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ブックトークオフ――読書会コミュの★オフ会レポート第2部 第13回ブックトークオフ 2010.10.30

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★オフ会レポート第1部 第13回ブックトークオフ 2010.10.30
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=58013174&comm_id=4501801


上記トピックの続きです。まずは「第1部」を読んだ後に、このトピックをお読み下さい。






.(第2部)



.【7】 3代目カメラマン


 ブックトークオフでは、カメラマンという係が存在する。よりオフ会を楽しもうということで、本の紹介の場面、美味しい料理についての写真を撮ってもらっているのだ。もちろん、顔写真の公表となると難しい問題もある。しかし、料理だったら、文句は言わないだろう。何よりも、本の集合写真というのが、このブックトークオフの目玉でもある。

 これまでは、JACKさん、はなもげらさんにお願いしていたのだが、2人とも今回は欠席である。よって、nina_oleneさんにお願いするとなった。3代目にして、初の女性カメラマンである。ところで、書いていてこの「女性カメラマン」という言葉にちょっと違和感がある。「カメラウーマン」「カメラパーソン」……、うーん。女性カメラマンでいいよね。

・初代:JACKさん(Canon EOS Kiss X3)
・2代:はなもげらさん(Canon EOS 40D)
・3代:nina_oleneさん(RICOH R10)

 3人の写真を比べると、ひとりひとり全く違うのだ。JACKさんの写真は、プログラムで言えば、誰にでもわかりやすいコードという感じだ。頼りになる安定感がある。はなもげらさんは、丁寧すぎるんじゃないの、というコードが書かれていたりする。この丁寧な仕事が光る。nina_oleneさんの場合、わからない箇所もある。しかし、そのそのわからなさがいいのだ。他のプログラムには無い個性的な動きが行われたりする。ボヤけた写真もそのボヤけ具合がすごくいいのだ。計算されたものなのか、感性なのか、よくわからない。
 とにかく、魅力的な写真であることは確かだ。彼女の紹介する本と同じように。



.【8】 B面の本の紹介


 クリスティーヌさんが早めに帰るということで、そくそくとB面が開始される。

☆ nina_oleneさん
『がんばれ!ワンワンちゃん』 工藤ノリコ Jets comics

☆ naokiさん
『ジョシカク!』 黒野伸一 光文社

☆ ひろぽんさん
『忘れない。―贈りものをめぐる十の話』 ダ・ヴィンチ編集部 (編集)  メディアファクトリー

☆ クリスティーヌさん
『夏から夏へ』 佐藤多佳子 集英社文庫

☆ ひとみさん
『毎月新聞』 佐藤雅彦 毎日新聞社

☆ いまむら
『読書からはじまる』 長田弘 NHKライブラリー

☆ ぴんこさん
『平成3年5月2日、後天性免疫不全症候群にて急逝された明寺伸彦博士、並びに、』 石黒達昌 福武書店

☆ tomokoさん
『児玉清の「あの作家に会いたい」』 児玉清 PHP研究所
『大好きな本』 川上弘美 文春文庫

☆ ブーキーさん
『薄紅天女』 荻原規子 徳間文庫


 注目はひろぽんさんの『忘れない。―贈りものをめぐる十の話』だろうか。ひとみさんのA面『秘密。―私と私のあいだの十二話』と、同じシリーズといっていい本だ。
 tomokoさん紹介の2冊の本も、気になるものだった。この2冊には多くの本が紹介されているのだ。


 いつものように、がつポンは美味しい。自家製テリーヌは、パンに載せて食べるのだが、パンが無くなりクラッカーで食べた。なかなか他では食べることのない料理だろう。最後の料理は、焼きおにぎりだ。日本に生まれて良かったと実感する。

 この日の「初まるし」となった参加者も、満足していたみたいだった。



.【9】 naoki伝説

 実を言うと、このブックトークオフ。けっこう大変だなぁと感じてきている部分がある。毎回、2冊の本の紹介をしている。それなりに、面白い!と心から叫べるような本を、だ。単純に、10回参加すれば20冊である。僕と管理人のnaokiさんは、毎回このオフ会に参加している。僕の場合を言うと、そろそろ、大変な状況なのだ。

 しかし、naokiさんの表情は「まだまだ、いくらも紹介する本はあるよ」と言っている。

 彼とはそれなりに長いお付き合いになるのだが、いろいろな本にまつわる伝説がある。ここで紹介しようと思う。

(1)本の放出会

 彼がまだ独身だった頃、アパートで「本の放出会」なるものがあった。本を処分したい、ということで友人関係などがその本をもらいに行ったのである。10人くらいはいたんじゃないかと思う。アパートの廊下には、古本市のような雰囲気で本が並んでいた。それはそれは、凄い分量だった。アパートの通路の端から端まで、本が置かれている状況で、それはそれは、ひとりの所有とは思えないものだった。

 もちろん、いらない本と、いる本とに分けられていたようで、処分の対象となる本だけが並べられていた。本をもらった人のほとんどは、鞄の中に入れて、という状態ではなく、段ボールに入れ、宅配便で送るという作業を行っていた。

 さてさて、作業が終わり、お茶でも飲みましょうと、naokiさんの部屋に入ったときのことだ。

 その部屋には、本がみっしりと詰まっている状態だった。

「あれだけの段ボールの本が減ったはずなのに……」

 部屋の本のいっぱいある状況は、ほとんど変わっていなかったのだ。冷静になって思うことがある。よくもまあ、あのアパートは壊れなかったものだと……。


(2)現在のnaoki邸の本棚

 一度(2回かな?)、naokiさんの自宅にお邪魔して本棚を見せてもらったことがある。ウワサには聞いたことがあったが、4層になっている本棚というのは、初めて見たものだった。通常は、2層くらいになっているだろう。表側に本がある。その本を取ると、奥の方にとっておきの本があったりするのだ。しかし、それはそれは甘いのだった。その奥にも本が並んでいる……。

 奥の奥の方にある本というのは、陽にあたることはあるのだろうか? また、「本を探してみた」という状況は、どんな風に行われているのだろうか?

