TOEIC入門塾コミュのパート５、６とは

いろいろ意見があると思いますが、私はこのパートで英語に対するattitude（見方）がはっきり分かれると思います。

持論ではこのパートは「英文が書けるか」を間接的に測定していると思います。語彙力も重視していますが、英文のつくりに最も焦点を絞って出題されていることから特に分かります。ですから大学受験で英語が得意だった方でも、何を聞いている問題なのかピントが合わず、答えを聞いて「あー」という感じになるのです。

ではどうやって鍛えればいいのでしょうか。私の友人で部下である「使える英語道」を提唱している藤村先生は、「毎日書け！、アメリカの大学では１０００ワード以上書くのだぞ！」と脅かしていますが（笑）、私は逆に、ビジネスパースンが毎日メールを開き返信することを想定して、e-mailのレターをテーマ別に書いてみることをお勧めします。実際にネイティブもしくは準ネイティブに送るのですね。また直接送らなくても英語のつくりを考えますので、よいトレーニングになりますし、スピーキングの勉強にも相当なります。初級者は週に１回でも２回でもいいです。またなにを書いていいか分からなかったら、TOEICのリーディングパート（パート６）のレターの日本語パートを英作できるようにしてはいかがでしょうか。最初は模範英文どおりに、次に自分なりに、結構大変なのが分かると思います。もちろん会社にいけば雛型がほとんどの場合用意されていますが、自分でやってみることは非常に勉強になります。

入門者にとっては上記のトレーニングはいたずらに時間がかかり効果はあまりでないので、
?４品詞の問題（名詞、形容詞、副詞、動詞）
?主語・動詞の問題（単数・複数・時制）
?接続・関係の問題（接続詞・関係詞・分詞構文・接続副詞・前置　詞句）
のみをやることが一番効果的でしょう。この３つだけでTOEICの文法問題の実に５～７割程度の量が出題されていることが分かります。またなかなか７００点にのらない方も多くの方がこの問題で落としていることがわかります。

皆さんの弱点をよろしかったら教えてください、ではでは。
　