「公人としての自覚がない」「職務放棄か」。仕事をするなら妊娠するな、妊娠するなら仕事をするな。このような考え方がまだまだ社会には根強くあります。もちろん、これは政治の世界に限った話ではありません。一般的な会社でも、妊娠をしたことで嫌がらせをされるマタニティーハラスメントが問題になっています。でも政治の世界では「公人」として扱われるため、プライベートなことでもすべてニュースに流されてしまいます。精神的な辛さは想像をはるかに超えることでしょう。女性として議員になるなら、妊娠・出産の権利をはじめ私生活をすべて犠牲にしなければならない。こういった価値観が蔓延するなか、特に若い女性が政治家という仕事を選択肢にいれなくなるのも納得です。

わたしもまだ子どもはいませんが、妊娠・出産したらどうしよう、と今からでも考えてしまいます。妊娠中、子育て中に選挙があったら、果たして立候補する勇気は出るのか。理解ある家族にもパートナーにも恵まれているのでその面では心強いですが、候補者活動をしてる時にどんなことを言われてしまうのか、どういう風に思われてしまうのか、考えただけでも気分が落ちてしまうのが本音です。ニュージーランドみたいに、政治家でも妊娠・出産があたりまえ、むしろ祝福される社会だったら……羨ましくなっちゃいます。

最後に言いたい大事なこと
まず、「女性議員の人数」というニュースを見たときに、「男女なんて関係ない」と流さないでほしいと思います。「男女なんて関係ない社会」は理想であって、むしろそれが現実でないことに目を向ける必要があるのではないでしょうか。わたしはただ「女性議員を増やすべきだ」と言いたいわけではありません。「女性でも男性と同じように議員に挑戦できる、議員として受け入れられる社会が必要だ」と言いたいのです。


それから、これらの問題を裏返せば男性にとって生きにくい社会なんだということも強調したいです。「理想の男性像(=強くて、運動神経がよくて、お金が稼げる)」にプレッシャーを感じる男性も多いでしょうし、男性であるという理由だけで育休がとれなかったり、本当につきたい職業につけなかったりいろいろな面で苦しんでいる方もいるでしょう。「男女平等」というと、女性を守ろう、女性にとって生きやすい社会をつくろうという部分が強調されます。それはある程度仕方のないことです。でも根本にあるのは、男性だろうが女性だろうが、性別に束縛されることなく、それぞれの人がそれぞれの幸せを掴むことができる社会を実現したいという願いがあるのです。そのために、わたしたちにできることはなんでしょうか。女性議員の割合という表面的な数字から、その奥にあるさまざまな問題点を考えていくことはよりよい社会の出発点になると思います。

参考資料

朝日新聞/子育て中の立候補「あり得ない」ご近所から説教30分(2019年2月26日)

朝日新聞/女性市長、過去最多6人誕生 統一地方選、市町村議も増(2019 年4月22日)

朝日新聞/初の女性市議誕生でも、なお残る「女のくせに」 垂水市(2019年4月22日)

東京新聞/こんなにある!永田町の子育て猗鷯鐚鵜瓠峭餡餤聴が妊娠するのか」「女を捨てろ」〈ママパパ議連座談会レポート〉(2019年1月5日)

鈴木貴子・オフィシャルブログ/“一旦辞職すべき” “職務放棄” 〜国会議員の妊娠〜(2017年7月14日)

NHKクローズアップ現代/“政治を変えたい” 女性たちの闘い(2015年4月30日)

Intelligencer/What Changes When the Presidential Field is Full of Mothers, Not Just Fathers(2019年4 月19日)

Apr 30, 2019

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