 4層の本の物語を、しみじみと聞き入るのだった。



.【10】 本を持たない生き方


 この日、naokiさんの正面の席に座ったのは、ひろぽんさんだった。彼の本に関する話も面白い。なんと、彼は本を所有しない。持つとしても、特定の数と決めているみたいなのである。本だけでない。物を所有しない生き方をしているようで、旅行カバンに全部入るのでは、みたいなことも言っていた。

 本好き人間=本に埋もれている、というのが僕なんかの感覚であった。ひろぽんさんの生き方は、僕にはニュータイプに思える。しかし、シンプルな生き方は魅力的でもある。

 多くの本を所有している人の部屋を見てみたい、話を聞いてみたい気持ちは強い。しかし、その反対に、本を所有しない本好きの人の部屋を見てみたい気もする。

 とにかく、本好きにも、いろいろなタイプがある。



.【11】 naoki賞


 恒例のnaoki賞は、naokiさんによって、決定された。


○ naoki賞:クリスティーヌさん

  受賞理由:「物語の源流に向かう、その行動力を称えて。ところで、河童はつかまえましたか?」


 この日のオフ会の後に、遠野へと旅に出るクリスティーヌさんが受賞だった。旅と本というのは、よく合う。より深く本を読むには、部屋に閉じこもって読むのではなく、外に出ることも大切なのかもしれない。



.【12】 オフ会で楽しむこと


 スピンオフのオフ会をやりましょう、という話でも盛り上がった。naokiさんは、映画を観たり、ぶらぶら散歩をしたり、いろいろとプランがある。tomokoさんは、走りたいみたいだ。

 楽しそうだな、と独り俯いているのは、僕なのであった。東京に住んでいない者としては、そんなに参加できないのである。うーん。寂しいけれど、仕方がない。皆さん、楽しんでください。

 参加者の中には、ブックトークオフ以外のオフ会にも参加しているみたいで、そうした話も出ていた。なんと、ひとみさんとブーキーさんは、少し前にあった某作家のオフ会に参加をしていたとのことだった。2人はブックトークオフでは初顔合わせだ。偶然にも、別のオフ会で合っていたのだ。しかし、大人数のオフ会ということで、全くわからなかったようだ。

 ちなみに、ひとみさんが前々回のオフ会に初めて参加をしてくれたとき、ブログ版ブックトークオフからの申込みだった。mixiには入っていなかったのである。オフ会の後にmixiに入り、今は、mixi生活をエンジョイしている。いろいろなオフ会に参加して、マイミクが増え、何だか楽しそうだ。僕とかnaokiさんの心境としては、可愛い娘が旅立って少しばかり寂しい気持ちを抱えている……、だろうか(笑)。

 ブックトークオフは、自由な場所なのだろうと思う。どんどんメンバーは入れ替わったりもする。ある意味で、AKB48と似ているのかもしれない。

 最近は、ブログ版ブックトークオフからの参加者が増えてきている。いろいろな人との出会いは楽しい。

 ぜひとも、2回、3回、4回と、参加して欲しい。本の話をする、それは簡単なようだけれど難しいことだったりもする。シンプルに本の話を行う。ブックトークオフの良さんじゃないかと思っている。

 この日のBGMは、ビートルズがこれでもかこれでもかと掛かっていた。

 ビートルズとさつまいもカリと、ブックトーク。楽しい夜だった。







◇ 管理人+名札作成担当+受付・総括責任者:naoki
◇ 副管理人+店予約担当+レポート担当:いまむら
◇ カメラ記録担当:nina_olene

(注意)
・本のリスト作成は、いまむらによるものです。違っている部分などあれば連絡をお願いします。
・このレポートの文責はいまむらにあります。事実と違うことも書いているかもしれませんが、あまり怒らないでください。

コメント(3)

レポートありがとうございます!
あのときのアットホームなあったかい雰囲気が目に浮かんできます(o^∀^o)

mixiを始めるきかっけをくれたブックトークオフにとても感謝をしていますぴかぴか(新しい)
なのでいつもまでも巣立ちせずちょこちょこ参加させて頂きますよーるんるん

それにしてもサツマイモはおいしかったですねハート達(複数ハート)
おっと、naoki賞いただきました。ありがとうございます。

河童はキャッチ&リリースしてきました。

本当は最後まで居たかったです。最高潮の盛り上がりを見せたらしいですね。皆さんの呟きを見て早退したことを悔やみました。

オフ会自体はすごく楽しかったです。読みたい本が一気に増えました。

レポートありがとうございました!
ひとみさん

ちょこちょこ参加して、たまには、歌って踊ってください(笑)。

さつまいもカリは、他の店にはないですからね。
ここだけにしか料理っていいですよね。


クリスティーヌさん

早退の後がすごく楽しかったのですよ(笑)。

遠野は前から行こう行こうと思っていて、今だに行っていません。
いつか行きます!!

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