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立体曼荼羅 ★★LOVE★★コミュのよろしくです。

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私は京都在住の素人日本美術愛好家です。
これまで京都という地の利を活かし京都奈良の寺を探索してまいりました。中でも東寺の立体曼荼羅は最高至上の美術的宗教的作品としてリスペクトしておりました故、こちらのコミュに参加させていただいた次第で御座います。
さて、東寺の講堂の立体曼荼羅ですが、私と致しましてはやはり素人愛好家である以上第一にリスペクトせざるを得ません。
京都人は実はあまり京都の寺社仏閣を実際に観光したことが無いとゆー定説はやはり事実のようで、私も東寺に足を踏み入れたのはほんの数年前であります。
しかし、一見たときに正直完全にノックアウトされてしまいました。自分ウチから原チャで軽々と行ける様な場所にこれほどのものが存在していたとは。正直チビリかけました。
中でも私が心引かれたのはやはり、五大明王と梵天と帝釈天でした。その中でも最もビビったのが不動明王像でした。他の4像が多面多脾であるのに対して、不動産は1面2脾。単純な構成であるにも関わらず、1点の揺るぎも無い完全なバランスの美。多数の寺社を巡り多くの不動さんを見ましたが、これほどの迫力と魅力のある不動さんはありません。東寺講堂の不動明王こそ日本一の不動明王であると確信しております。
梵天と帝釈天も絶品です。この2像には地上のあらゆる美にも勝るとも劣らない完全なバランスと美しさが内包されています。かのギリシャ彫刻でも持ち得ない魅力があると思うのです。それは木造であることの危うさに起因するのかも知れません。
最近京都国立博物館で催された「大絵巻展」を観にいった折、常設館に立ち寄ったところ、醍醐寺安置の「大威徳明王」が修復を終えたとのことで特別展示されていました。この大威徳明王、やはり東寺のそれを発展させたものでありました。ちなみに醍醐寺は結構イカツイ感じの仏教美術を多く所蔵しています。「太元帥明王」なんか正にそれです。
「軍蛇利明王」でいえば滋賀は草津より山奥へ金勝(こんぜ)山系にある金勝寺にある軍蛇利像は東寺のそれと造形を異にしており興味深いですが、あまりにも田舎山奥の寺であるため滅多にいけるものでは御座いません。
さて、東寺の金堂に話を移しますと、やはり気になるのは薬師如来の台座にいる十二天像です。十二天に関しては新薬師寺や室生寺の十二天像が秀作であると思います。ただ薬師如来とのコラボ的な関連とゆー視点で見れば金堂の十二天像も小さいながらも絶妙の美をかもし出しております。
五重塔の初層部分も入りましたが、本来あるべき極彩色の装飾が明治期の廃仏毀釈により削り取られているとゆー話を聴き残念に思いました。フェノロサが10年早く来日していればもしかしたら存在していたかも。。。
五重塔の芯柱は本来の長さより幾分か短いらしいです。これは創建当時の塔の歪みを修正するために芯柱を根元から切断し短縮して寸法を合わせたそうです。これは凄まじい建築技術と思います。
長くなりましたが東寺が好きです。

コメント(2)

たちばなさま

おおおぉぉぉ・・・!

今まで京都旅行に行ってもなぜか京都駅より南には足を踏み入れませんでした。
でもあの素晴らしさを実感したいと考えています。
私の中では、全ての始まりが「ここにある」と思っています。
私事ですが、ある方に見ていただいたところ私を守り支えて頂いているのは「十一面千手観世音菩薩」様です。
先日も危なく「大怪我」のところ「擦り傷」一つ無くすむ事ができました。そんな馬鹿なこと・・と思う方も沢山いらっしゃると思いますが。わたしにとっては大事なことです。
ぜひ・・立体曼荼羅をぜひぜひ見たい!
はじめまして、
高野山、四国八十八所は、お参りしましたのに、なぜかまだ
東寺に参拝できていません、
その、すばらしいお不動様に是非とも、拝顔したいもの
と、篤い思いがしてまいりました。

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