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詩と思想コミュの第22回詩と思想新年会

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1月13日、東京、九段下にあるホテルグランドパレスにて、平成26年度詩と思想新年会が開催されました。第22回詩と思想新人賞の授賞式を兼ねた宴です。

今回の受賞者は、為平澪さん、受賞作品は「売買」です。応募総数228編の中からの受賞となりました。入選作品は、藍川外内美、青木由弥子、川井麻希、横山伊吹、の4氏。

為平さんの「売買」は、自らが置かれた状況を、アイロニーとユーモアを込め作品に昇華させていました。新しい世代の社会派作品として、選考委員3氏の評価も共通していたように思います。

受賞者紹介をされた佐竹重生氏の次のくだりがとくに印象に残りました。

「為平さんの詩は、自分を傷つける。人を傷つけるかもしれないが、傷つけた人の傷が自分のほうにも跳ね返ってくる。その痛みによって詩が書かれている。人と人との軋轢といったものを消化させることによって詩が書かれているわけだが、それが少しでも痛みを治していくきっかけになってくれることを願っている」

為平澪さんによる受賞者挨拶では、まず、詩を書き続けること。実直な気持ちで詩を書き続けること。誰か1人でいいから、自分の詩をずっと覚えていてくれるような、そんな詩を書くこと。この3つを課題にこれからも詩と向き合っていきたい、という自らの希望を率直に語られていました。

当日は、130名の方々が出席。二次会も含めとても華やかな宴となりました。為平澪さん、ご受賞おめでとうございます。

右の写真は、受賞者の為平澪(左)、受賞者紹介をされた佐竹重生(右)、両氏です。

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