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埋もれた偉人 無名の偉人 コミュの埋もれた作曲家 異端の音楽家

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音楽は音楽で、一つの大きなジャンルを形成していると思った為、他の創造者とは別枠を設けました。

ジャンルは問いません。
フローレンス・フォスター・ジェンキンス Florence Foster Jenkins (1868-1944)等のアウトサイダーミュージック The Outsider Music も対象となります。

取り敢えず、金井喜久子(1906−1986)の沖縄民族主義的管弦楽曲のCDを早く出して欲しい(琉球狂詩曲とか)。

情報提供等、コメントをお願いします。

コメント(18)

最近まで埋もれていた名曲

アーケードゲーム「サイキック5」(1986)のBGM

作曲・坂本慎一

私は当時ゲーマーで、毎日の様にゲーセン通いをしていたのだが、当時のビデオゲーム(アーケードゲーム)は、内容的に大変優れていた。
80年代は、ゲームの黄金期と言っていい。
当時のゲームのミュージックも、一度聴いたら忘れられない位憶えやすい良質なものが多く、私が音楽に興味を持つきっかけを与えてくれた。

そこで「サイキック5」であるが、当時は「ジャレコ」のゲームだとばかり思っていたものの、実は「NMK」というゲームメーカーが作っていたのだと、2007年になって、やっとネットで知った。
「NMK」が制作者(言わば裏方)で「ジャレコ」が販売の顔といった所か。
実は、「アーガス」や「バルトリック」も「NMK]製だった。
「ジャレコ」のゲームで良質のものは、大抵「NMK」が作っていたらしい。
これ等のゲームは、内容的に優れていた他、グラフィック的にも当時としては大変綺麗で美しかった。
しかし「NMK」は、現在倒産してしまっていて存在しない。

何で採り上げたのかというと、どういう訳か、この曲のCDが長い間出ていなかったから。
「ジャレコ」のゲームミュージック集に何故収録されていないのだろう?と昔思っていたが、実は「NMK」制作だかららしいと納得したものの、でも、出るのが遅すぎ。
それまで、「何故CD化していないのか?」といった声は多かったようだ。
私以外にも、サイキック5の音楽に熱い思いを抱いていた人は少なくなかったようだ。
他の80年代黄金期のゲームミュージックと共に収録されている。

LEGEND OF GAME MUSIC〜プレミアムボックス〜
サイトロン・デジタルコンテンツ  
2005年3月24日発売
18400円

こちらには、作曲者のプロフィールが↓

http://www.amusement-center.com/project/emusic/artist/shinichi-sakamoto

惜しくも発売にまで至らなかった埋もれたビデオゲームの話もあり、興味を惹く。

YouTubeにupされているので、サイキック5のメロディがどの様なものなのか、取り敢えず聴いてみて欲しい。
著作権的に問題があると思うが、この方法しか、知名度を上げられない。

http://www.youtube.com/watch?v=DGn9gbliq4I
「サイキック5」の訂正

×(1986)
○(1987)
「サイキック5」の訂正

>「ジャレコ」のゲームミュージック集に何故収録されていないのだろう?と昔思っていたが、実は「NMK」制作だかららしいと納得したものの、

「ゲームサウンド ジャレコ」(1988)には「アーガス」「バルトリック」「ぶたさん」等の「NMK」の制作したゲームの曲が収録されていました。
ここにお詫びして訂正します。
エルッキ・グスタフ・メラルティン 
Errki Gustaf Melartin (1875-1937)

カキサルミ Kakisalmi(最初のaに¨が付く)生まれ
プキンマキ Pukinmaki(aの上に¨が付く)歿

フィンランドの作曲家

フィンランド国民楽派の祖、マルティン・ヴェゲリウス Martin Wegelius (1846-1906) にヘルシンキで学び(1892-1899)、その後、ロベルト・フクス Robert Fuchs (1847-1927)にヴィーンで学ぶ(1899-1901)。
1911-1936年まで、ヘルシンキ音楽院(現・シベリウスアカデミー)の校長を務めた。

作風は、概ね民族主義的だが、晩年は、表現主義などの現代的手法への接近を試みている。
病弱であったにもかかわらず、多作家だった。
シベリウスの影に隠れてしまっているのが残念である。

彼はまた、教師でもあり、画家でもあり、哲学者として格言集も出版しており、多才な才能に恵まれていた。

代表作は6つの交響曲で、主観的な説明になってしまう事をお許し戴きたいのだが、1〜3番(1902、1904、1906-7)までは、剣と魔法のRPG風で、民族叙事詩「カレヴァラ」を意識しているのかも知れない。
第2番は、全4楽章が一つに繋がっている。

第4番は、「夏の交響曲」Kesasinfonia (最初のaに¨が付く、1912)という表題が付いていて、第3楽章に、3つの女声ヴォーカリーズが付く。
哀愁の歌謡曲を思わせる旋律がいい。

