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フォトジャーナリスト久保田弘信コミュのシリア日記パート7

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UNHCRオフィスへ。
日本のオフィスから僕が訪れる事を連絡しておいてもらったのだが・・。
どうもうまく伝わっていないらしい。
教えてもらったPIオフィサーの携帯電話は全然つながらない。
これはもう現場へ行くしかない。ということでドライバーに「UNHCRへ行ってほしいんだけど」とお願いするが
勿論、UNHCRがどこにあるか分からない。国連(UN)なんだけど。と何回も話す。ドライバーは英語ができる
友人に電話をして僕と代わってくれた。同じ事を説明すると、なんとか分かってくれたようだ。
なんとか国連らしき所に着くが、案の定UNHCRのオフィスではなかった。
しかし、ここまでくればもう大丈夫。守衛さんにUNHCRの場所を訪ね、ドライバーに伝えてもらう。
シリアに限らず、どの国に行っても現地の人がUNHCRの場所を知っていることは殆どない。
それ故に今回は日本でオフィスの住所を聞いてきたのだが、その住所にはオフィスはなかった。
ようやくたどり着いたUNHCRオフィスで「PIオフィサーに会いたいんだけど」と話すがどうもうまく伝わらない。
そうこうしているうちにUNHCRのスペイン人スタッフが対応してくれた。
PIオフィサーは会議中で会えないし、日本人のスタッフは外出中だと。電話番号を教えて欲しかったが何故かメールアドレスだけ
教わった。
結局UNHCRのスタッフとは会うことができなかった。しかしこれで一日を終わらせてしまうわけにもいかないので、
昨日見かけたダマスカス大学敷地内にあるUNHCRのテントを訪れる事にした。
テントの周りには沢山の人がいて慌ただしく動いている。
近くにいる人に撮影許可をお願いする。
「僕では判断できないよ〜」と言われたものの、スタッフ、イラク難民の顔のアップを撮影しないことを条件に許可をくれた。
この辺の臨機応変さがうれしい。
偶然だが、今日初めてイラク人に対してATMカードを使った支援を始めた日だったようだ。
一人のスタッフに許可をもらっても他のスタッフから「何してるんだ」と咎められることがよくある。
しかし、このテントで働いているスタッフはみんな親切で撮影に協力的だった。

コメント(2)

ありがとうございます。 
hiro さんは 淡々と書かれてますけど、これはもう すごい状況ですよね。
昨日、読んだときには いつもしているように ちょいちょいとコメント、なんてできませんでした。
こんなに 日常と現実が 日本とかの地、地域によって違うことに とまどってしまいます。
わかっている つもり、なんだけど、わかってないのね。。。自分。。。
「わかっている つもり、なんだけど、わかってないのね。。。自分。。。」
そう思ってもらえたら嬉しいです。
みんな知らないです。
だから僕みたいに伝える人が必要になってくるんだと思います。

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