ペットに有害な食べ物＆サプリコミュのペットに有害な物質ベスト１０

みなさまこんにちは。管理人です。アメリカでは３月２０日～２６日が
全米毒物防止週間（National Poison Prevention Week）だそうです。
動物毒物コントロールセンター（APCC）が昨年対応した毒物による
被害を受けたペットは１６万７千件を超え、報告された有害物質
の多くは一般家庭にあるものということです。

APCCによる２０１０年のベスト１０は以下の通りです。

1. 人用の薬
ここ数年に渡り、人用の薬が有毒物質のナンバー１に挙がっており、
２０１０年も例外ではありませんでした。ペットは台所のカウンターや
ベッドサイドに置いてある薬を口にしたり、誤って床に落としてしまった
薬を拾って口にしたりするケースが多いそうです。薬は必ずペットが
開けられないところにしまう習慣をつけましょう。

2. 殺虫剤
本来は害虫駆除を目的とした殺虫剤が思わぬところでペットを危険にさら
しています。特に多いのは蚤やダニ駆除の薬の誤使用です。犬には犬用、
猫には猫用の薬が用いられなければなりません。蚤・ダニ駆除を始める
前に獣医師に相談しましょう。

3. 殺鼠剤
ネズミ駆除のための毒餌はネズミを寄せ付けるだけでなく、犬猫も寄せ付け
てしまいます。殺鼠剤の中にはてんかんなどの発作、体内出血、腎不全などを
引き起こすものもあります。殺鼠剤を設置する場合は、ペットが入れないように
工夫しましょう。

4. 人用食品
キシリトール、ぶどう、レーズン、たまねぎ、にんにくなどはペットが
口にしないようにしてください。ぶどうやレーズンは犬に腎不全を起こし
たまねぎやにんにくは摂取量によっては貧血を起こします。砂糖なしの
ガムやミントに含まれるキシリトールは犬に低血糖や肝不全を引き起こす
可能性があります。

5. 獣医から処方された薬
ペット用に作られた薬の多くはペットに与えやすくするための工夫が
してあります。実はこれがペットがボトルごと飲み込んでしまう原因と
なっています。フレーバーが使用してあったりチュアブルタイプのもの
などに注意が必要です。もし服用量を超えて摂取してしまった場合は
すぐに獣医師に相談しましょう。

6. チョコレート
チョコレートはペットにとって刺激物です。特にダークチョコレートは
危険です。興奮したり、嘔吐、下痢、心拍数増加、筋肉の振え、
てんかん、最悪の場合には死亡することもあります。

7. 家庭にある毒物
清掃用品（漂白剤、酸性物質、アルカリ性物質、その他洗剤）は口や
胃を激しい損傷を与えます。その他、電池や液体ポプリなども同様の
問題を引き起こします。これらの毒物は必ずペットの手の届かない
場所にしまうようにしましょう。

8. 植物
観葉植物も庭の植物もペットが誤って摂取してしまう可能性があります。
特にユリは猫に生死に関わるほどの腎不全を起こすことがあります。
またソテツは犬猫に肝不全を引き起こします。観葉植物や花束などは
ペットの手の届かないところに置きましょう。

9. 除草剤
多くの除草剤は塩辛い味がするため、ペットが摂取するケースが多く
観られます。除草剤の使用注意をよく確認の上、除草剤を撒いた場所
が乾燥するまでペットが立ち入らないようにしましょう。

10. 屋外における毒物
凍結防止剤、肥料など屋外でペットが誤って摂取してしまう可能性の
ある物質は必ず鍵のかかる場所にしまうか、ペットの手が届かない
ような高い棚に乗せて保管しましょう。

以上、ご参考になりましたでしょうか？