知瑠恵コミュの戦争を起こすも人間なれど、戦争を止めるのも人間である

戦争を起こすも人間なれど、戦争を止めるのも人間である。

いま日本の政治は長い間、財政・大企業が主導してきた自民党を、昨年の衆議院選挙で靖国の御霊魂(みたま)が民主党に政権交代させ、国民が主人公の政治に導かせようとしたが、鳩山総理は日米同盟で沖縄普天間基地を撤退する事ができなく、参議院選挙でまた財界・大企業中心の政治になりつつあります。

自民党石破茂議員は、八月二日、国会で防衛大臣だったときの経験で菅直人総理を追い詰め、沖縄普天間基地が立地条件には一番適しているから、沖縄の人には負担をしていただき急いで決めることを要請している姿をＮＨＫ放送で観ましたが、人の命を楯(たて)にして護衛するべきであると発言をしていました。この石破茂を打破する人物が一人もいないので、このことが正当であると一般民衆は惑わされてしまいます。（戦争を起こす権力者）

一方国民の動きは、沖縄の人たちを中心に普天間基地撤退運動・広島長崎の平和運動・九条守る会世界大会開催・戦争体験談の会・吉永小百合さんの「平和の祈り」（二十五年目）・五大路子さんの一人芝居「横浜ローザ」（十五年目）・イラク戦場カメラマン渡部陽一さんなど、その他色々な情報をマスコミは国民に多く報道しています。（環境＝生命の大切さを訴えている弱者のこころ）

天皇・皇后両陛下は、昨年ご結婚五十年の記念ＮＨＫ放映で、「象徴とはどうあるべきか。」その姿を共に支えあいながら追い求められ、昭和天皇の「二度と戦争をしない」御霊魂(たましい)を遵守(じゅんしゅ)さられておられる御姿をお伝えされました。そして日本の皇室は政教分離を原則とする憲法の下、国民の苦しみに心を寄せて、国家の安泰と国民の幸せを祈るしかなかったのです。

今年六月十五日愛知県大府市ご巡幸された天皇・皇后両陛下に直接お言葉を掛けていただき、「人祖初代伊邪那岐尊・伊邪那身命の大御意志(おおみごころ)、知瑠恵と御難賛助の御誓約(うけひ)の魂の元に、昭和天皇の神宮・竝宮(ならびのみや)・世界平和神宮院（どの宗教も元は一つの証となる）を熱田神宮の元宮（日本武尊(やまとたけるのみこと)が民草和氣(くさなぎ)の剣(つるぎ)を納め置かれた場所）に建立するというお詞を全世界に公表すれば、国民ひとりから一円が集つまり一気に建立する事でき、世界恒久平和への人間象徴天皇のお立場となるのです。」と、天皇さまに世界をお救い下さるようにお伝えさせていただきました。（救世主は九条を持った日本国の今上陛下しかないのです）

また七月九日には東京・渋谷のＮＨＫホールで吉永小百合さんの「平和への絆」第二部の朗読会に美智子さまご自身の意志により始めて参加されたことをお聞きしました。また八月三日、野球賭博で名古屋場所が報道されませんでしたが、全勝優勝をした白鵬にねぎらいのお言葉を、協会を通じて述べられた報道を観て象徴天皇のお立場を現された事に感動しています。　

拝

平成二十二年八月六日　　　三代目　東核芒種大伝道師　加　古　藤　市