イーグルスファンコミュの楽天復帰渡辺直人の目標盗塁数は10年前の自分超え

楽天復帰渡辺直人の目標盗塁数は10年前の自分超え


８年ぶりに楽天に復帰した渡辺直人が２７日、今季の目標盗塁数を３５個に設定した。

渡辺直はこの日、楽天生命パーク内イーグルスドームにファンを集めて行われた「決起集会」に参加。

トークのコーナーで今季の盗塁数について聞かれると、回答用の紙に「３５」と書き込んだ。

渡辺直は理由を聞かれると「目標なんですけど、昔イーグルスにいた時に１シーズンで

３４個やったことがあるんです。１個でも上回りたい」と説明。司会役の立花社長から

「何年くらい前の話？」と聞かれると「かれこれ１０年くらい前ですかね」と、

３４個が０８年の記録だったことを明かしてファンを笑わせていた。



梨田監督がロッテを“口撃”「『謎の魚』はなんで売ったんだろう」


梨田監督が３０日の開幕戦で対戦するロッテに早くも“口撃”を仕掛けた。

２８日は本拠地の楽天生命パークで全体練習。野手は打撃練習、投手陣はブルペンでの

投球練習などを行って汗を流した。

最終調整に目を光らせていた指揮官だが、２日後に対戦するロッテの印象を問われると

「一番は監督が変わったこと。あとは『謎の魚』が８００万円で売られちゃってね。なんで売ったんだろう。

謎のままでよかったのに。値段も明かさなくてよかったのにね」と報道陣を笑わせた。

ロッテの人気キャラクター「謎の魚」は、２６日に１年間のスポンサー契約企業を募集し、

６社による競りが行われ、８００万円で株式会社「拓匠開発」（本社・千葉市）が落札した。



オコエ・ディクソン入団会見「優勝を勝ち取りたいと思っている」　

https://www.rakuteneagles.jp/news/detail/00001067.html

楽天の新外国人、オコエ・ディクソン外野手（２８）＝ドジャース＝が２８日、

宮城・仙台市の楽天生命パークで入団会見を行った。

米国出身の右打ち外野手で、マイナーリーグでは７年間通算で１１７本塁打を放った長打力が持ち味の

新助っ人は「楽天に来ることが出来てうれしく思うし。

優勝するために呼ばれたと思うので貢献出来るようにしたい」と意気込みを口にした。

オコエに続く“オコエ２号”となるが、登録名は名字に当たる「ディクソン」になり、

背番号は「５５」となる。

前日の２７日にはオコエともファームで対面し「エネルギーがあって、ハードワークが出来る選手だと

感じて素晴らしいチームメートだと思ったし、彼とプレーすることを楽しみにしています」と

“共演”へ向けて意欲を示した。

楽天の外国人は１軍スタートが濃厚になっているハーマン、ペゲーロ、ウィーラー、アマダーに加え、

２軍にもコラレスと宋家豪が控えており、７人目。ディクソンは昨年１０月に左肩を手術して

現在もリハビリ中で、４月中の実戦復帰を目指している。

シーズン開幕を２日後に控え「優勝を勝ち取りたいと思っている」と何度も繰り返していた。



お別れ会に見た星野氏と三木谷氏の絆

　３月１９日に東京都内のホテルで開かれた「星野仙一氏お別れの会」を取材した。

膵臓（すいぞう）がんのため、１月４日に亡くなった名将との別れを惜しみ、約１５００人が参列した会で、

楽天・三木谷浩史オーナーの弔辞が強く印象に残った。

声を詰まらせ、何度もハンカチで涙をぬぐいながら感謝の思いを口にする。

２人の強い絆を感じさせる弔辞だった。

２人が初めて顔を合わせたのは２００４年、大阪で開かれた講演会だった。

時はプロ野球再編騒動のまっただ中。三木谷氏は、当時、阪神のシニアディレクターだった星

野氏にこう声をかけられたという。「君のような若い人がプロ野球界に参入して、新しい風を作れ」。

その一言が背中を押し、三木谷氏はプロ野球参入を表明。

「東北楽天ゴールデンイーグルス」が誕生した。

２人の物語はその後も続いた。三木谷氏の要請を快諾し、星野氏は１０年オフに楽天の監督に

就任する。「ダメもとで監督をお願いしたら『ええよ』と快諾。心からうれしかったのを覚えています」。

翌１１年３月の東日本大震災を乗り越えて、１３年に球団史上初のリーグ優勝、日本一を飾る。

その後も星野氏は病魔と闘いながら球団副会長として尽力。楽天球団の歴史に色濃く携わってきた

星野氏を失った悲しみの深さが、三木谷氏の涙から伝わってきた。

星野氏の病気はトップシークレットとされた。昨季、チームが前半戦を首位で折り返しながら後半戦に

急失速した際、三木谷氏は「おいお前ら、副会長は病気と闘っているんだ、気合を入れろ」と

選手を鼓舞したかったという。しかし、星野氏に口止めされていたため、思いとどまった。

楽天ナインは今季、星野氏への思いを抱きながらプレーする。

梨田監督は「勝ちたい思いを前面に出して戦う。優勝を狙えるチームになった手応えも感じている。

（星野）副会長と一緒に戦いながら、東北に日本一をもたらしたい」という。

今年の楽天の戦いに注目したい。