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イーグルスファンコミュの新井氏 平石監督に感じた愛情 元広島の後輩、福井が羽ばたくきっかけに

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野球新井氏 平石監督に感じた愛情 元広島の後輩、福井が羽ばたくきっかけに野球

スポニチ評論家の新井貴浩氏キャンプ地を巡る「新井さんが行く!!」は楽天編。

20日に日本ハムとの練習試合に訪れ、現役時代から交流のある平石洋介監督や

昨季まで広島で後輩だった福井優也投手と再会した。

平石監督から聞かれた。「どんな子ですか?」。昨季まで広島で同僚だった福井のことだ。

「思った以上に繊細なところがあるよ」と伝えた。

球に力はあるのに制球を気にしすぎて腕を振れないところがあったから。

「彼の良さを引き出してあげたい。球の強さであったり、投げっぷりの良さを持っている投手。

多少の四球なんか気にせず、投げ込んでいけ、と言おうと思っているんです」

この言葉を聞いて、選手のことをよく見て、よく考えているなあ…と思った。

どんな声をかけ、どんな接し方をすれば、選手がパフォーマンスを発揮できるか。

それを常に考えている。選手の力量だけでなく内面も大切にしようとする姿勢が伝わってくるし、

何より選手に対する愛情を感じた。

現役時代に実績を残した人が必ずしも、いいコーチングができ、いいマネジメントが

できるわけではないと思う。

平石監督は現役を引退してから、いろんな部門のコーチを歴任し、2軍監督も経験。

一生懸命勉強し、努力してきたから、いまがある。38歳の若さで背負う重責。

想像できないくらい大変だと思うけど、頑張ってほしい。

話題に出た福井とも会えた。期待されていることを伝えたら喜んでいた。

浅村が加わって打線には核ができ、投手陣には岸と則本の二枚看板もいる。

課題のひとつが3番手以降の先発陣だ。福井には大きなチャンスがある。

平石監督との出会いがいいきっかけになってくれればいい。



野球<E番ノート>名人芸野球

 「早く送れよ」。若手時代、このコラムの半分以下の短い原稿に1時間以上も向き合っていると、

先輩によく注意された。「自分はできるだけ素早く手放す」。

東北楽天が誇る守備の名手藤田がボールの扱いで同種の表現を使っていた。

ゴロ捕球の際、グラブでしっかり握らずとも、はじいた跳ね返りを難なくさばいてしまうのが流儀だ。

さかのぼること高校時代、グラブ代わりが「来賓」と書かれたスリッパだった。その裏側に当てて

宙に浮いた球を握る練習で感覚を磨き、今がある。

「握り損ねてもごまかす方法まで身につけたが…」と謙遜するが、やはり一連の動作は流麗そのもの。

「こうしなくてはいけない、という形を作らない」という自由な発想が守備哲学にある。

「そもそも理想的な送球なんて1000回に1回もできない。送球は『捕りやすい相手の胸へ』と

子供の頃から教えられるが、『だいたいで大丈夫』の感覚なら心の余裕が生まれる。

きっちり投げようとするから(問題ない動作が突然乱れる)イップスにもなる」

筆者も触発され、別の原稿を速さ重視で出してみた。

受け手は「速いのは助かるけれど、もう少し丁寧な方が…」。名人芸にはほど遠かった。



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