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悪魔の映画辞典コミュのトピック版【 こ 】

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コミュ内全体

[こー1]ご・あく【五悪】[名]五戒で禁じられている五つの悪事。殺生(せっしょう)・偸盗(ちゅうとう)・邪淫(じゃいん)・妄語(もうご)・飲酒(おんじゅ)。

五戒を犯したくて犯す人間はいないだろうが、ピカレスク願望が体のどこかに棲んでいるみたいで、ときどき体が疼く。それを抑えるのはオンジュしかないので、ひとは夜な夜な赤提灯に引き寄せられる。


[こー2]こい・ぐち【鯉口】[名]〈形が鯉のひらいた口に似ていることから〉刀の鞘の口。

なんといってもこの言葉を知ったのは吉良上野介が松の廊下で浅野内匠頭に対してつく悪口雑言のなかのセリフとしてである。「何じゃな浅野殿、刀に手をかけてどうなさるおつもりじゃな。殿中でござるぞ。殿中においては鯉口三寸切られれば御身は切腹、御家は断絶じゃぞ。」このような下品なセリフを実際に喋らせた映画があったかどうかは疑問だが、これほど覚えているのはなぜかしら。恐らく漫才で見たのだろう。大抵はこのあと「鮒じゃ鮒じゃ鮒侍じゃ」とくるから、横山ホット・ブラザーズであったかもしれない。


[こー3]こい・こく【鯉濃】[名]「こいこくしょう」の略。鯉を輪切りにして赤みその味噌汁にした料理。

考えるだけでも美味くはなさそうだが、むかしは動物性蛋白質に乏しい食生活を送っていたから、鯉を一匹つぶすということは極めて贅沢なことであったのだろう。加藤泰の『沓掛時次郎・遊侠一匹』でもおきぬのために鯉を一匹つぶし、鯉の生き血を飲ませるシーンがある。いつも思うのは肝臓ジストマなどの寄生虫は知られていなかったのだということ。

[こー4]こい・さん[名]「小娘(こいと)さん」の意。[関西方言]末のおじょうさん。

「こいさんのラブ・コール」というフランク永井の名曲がある。三人姉妹の場合は、まんなかのお嬢さんは「なかんちゃん」と言われる。昔は『番頭はんと丁稚どん』『横堀川』『丼池』『堂島』『ど性っ骨』『うどん』など、船場をはじめとして大阪の商家を舞台としたドラマがいくらでもありましたなぁ。覚えるつもりがないけど、いくらでも沁みこんできたよなぁ。


[こー5]こい・ちゃ【濃茶】?樹齢のおおいチャの若芽から製したひき茶。またそれをつかってたてた色の濃い茶。

横溝正史の『八つ墓村』に登場する濃茶の尼は、この濃茶というものの存在を一般人に知らしめることになった。野村芳太郎の同作において演じたのは加藤泰作品の脇役で知られる任田順好だ。沢淑子という芸名で長かったが、改名してから一挙にいい役がついたが、まもなく病死した。しかし、彼女の名は「タタリじゃー」という流行語とともに映画史に残った。


[こー6]コイン 硬貨。

市川崑監督の『細雪』で鮮烈デビューした桂小米朝は人間国宝となった桂米朝の息子。しかし、いまでこそ小米朝は彼だが、むかしすでに小米朝は存在した。それが月亭可朝だ。可朝がむかしの師匠のおんなに手を出して破門され、米朝を頼って入門したが、外様であったこと、そしてニンから長らく廃されていた月亭を復活させたのである。現・小米朝は一般人である兄弟との双子で、まだ赤ん坊の小米朝をお守りする役目だったのが当時の小米朝。可朝は無類の女好きで、赤ん坊を連れて行くとかえってモテるからとアルサロに連れて行ったという。このときの十分な観察から生まれたのが迷曲「嘆きのボイン」。大きいのがボイン、ちっちゃいのがコイン、もっとちっちゃいのはナインやで〜というわけである。可朝のなんとも責任のないキャラクターは唯一無比であるから、ファンは多い。


[こー6]こう・か【黄禍】[名]?黄色人種が栄えることによって白色人種に及ぼすわざわい。?[俗]列車の便所から撒き散らされる汚物などによって起こる迷惑・被害。

むかし列車に乗ってトイレにいくと全速力で走っている線路が見えたものだった。排便すると線路の上に爆弾が落ちてぐったりしている。その爆弾にちり紙を置いていくだけの役目もあったと聞く。しかし線路が民家の横を走っている区間では洗濯物などに迷惑がかかった。黄害そのものである。


[こー7]こう・がい【梗概】[名][文]事件・物語などの大体のすじ。あらすじ。

むかしの映画パンフレットでは、ストーリーを紹介するページには梗概と書かれていた。そのころの映画字幕には「畢生の大傑作だ」とか、「未曾有の挑戦」といった国語力のまだあった時代の字句や表現が見られたものだった。いまやなんでも平かな表示だからなぁ。こんなことになるなんて梗概先に立たず、だ。おぉー、寒い!残念!梗概だけにスジ(辻)斬り!


