moving （movies and musicals）コミュの修道士は沈黙する

Le confessioni

ロベルト・アンド

トニ・セルビッロ/ロベルト・サルス
コニー・ニールセン/クレール・セス
ピエルフランチェスコ・ファビーノ/イタリアの大臣
マリ＝ジョゼ・クローズ/カナダの大臣
モーリッツ・ブライブトロイ/マルク・クライン
リシャール・サムエル/ドイツの大臣
ヨハン・ヘルデンベルグ/マイケル・ウインツェル
伊川東吾/日本の大臣
アレクセイ・グシュコブ/ロシアの大臣
ステファーヌ・フレス/フランスの大臣
ジュリアン・オベンデン/マシュー・プライス
ジョン・キーオ/アメリカの大臣
アンディ・ド・ラ・トゥール/イギリスの大臣
ジュリア・アンド/カテリーナ
エルネスト・ダルジェニオ/チーロ
ダニエル・オートゥイユ/ダニエル・ロシェ
ランベール・ウィルソン/キス

「ローマに消えた男」のイタリア人監督ロベルト・アンドが、世界経済を牛耳る大物政治家たちの集まりに招かれた清貧な修道士が思わぬ事件に巻き込まれていく様子を描いた社会派ミステリー。
(by eiga.com)

＜修道士は沈黙する＞
秘密を知ってる修道士が周りから大人気で笑った。
近付く理由は人（and more）それぞれなのも面白かった。
修道士は世間離れしているようで実はしっかり者なのが素敵だった。
と言いつつ、寝落ちの５秒前の危うさだった。

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ネタバレ

原題は、『告解』という意味のイタリア語だそうで。
寝落ちしそうになりつつ観てたけど、面白かったー！

主役の修道士さんが周りから大人気で可笑しかったです。
ラストは、犬まで懐いてしまって、彼についていってしまいました。
元は英国の大臣の犬だったかな？

修道士さんが、修道士になる前は数学者だったのもポイント高いのかな？
難解な（＝個人的見解）数式を空で覚えてるところが空恐ろしかったです。
実は、結構、はったりの類みたいだったけど。

結局、遺体で発見されたロシェの真意は、『自分は末期ガンでもう死ぬけど、
他人にはいい思いをさせねぇ』ってことだったのかな？　やなやつだ。

でも、修道士が上手く立ち回ったおかげで、良い結果に落ち着いたっぽい。
搾取と私腹肥やしの政策はあきらめた。と。

修道士は、ある程度俗世間で生きてた人だから、
世離れしてるようで、以外としぶとかったです。

ロシェの葬儀で説教する修道士さん、
終わったところで、年に１回、珍しい鳴き声で鳴く鳥が現れて、
消えたところで、修道士さんの姿も消えるという、
人間離れした身のこなしも披露ｖ

善い人は、カナダ人とイタリア人と絵本作家。
ボイスレコーダを持っていたのは、ボケてるホテルのオーナー。
腹黒いのは、英国とドイツとアメリカとフランスの方？

絵本作家が、修道士さんの部屋の隣で、
彼に危険が及んだ時に、自分のへやに匿って、
隣の部屋を鍵穴から覗き見する場面なんてのが、ありましたねぇ（笑）。

ある方による心臓（＝ハート）移植のジョークが、なかなか粋でした。

少年の心臓はもらえない。
中年のトレーダーは、ハートがないので無理。
老年の銀行家のハートは新品だからお薦め。
･･･みたいな感じ。

ボイスレコーダに入ってた鳥のさえずり、綺麗だったな。