第5番(1916)は「シンフォニア・ブレヴィス」Sinfonia Brevis という表題が付いていて、第1、4楽章が、ロボットアニメのBGMといった雰囲気。一体どこからこういったメロディが出てきたのか、不思議でしょうがない。
第2楽章は、ほのぼのした童話の世界を描写した様で、第3楽章は、子守唄風である。

第6番(1925)は、不協和音が多用されていて、ドロドロ感がある。
伊福部昭の怪獣映画音楽を先取った様な曲だ。

代表作は他に、劇音楽「茨姫」Prinsessa Ruusunen(1904)の中の「祝典行進曲」Juhlamarssi もあり、フィンランドの結婚行進曲と言えば、この曲を指すらしい。
交響曲第1番第4楽章の、RPGでラスボスを倒した後の民衆から歓喜を持って迎えられるシーンを思わせるメロディに少し似ており、恐らくその曲を意識しているのだろう。

・交響曲1、3番(ONDINE 841-2)
レオニード・グリン、タンペレ管弦楽団

・交響曲2、4番(ONDINE 822-2)
同上

・交響曲5、6番(ONDINE 799-2)
同上

・ヴァイオリン協奏曲
・組曲「眠れる森の美女」
・抒情組曲第3番「ベルギーの印象」(ONDINE 923-2)
レイフ・セーゲルスタム、タンペレ管弦楽団

右の水彩画は、交響曲第5、6番に触発され、1999年発行の個人誌の裏表紙用に描いたもの(1998)。
1994年にこれらの曲のCDに出会ってすぐにアイデアを思いついたものの、中々描けず、1998年まで掛かってしまった。
スヴェインビョトゥン・スヴェインビョトゥンソン
Sveinbjorn Sveinbjornsson(1847-1927)
(jの次のoに¨が付く)

アイスランドの作曲家

アイスランド国家「おお、我らが国の神よ」O Gu∂ vors lands(最初のOに´が付く。∂は英語のthの有声音で、発声記号で主に使われる。曲線に横棒が付く)の作曲者。
CDが出ているらしいが、未だ手に入れていない。

神学生だったスヴェインビョトゥンソンは、1867年にアイスランドを訪れたスヴェンセン Johan Svendsen (1840-1911) によって才能を見出され、コペンハーゲンとライプツィヒで学んだあと、イギリスでピアニストや音楽教師として生計を立てた。

私がとても欲しいのは、もしあればの話だが、管弦楽の為の2つのアイスランド狂詩曲 Icelandic Rhapsodies のCDなのだが、まだその存在を確認していない。
まだ存在しないかも知れないし、地元アイスランドに行けばあるかも知れない。

注意願いたいのは、よく「スヴェインビョルンソン」と表記されているが、アイスランド語は複雑で、[r]は[t]の発音に変化してしまっているため、「スヴェインビョトゥンソン」が正しい。
4番目のコメントの補足

右の画像のイラストは、交響曲第2番からも影響を受けている。
この曲の冒頭部分が、怪獣映画音楽っぽい雰囲気のため。
パンチョ・ハララノフ・ヴラディゲロフ
Панчо Хараланов Владигеров(1899-1978)

ブルガリア国民主義を代表する作曲家。
20世紀の活躍でありながら、晦渋な現代音楽に走らず、親しみ易いロマン的な作風が特徴。
オペラ、バレエ、交響曲、協奏曲、室内楽、歌曲など、あらゆるジャンルの作品を残す。

最近になって、私が長年待ち望んでいた代表作のCDがやっと登場した。
それまでは、ネット検索しても、ピアノ曲などの室内楽系のCDしかヒットしなかった。
地元だけで出回っていたのか?それともレコードでしか出ていなかったのか?

・ブルガリア狂詩曲「ヴァルダル」op.16
Българска рапсодия 'Вардар’
・夢遊組曲 
Traumspielsuite
・7つの交響的ブルガリア舞曲 op.23
7Симфонични български танца
ホリア・アンドレースク指揮
ベルリンラジオ交響楽団
(cpo 777 125-2)

管弦楽の超絶技巧が冴え渡っている。

ルーマニア管弦楽曲集のCDにも、ヴラディゲロフによる「ホラ・スタッカート」Hora staccato の超絶技巧管弦楽編曲版が収録されている。
同曲は、ディニク Dinicu (1889-1949) の代表作で、ヤッシャ・ハイフェッツによる編曲が有名。
(ELECTRECORD 105)


・・・あとは、金井喜久子、スィニガリア、スヴェインビョトンソンの管弦楽曲集も早く出て欲しい。
ヴラディゲロフの顔、どことなく日下公人に似ている。
ウィリアム・グラント・スティル
William Grant Still (1895-1978)

ミシシッピ州ウッドヴィル Woodville,Mississippi 生まれ
カリフォルニア州ロサンジェルス Los Angeles,California 歿

黒人としては初の、本格的なクラシック音楽の作曲家。
20世紀の活躍ではあるが、大衆音楽や黒人文化の要素を取り入れた美しい旋律が特徴。
代表作である、交響曲第1番「アフロアメリカン」(1930)は、ブルースの要素が取り入れられている。

