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フィドル教則本コミュの7 Jackie Tar

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このホーンパイプは、ファにシャープがついていますが、Gメジャーでなく、Eエオリアという、マイナー調の教会旋法です。教会旋法って、あやしいというか、おとぎ話っぽい不思議な世界というか、中世っぽい感じがしませんか?

やっぱり、アイルランドの伝統音楽をなんだかとってもなつかしく感じたりするっていうひとは、教会旋法の調に、知らずと惹かれていると思うのですが、いかがでしょう?

私も、こういう調が大好きですハート達(複数ハート)

また、この曲は、重音(Double Stops)のよい練習にもなります。

出だしのシとミの重音は、前の音を押さえていた1の指をそのままにしておいて、開放弦のE線を鳴らしてやるだけなので、そんなに難しくないです。フィドラーが使う重音のだいたい80パーセントは、こういうタイプの簡単に鳴らせる重音でしょう。

それと、曲の最後に、低いシとミの音も重音にしますが、これは、重音を作るために、わざわざ、はるばる、2の指をG線に置きに行きます。1の指は、そのまま押さえておきます。

最初のほうがA難度としたら、こっちのほうが、C難度くらいです。でも、こういう、重音が使えたら、フィドルっぽさが増して、かっこいいですよね。

最後に、一番下のラインの一小節目にある、アップ・ボウで装飾音がついているところ!これが、この曲のヴァージョンでの、見せ場ぴかぴか(新しい)です。

2の指をA線とE線の両方にまたがるように押さえて、ミドソ〜って、弾きます。
ミドで弓を使わないようにして、ソ〜のところで一気に勢いをつけて弾きます。ちなみに、これは、弓で一緒に弾く部分が無いので重音とは言いません。

最後に、楽譜の上に書いていある、詩は、The Cucoo's Nestという、ブリテンのラヴソングの一節なんですが、明るくエロティックな歌詞です。ここでは、恥ずかしくて言えないので、どういう内容か知りたい人は、辞書を引き引き頑張ってみてください。

なお、The Coucoo's Nestといえば、アイリッシュのホーンパイプ曲としても知られていますね。クラスでは、デモンストレーションしました。

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