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孫崎亨・広原盛明・色平哲郎達見コミュの【色平哲郎氏のご紹介】 《自己執着》self-attachment と 《共同体感覚》community spirit

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コミュ内全体

「私とあなた」の2人の関係の中で、相手に対して自分が《劣等の位置》inferiority
position にいたり《優越の位置》superiority position になろうとしたりすることを
《自己執着》self-attachment とよび、《平等の位置》equal position でいようとす
ることを《共同体感覚》community spirit(この訳語はブラッド・グリゴレスクによる
が、気に入ったので採用する)とよぶ。前者を《縦の関係》vertical relationship、
後者を《横の関係》horizontal relationship とよぶこともある。この用語は日本では
しばしば誤解されているのだが、たとえば学校で先生が教え生徒が学ぶことが《縦の関
係》であるわけではない。そうではなくて、先生が生徒を貶めたり辱めたりするときに
《縦の関係》ができる。あるいは、夫が決めて妻が従うのが《縦の関係》であるわけで
はない。そうではなくて、そのことでもって「夫が上で妻が下」と考えるとき《縦の関
係》になる。あるいは、企業で、上司が決定して部下が従うことが《縦の関係》である
わけではない。そうではなくて、上司が部下を蔑視し人間扱いしないときに《縦の関係
》になる。このように、《横の関係》なり《縦の関係》なりを、外的な社会制度として
とらえるのではなく、内的な心理学的構造としてとらえるのは、あきらかに非マルクス
主義的だ。つまり、形として、支配者と被支配者、あるいは金持ちと貧乏人がいても、
それで《縦の関係》であるわけではない。心の問題として「支配者(あるいは金持ち)
が人間としての価値が上で、被支配者(あるいは貧乏人)が人間としての価値が下だ」
と考えると《縦の関係》になる。
http://jalsha.cside8.com/diary/2010/08/04.html


アドラー派の哲学者ビル・リンデンによれば、アドラーはスピノザが好きだったんだそ
うだ、、、
スピノザは、世の中は「馬鹿」と「利口」からできていて、「馬鹿」は「有能な馬鹿」
(政治家)と「無能な馬鹿」(大衆)とに分かれるという。有能な馬鹿が世の中を動か
しているわけだが、それはそれで神の意志だという。一方で、「利口」(学者)は理性
はもっているが力を持っていないが、これもまた神の意志だという、、、
スピノザは、、、理性の権威を復権させた。そうしておいてから、情念に支配される「
愚かな」人間を、理性の光でもって浄化し、つまり「馬鹿」に勉強してもらって賢くな
ってもらい、そうしてより自由で平等な社会を作ろうとする。
アドラーも、まさにこの延長線上にいる。感情や症状など一見不合理に見えるものは、
目標追求性という立場から見ればそれなりに合目的的であり、スピノザ風に言うなら人
間の権利なのだが、しかしそれは感情あるいは暴力で他者を支配する競合的な社会を作
ってしまう。だから、感情や症状を、エピソード分析という実証主義的な操作でもって
再検討することで、より自由で平等で協力的な社会を築いていこうとする。このように
アドラーはデカルトやスピノザに始まる啓蒙主義のど真ん中にいるわけだ。
http://jalsha.cside8.com/diary/2016/09/22.html


エピソードを分析する。エピソードというのは、ある日あるところで1回だけ起こった
出来事だ。もっとも、人間には冗長性があるので、同じパターンのエピソードを無数に
繰り返している。そのうちのひとつを取り出して、そこで別の問題解決法を発見するこ
とができれば、同じパターンのエピソードには応用できることになって、人生の広い範
囲が変る。  
新しいエピソード分析法の特徴は、代わりの対処行動を探す前に、現在の対処行動の仮
想的目標を明らかにしておくことだ。そして、それが競合的か協力的かを評価する。競
合的な仮想的目標、つまり相手を裁いて、「私は正しい、あなたは間違っている」「私
は善い人、あなたは悪い人」「私は上、あなたは下」などを証明しようととする目標は
、多くの場合には実現不可能だし、もし実現可能だとしても相手と「よい人間関係」を
築く上でかえって有害だ。だから、もし目標が競合的であることがわかれば、協力的な
目標はないか探してみる。さいわい人間は社会的動物で、本来協力して暮らすように作
られているので、あるいは逆の言い方をすれば、競合的な目標を追求するのはただの誤
解であるにすぎないので、冷静になって考えればかならず協力的目標は見つかる。もっ
とも、協力的目標だからといって、かならずしも現実的だとはかぎらないし、実現可能
だともかぎらない。もうすこし検討して、協力的でかつ実現可能な目標を考える。
http://jalsha.cside8.com/diary/2014/03/08.html

コメント(2)

むつかしいですが・・・なんとなくわかります。
>>[1]

有難うございます。
私も熟読します、転載して恒例の記事だとその時に通読程度で・・・
反省です。

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