[こー7]こうがい【笄】[名]婦人の日本髪のまげにさす装飾品。

長谷川伸原作の『一本刀土俵入り』は食い詰めた元相撲取りの駒形茂兵衛が助けられた女性に恩返しするという任侠ものだ。いろいろな俳優が演じているがマキノ雅弘監督作では加東大介と越路吹雪が出た。この女性は2階から自分の「櫛、笄、かんざし」までくれたのである。この映画の中で歌われる「浮いたか瓢箪軽そに流れる〜」は哀調あふれるものだった。玉三郎主演の舞台でも歌われたと昔友人のK嶋さんに教えてもらったことがある。歌といっても、あれは新内であったかもしんない。おぉぉー、寒い!


[こー8]こう・ごう【交合】[名・自サ・文]男女の肉体的な交わり。

おー、そうか。


[こー9]こう・じょう【交情】[名]男女が情をかわすこと。情交。

へー、そうか。


[こー10]こう・せつ【交接】[名・自サ・文]性交すること。

おいおい【こ】の欄って、この話題ばっかりかよ。でも巧拙までは問わないんだろうなぁ。


[こー11]こう・せん【交戦】[名・自サ変]お互いに戦いを交えること。

またかよ〜。


[こー12]こう・せん【好戦】[名・自サ]戦いを好むこと。

ちょっと違うみたいだけど、まあいいかぁ。


[こー13]こう・せん【抗戦】[名・自サ]戦いに抗うこと。

意味深やな〜。


[こー14]こう・とう【口頭】[名]口で述べること。

その昔、やっと初めてポリ・クリ(病棟実習)がはじまったころのことである。整形外科でのこと。先生がレントゲン写真を見て所見をいうようにある学生に命じた。写真は下腿骨前面のもので亀裂骨折があるようだった。その学生は、指差ししながら「ここがぁ・・・」と骨折を指摘しようとした。すると「おいおい、曲がりなりにも質問してんだろ。ここがぁ、なんて言うより、少し言い方があるだろ」と口を挟んだ。すると、その学生が少し考えて言った。「この“弁慶の泣きどころ”に・・・」


[こー15]こぺるにくすてき・てんかい【コペルニクス的転回】カントが従来の学説に対して、主観が客観を可能にするという自説が、天動説を覆して地動説を発表したコペルニクスの業績になぞらえて言った言葉。また一般に、考えや態度ががらりと正反対にかわること。
 
略してコペ転。これは『博多っ子純情』において、童貞少年にとっての初体験を意味する。主人公たちの3人組は話すことといえばこの話題ばかり。しかし、芯に一本、硬派の血が流れていたから、当時の読者の共感を呼んだ。曽根中生監督で映画にもなった。主人公の郷六平を演じてデビューしたのが、いまや名脇役である光石研である。


[こー16]こ・ちゃく【固着】[名・自サ変]?固くしっかりとくっつくこと。?幼児期の愛の対象に愛着を持ち、性的発展の最初の段階に止まること。精神分析の用語。

この実例を見たければ秋葉原や大阪なら日本橋を歩いてご覧。紙袋を持ち、長髪で小太りの目立つひとびとがいるよ。それはオタクでしょ。今ごろ・・・、あっ、いるワ。


[こー17]こ・てい【小体】[名・形動]こじんまりしていること。質素でつつましいこと。

焼ける前の法善寺には、いくらでもあった。いま新築なのでキレイすぎるかもしれないが、精神は小体である。正弁丹后・・・やっぱり安くておいしいなぁ。


[こー18]ごまめ【田作り】カタクチイワシの幼魚を干したもの。「−の魚(とと)交じり」(=つまらない者が大物の中に入って一人前の顔をしていることのたとえ)」

ボクらが子供だったころ、原っぱでかくれんぼや缶けりをするとき、幼い弟が兄にひっついてくることが少なくなかった。そんなとき、「こいつは小さいから、負けても鬼にはならなくてもいい」扱いを受ける。これをボクらは“ごまめ”と呼んだ。しかしこれは実に正しい表現だったんですね。漫画『博多っ子純情』では同じことを“あぶらむし”と言うと書いてあった。歴史がかんじられないなぁ。

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