ハロー通訳アカデミーコミュの運命のダイレクトメール！

２００８年度中国語合格体験記
Ｏさん（京都府在住）（大阪校）

●はじめに
語学好きが高じて「将来は通訳になる」という夢を抱き社会人の仲間入りをしました。しかし会社では英語と無縁の仕事を悶々とこなすばかり。留学をする勇気もなかった当時、まずは資格取得で自信をつけなければと思い、ハロー大阪校の通学1年コースに入学しました。残業続きの仕事とガイド試験の勉強の両立は当時の私には大変厳しいもので、途中で授業についていけなくなり投げ出してしまいました。その後、東南アジアに7年間滞在する機会があり、ここで英語ではなく中国語を習得、日本に帰国しました。丁度そのころ、ハローからガイド試験に挑戦しませんかという内容の運命のダイレクトメールが届いたのです。中国語を軸にこれからの人生設計を考えていたのですが、努力が実を結ばない現実に閉塞感を感じていた時でしたので、自分の力で自立できる通訳ガイドという仕事ならと思い立ち、2007年12月に受験を決意しました。

●第１次試験
まずは邦文試験対策です。2007年度のマラソンセミナーの地理・歴史・一般常識のDVDを一括で送付してもらいました。基礎固めのために購入したのですが、これにハマりました。 “1日絶対に1枚DVDで学習” と決意しほぼ毎日2,3時間は机に向かいました。真夜中であったりもしました。白紙だった「都道府県別地図帳」(ハロー)は色鉛筆と書き込みでカラー地図みたいになりましたが、頭の中も<地理、歴史、一般常識>の内容がリンクされた地図が出来上がりつつありました。　ハローのマラソン教材は流れるように体系化されていて、まるでブロックを積み上げていくように頭を整理しながら進めることができたので本当に素晴らしいと思います。　そしてDVD(通信)学習では、試験直前に弱点項目だけ取り出して見直すことができたことです。その他自分で補足した教材は、地理は『日本なるほど知図帳』(旺文社)、歴史は大学受験用の日本史B/一問一答です。一般常識は新聞、テレビの時事ニュースや話題のスポーツ・大河ドラマ等を見ることでしょうか。世の中で何が流行しているのか常にアンテナを広げるよう努力しました。これはとても興味深く楽しい時間でした。こうして2008年3月～5月までは邦文試験のため集中して3科目を勉強しました。
受験勉強としての中国語は6月から過去問題を中心に傾向をつかみました。単語は「振り込め詐欺」「着うた」など流行語を集め、自分なりの用語集で覚えました。
本試験前に学院長先生から毎日届くメルマガ「直前総まとめ」は3科目のポイントと重要単語5個が挙げられており試験前に頭の整理ができて大変役に立ちました。マラソン教材をくまなく完璧にやった、後は落ち着いて出し切るだけという思いで本試験に臨みました。しかし、邦文試験では難問も多く出題され、もう自信喪失でしたが、あきらめずに最後までやり遂げなさいという先生の言葉を思い起こし、知っていることと関連付けて回答しました。発表は自宅のパソコンで確認しましたが、嬉しくて1人涙が止まりませんでした。

●第２次試験
まさか1次合格の通知が届くとは思わなかったので、口述試験の準備はそれまで全くしていませんでした。時間が無いので全ての頼みは、学院長先生からのメルマガでした。過去出題された質問を英語⇔日本語で記載していただいていたので、それを中国語に翻訳し頭の中に叩き込みました。日本人なら常日頃なんの疑問も感じない事柄を「なるほど」と再認識でき、自国への愛着も感じることができたので、2次対策は焦りながら楽しくもありました。しかし必要最低限の準備しかできなかったことと、試験当日は想定外の質問ばかりで頭の中は真っ白。しかし、鞄の中の植山先生の「檄葉書」が私のお守りです。笑顔だけは絶やさず臨機応変に答える姿勢を最後まで貫き、結果最終合格することができました。

●終わりに
最初の淡い夢から何十年の月日が流れましたが、この1年間は恐ろしいくらい本気でした。幼稚園児の子供には殺気立つ母に辛い思いをさせたと反省もしています。でもハロー教材で短期間に効率よく勉強した結果、一発合格を成し遂げることができたのです。努力が形になったことが本当に嬉しかった。中国語かつ通信教育ということで、勉強は孤独との戦いでした。モチベーションを持ち続けられたのも、的を絞って集中できたのも、ハローの先生方のお陰です。心より御礼申し上げます。今後、語学力向上はもちろん、人間としての幅を広げて、皆さんから信頼して頂ける通訳ガイドをめざして頑張ります。