クンダリーニ覚醒コミュのジャンピング・ファイアー・ブレスとは？

自分としては、独自な健康法として行なって来た呼吸法なのですが、エネルギーの偏りや詰まりを整え、循環をスムーズにさせる方法として、また、エネルギーを強めることにも繋がるもので、覚醒を促進させた役割があるのではないかと思う方法が、このジャンピング・ファイアー・ブレスと言うものです。

もともと、座禅の状態で行なう「火の呼吸」と言うものは、ヨガや内丹術などの修行でも行なわれているようです。

１秒間に２回～３回の速い鼻だけで行なう呼吸を連続させるものです。30秒～１分間、連続で行い、２～３分クールダウンしながら、ゆっくりと深呼吸（鼻だけの呼吸）を行い、息を整えてから、再度、行ないます。

セット数は、その方にとって、余り負担のかからない数にすると良いのではと思います。無理をすると、息が苦しくなり、クラッと、めまいを起こすかも知れません。無理のない程度に行なうことが大切です。（現在、私は、あくまでも健康法として、４５秒を２セットから３セット行なっています。

口は閉じて、舌を上歯の裏の後ろ辺りに付けるようにします。鼻で空気を吸い、吐くのですが、テンポ良く、少し、吐く時に「フンッ」と強めにして、鼻にかかるような感じで、舌と一緒に細かく振動させながら音を出す（トーニング）ようなつもりで行なうと良いでしょう。

格好は、身体や肩の力を抜いて、ほんの少し足を広げて立ち、両手をお腹の前（丹田辺り）に置きます。（手の平を、お腹側に向くようにして下さい。

そして、ジャンプするリズムと、呼吸するリズムを同調させるようにすると、やりやすく、ジャンプするごとに、両手が身体の正中線を上下し、丹田辺りに両手の平が行ったり来たりするするような感じになると言うものです。

手から生体エネルギーは、どなたでも出ていると言います。量が少なく、気づけないだけです。気功法などでは、丹田に手を当てたり、振ることで、気を溜めたり、強くさせ、刺激させる働きがあるとも言われており、気功法などにも似通った方法があります。

このジャンピング・ファイアー・ブレスは、火の呼吸法と気功法を、上手くアレンジして取り入れたもので、立って行なうので、カンタンで、やりやすいと言うメリットがあります。

ジャンプは、そんなに高くなくてよく、リズムを取るくらいのつもりでやると良いようです。高くジャンプすると呼吸の速いリズムと合わなくなるし、疲れます。足の指だけを地面につけ、ポンポンとリズムを取りながら、踵を上げるような感じでも構いません。

これを編み出したのは、どうも、一般の火の呼吸法と言われるものだと、どうも姿勢が猫背になり、難しく、上手く呼吸が出来ないので、もっと、やりやすい方法はないものかと言うことから、行なうようになりました。

立ちながらジャンプすることで、呼吸がしやすく、自然に腹式呼吸にもなるし、腹筋も鍛えられます。やり慣れていない方は、２、３日連続で行なうと下っ腹が筋肉痛になるかも知れません。

変に修行法のような格好でなく、体操、健康法と言うような方法ですので、見た目も怪しく思われないし、好イメージのようにも思えます。また、ダイエットにも最適です。肺活量も増加し、体力を高めることにもなります。一石四鳥くらいになるのではなでしょうか。

※このジャンピング・ファイアー・ブレスを行なうと気（生体エネルギー）の循環が活発になり、邪気（マイナスエネルギー）の排出が行なわれるようです。終了後に手や腕に詰まった感じや少し痛みを受ける方がいるかも知れません。

手や指の先から邪気が一気に排出されるために、そのようなことになると思われます。そうした場合は、手を切るように何度か振って下さい。そのようにすると、詰まっていた気が出やすくなります。

また、覚醒されている方などの場合は、エネルギーが強まり過ぎて、身体が火照り、体温が高まり過ぎてしまうケースがあり、風邪を引いたように体温が上がってなかなか下がらなかったり、お腹を壊したり、下痢になってしまう（丹田辺りだけ熱くなる）場合もあるので、注意が必要です。

そうした場合は、少し、控えるようにすると良いでしょう。（クンダリーニエネルギーは、陽気と言われる温かなエネルギーに属します。一般の方にもあるものです。やりすぎると、火照りすぎて、身体を壊してしまうので注意して行なって下さい）