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moving (movies and musicals)コミュのザ・ゴールドフィンチ

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映画THE GOLDFINCH
いすジョン・クローリー

アンセル・エルゴート/Adult Theo Decker
オークス・フェグリー/Young Theo Decker
ニコール・キッドマン/Mrs. Barbour
ジェフリー・ライト/ Hobie
ルーク・ウィルソン/Larry
サラ・ポールソン/Xandra
ウィラ・フィッツジェラルド/Adult Kitsey Barbour
アナイリン・バーナード/Adult Boris
フィン・ウォルフハード/Young Boris
アシュリー・カミングス/ Adult Pippa
エイミー・ローレンス/ Young Pippa
ロバート・ジョイ/Welty
ボイド・ゲインズ/Mr. Barbour
ルーク・クラインタンク/Adult Platt Barbour

********
危険・警告ねたばれexclamation ×2

NETFLIXさんから『観れますよー』と教えてもらい早速鑑賞。
2019年作品かな?
日本では、劇場公開はなく配信のみだったらしい。

カレル・ファブリティウスの描いた小鳥の絵『ゴールドフィンチ』の数奇な運命と、
絵画と関わるある少年の半生、という感じ。

個人的超豪華キャストでした。

何しろ主演がアンセル・エルゴートで、
彼の親友がアイナリン・バーナード!

観るしかないー!

・・・だったのですが、子供時代の配分が結構多く
しかも、子供時代の方が面白かったという(苦笑)。

子供時代は、主人公テオが純粋だし、
自分で運命を切り開いていく感じだったけれど、

大人になってからは、裏表を器用に使い分けて、
何を考えているのかよく分からなくなってくるし、
時系列が錯綜して断片的に出てくるので、
ストーリー展開までよく分からなくなるという。

(でも、結局3回くらい見直したので、
 今ではなんとなく理解しているつもりですが)

子供時代にデッカー家と過ごしたことで表の上品な物腰を身に着け、
その後引き取られた実父と親友となったボリスの影響で、
裏の顔を持つようになったという感じなのかな。

テオの親友ボリスの子供時代を演じたのがフィン君。
フィン・ウルフハードでした。

前から思ってたけど、
髪形のせいかもしれないけど、
彼、ティモシー・シャラメに似てるよねー。

どんどん美少年から美青年に成長してて、
演技も上手くて目が離せない!

(あー、「ストレンジャー・シングス」の続きも観なくてはー)

子供時代の方が面白かったのは、フィン君演じるボリス少年の
魅力も大きかったかも。
映像も、場所がテキサスだったかな?
自然の風景が広がっているところも良かったし。

特に気に入った場面は2つ。

1つは、出会った頃の場面。
バスから降りて、土埃っぽい乾いた晴れた場所で、
やおらこうもり傘を開いて日傘替わりにするところ。
で、ひとこと、”Hate the Sun.”
(「言っただろ、太陽が嫌いだって」)

そうそう、カンカン照りのテキサスに似合わない、色白、紅い唇。細い身体。
こうもり傘を開く姿がヴァンパイアみたいで絵になってました。

もう1つは、2人で夜中にプールサイドで寝転んで話している場面。
”Swim、Potter!” と言って、夜のプールに飛び込む映像の美しさ。

ここも好きだったなー。

デッカー家の母親ニコール・キッドマンの美しさも特筆すべきポイント。

基本、無表情無機質だったけど、実は気に入ってたのよねー、
テオくんのことを。

そのことが分かる大人になってからの彼女の表情の変化が好き。
ある意味マザコンのテオにとっても、大切な人になったようで。
(別の意味では枷になってしまったのかもだけど・・・)

大人になってからは、小鳥の絵の行方を追うのが大変で、
そもそも、ボリスが絵をいつ盗んだのか混乱してしまったけど、
父親が事故死する前の感謝祭の日、だったんだな。

だから、子供時代の別れ際に言わなければいけない大事なこととは、
絵を盗んでいたこと、なんだな。

そして、結局返さなくて、裏取引に使ったら盗まれて、
取り返そうとして成功した・・・と思ったら失敗して、
でも、ラストは警察が活躍してくれて、
世の中に改めて日の目を見たよってラスト。

(ここら辺、映画だとすっごく端折ってるだけど、
 小説だと詳しく語られているんだろーか?)

ラスト、やっとテオの夢に母親が出てきたってことは
『赦された』ということなんだろうな。

そして、ラストシーンは、過去の『起点』のシーンだけど、
同時に、未来の誰かが「小鳥」と出会う場面をも
内包しているんだろうな、と。

明るい場所に戻ってきた小鳥のイメージ。

うん、2時間半でも語りきれない話だった。

緑という色の使い方が象徴的だったな。
心の揺れ・・・、人生のパートナーの選択の誤りの象徴。

エメラルドのピアスは、母親の形見であり、
幼馴染のピッパの服も緑色がイメージカラー。
そして、テオの好きな色。

一方、婚約者のKitseyの好みではない色だったという。
(彼女はピンクやホワイト、かな)

だけど、ピッパのテオとは一緒になれない理由も切実であり、
「母親」を手に入れることでの妥協点もあり・・・。

鏡に映った、母親とテオ。
鏡に映った、テオと義理の母親。
この場面の重ね方も良かったなぁ。

人生は選択の連続。
その時は間違ったと思った選択でも、その後、正解と思うこともありなのかな。
そんな繰り返しがいくつか・・・。

余談ですが。

トム・ケーブルというテオの人生を狂わせる人物を演じたキャストも
美少年&美青年でした。

子供の頃は、タバコ所持の濡れ衣をテオに負わせた人物。
その後、トイレで吸ってるところをテオ目撃され、追いつめるけど、
もう、後の祭り。

彼のせいでテオの母親が学校に呼び出された為に、
間接的に母親を失った原因を作った、という流れ。

そして、大人になってからはテオの婚約者のくされ縁彼氏として再登場。
どこまで腐れ縁なんでしょ、テオにとっても。

んで、演じたのはー

子供の頃が、Nicky Torchia
大人が、Gordon Winarick
別の作品でも再会できると良いですねぇ。

特にニッキーくん。
あれ? フィン君?って一瞬混乱するほどの美少年っすよ。

さらにおまけで。

ボリスがテオをポッターと呼ぶのも好きだったなー。
メガネをかけてて「ハリー・ポッター」に似ているという単純な理由。

ついでにテオ本人はトールキン好きとか言ってたな。
んー、いいヤツだ。

2019年作品か。
やっと出会えたよー。良かった、良かった。

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