帰化による二重国籍コミュのパスポートの更新

先日日本に一時帰国し、もうすぐ期限の切れる日本のパスポートを更新してきました。
以下はその手順です。なお、以下の手続きは地元である東京都においておこないました。

1) アメリカを出国
　　USのパスポートにて出国

2) 日本へ入国（成田）
　　日本のパスポートにて入国
　　ビザがないのでちょっと緊張しましたが全く問題ありませんでした。１０秒で終了
　　住民票を海外から転入するには、日本のパスポートに入国のスタンプが無いとだめな為です。

3) 日本の役所にて住民票を海外からの転入として作成
　　この時日本のパスポートを見せます。このパスポートには日本に入国したスタンプが
　　あることが必須です。
　　どのくらいの滞在かをきかれたら１ヶ月以上と答えた方がよいでしょう。あまり短期だと住民票を
　　いれるのに問題があるかもしれません。（あとで抜くときに何か言われたら事情が変わったとか
　　適当に言えばいいと思います）

4) 同役所にて住民票を１部取得 ---> 住民票コードも取得
　　ここでは必ず本籍の記載された住民票を入手してください。
　　ついでに戸籍抄本も入手しました（結局特には使用しませんでした）

5) 官製ハガキを購入
　　この宛先に、住民票に記載されているのと同じ住所、氏名を書きます。

6) パスポート用写真を撮影(都庁の旅券課のビル内にある写真屋で撮影: 1500円)

7) 都庁の旅券課へ行きパスポートを申請
　　必要なもの：申請書、写真、官製ハガキ、現在有効なパスポート、住民票（東京都の場合には、
　　申請書に住民票コードを記入すれば住民票の提出は不要）。
　　申請の際にもうすぐ期限の切れるパスポートは一時的にあずけることになります。
　　申請時にはお金は不要です。受け取り時に印紙代16000円が必要になります。
　　都庁の場合、できあがるまでに１週間かかります。受け取り票（ピンクの紙）をもらいます。

8) 数日で官製ハガキが記載した住所（住民票の住所）に送られてきます。

9) パスポートの受け取り
　　１週間後、申請時にもらったピンクの紙と、送られてきたハガキをもって都庁に受け取りに。
　　受け取る場所にある収入印紙売り場で16000円の収入印紙を購入しピンクの紙に貼ります。
　　あとはこれを提出してパスポートを受け取ります。

10) 日本を出国
　　今回は日本のパスポートにて出国します。
　　空港のチケットカウンターではUSのパスポートを使用します。
　　唯一日本のパスポートを使用するのは出国手続き時です。
　　ここでは日本のパスポートを見せて出国のスタンプをもらいます。
　　それ以外はすべてUSのパスポートを使用しました。

11) USに入国
　　もちろんUSのパスポートを使用します。

尚、今回は１０年以上前に失効した日本の自動車免許をカリフォルニアの免許からの書き換えにて
取得しました。この手続きは以下の通りです（なお、この手続きは都道府県によってことなります
ので地元の警察に問い合わせをした方がよいです）

1) 最寄りのJAFに行き、カリフォルニアの免許の翻訳文を作成してもらう
　　費用は３０００円
　　オフィスに出向いてやってもらう場合は３０分程度でできます。
　　東京の場合、芝公園や多摩センターにJAFのオフィスがあります。
　　JAFのオフィスはAAAのようにいっぱいないし不便な所にあるのでちょっと面倒でした。
　　翻訳はJAFがしたもの、もしくはアメリカ大使館でしたものしか受け付けてもらえません。
　　翻訳は日本の住所を使用すれば郵送でも依頼可能ですが、その場合には１週間程度かかります。

2) 運転免許試験センターへ行き外国の免許の書き換え（外免書き換え）をします
　　費用は４５００円＋写真代
　　必要なもの：
　　　写真（運転試験センター内のスピード写真を使用600円）
　　　住民票１通
　　　海外に住んでから現在までのパスポートすべて（期限の切れているものも含む）
　　　海外で取得した免許すべて（期限の切れているものも含む）
　　　JAFで作成した外国免許の翻訳文
　　　日本で取得していてすでに失効した免許
　　外免書き換えの窓口で手続きをおこないます。すべての手続きがおわるまで１時間弱
　　そして手続き完了から免許発行まで３０分（東陽町の運転試験センターの場合）
　　東京都の場合には、学科試験も実技試験も不要でした。目の検査等をするだけでした。

以上です、ご参考までに

なお、別の事情で今回は住民票は抜かずにそのままにしてきましたが、これはアメリカに戻って来る前に抜いた方がよいと思います。