詳細はこちら(日本語版解説のURLは長くてかったるいので、英語版解説のURLを示しました。リンク先から、日本語版解説へ行かれます。)↓
http://en.wikipedia.org/wiki/William_Grant_Still

・追悼曲 In Memoriam(1943)
・交響詩「アフリカ」Symphonic poem "Africa"(1930)
・交響曲第1番「アフロ アメリカン」
Symphony No.1 "Afro-American"(1930)

NAXOS 8.559174
埋もれている訳ではないですが…
変わりだねピアノ協奏曲集


ピアノ協奏曲第1番「蠍火」
Virkato Wakhmaninov(本名・脇田潤 Wakita Jun 1974-)
コンピューターゲームの為に作られた曲。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番にちょっと似ている超絶技巧曲。

beatmania?DX版
http://www.youtube.com/watch?v=wxJpN_QBDss

ロングバージョン(サウンドトラック収録、男性合唱も入る)
http://www.youtube.com/watch?v=wHE0YjfSuxQ&mode=related=&search=


ピアノ協奏曲「宿命」
千住明(Senju Akira 1960-)
松本清張原作の長編小説「砂の器」を2004年にテレビドラマ化した時の挿入曲。
昔の歌謡曲を思わせる悲しいメロディ。
リンク先の映像は、1974年に制作された映画版のもの。

第1楽章
http://www.youtube.com/watch?v=AqeY9zaw6y4 
ルドルフ・トビアス Rudolf Tobias
(1873.5.29-1918.10.29)

キャイナ Kaeina 生まれ
ベルリン Berlin 歿

エストニア初の職業作曲家で、職業オルガニスト。
ペテルブルク音楽院で、リムスキーコルサコフに作曲を学んだ。
1918年に、ベルリンで肺炎により客死。

序曲「ユリウス・カエサル」(1896)Avamaeng "Julius Caesar"は、エストニア初の管弦楽曲であると言われている。
その他、ピアノ曲や弦楽四重奏曲、オラトリオ「ヨナの使命」(1909初演)Oratoorium "Joonase
laehetamine"などがある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%93%E3%82%A2%E3%82%B9
ヘレナ・ムンクテル Helena Munktell
(1852.11.24-1919.9.10)

グリュックスボー Grycksbo 生まれ
ストックホルム Stockholm 歿

スウェーデンの女性作曲家
経歴はこちらに詳しい↓
http://www2u.biglobe.ne.jp/~y-koba/sweden02_m-r.htm

交響絵画「砕ける波」op.19
Symfonisk bild "Braenningar"(初演 1898 モンテカルロ)
音楽による波の描写が、非常に巧みである。

大管弦楽の為の組曲(4楽章)
Suite Foer stor orkester (初演 1895 モンテカルロ)
伝承曲を用いていないものの、如何にも北欧的な雰囲気が漂っている。
もの悲しい雰囲気で始まるが、最終楽章は、躍動感溢れる元気な曲である。

交響詩「ワルプルギスの火」op.24
Poemet "Valborgsmessoeld"(出版 1922)
「ワルプルギスの夜」という、春の到来を祝う伝統行事を描写した音楽で、幻想的な雰囲気が漂っている。

ダーラナ組曲(4楽章)op.22
Suite Dale´carlienne(初演 第2楽章1910 第1-3楽章1916)
田舎の素朴感漂う、国民楽派的手法による傑作。
4楽章それぞれに表題が付いている。
第1楽章・村の日曜日 Dimanche au village
第2楽章・スィリヤン湖 Le lac de Siljan
第3楽章・田舎の踊り Danses Rustiques
第4楽章・夏の夜…踊りは速くなる Sommarnatt... fortare gaar dansen

(STERLING CDS-1066-2)

CDジャケットの絵を描いたのは、ヘレナの実姉のエマ(Emma Sparre 1851-1913)で、ヘレナの歌曲に詞も書いている。

肖像写真は、ヘレナ25歳の時のもの。


※10番記事の記入ミスが多いため、14番に改めて書き直しました。
それに伴い、11-12番の訂正記事も削除しました。
ペーテル・ブノワ Peter Benoit
(1834.8.17-1901.3.8)

ハレルベケ Harelbeke, Oarelbeke 生まれ
アントワープ Antwerpen 歿

ベルギー国民楽派の祖。
フランス系文化優勢であった19世紀ベルギーにあって、音楽に於けるフラマン系文化の復興を目指した作曲家。
彼の知名度が低いのは、地域限定性が強い為であると思われる。

カンタータ「アベルの殺人」Cantata, Abels Moord, La Meurtre d'Abel(1857)によってベルギーローマ賞を受賞。ドイツとチェコに留学する。



「ミサ ソレムニス」「レクイエム」「テ デウム」「クリスマス オラトリオ」の宗教曲4部作のうちの「ミサ ソレムニス《盛儀のミサ Hoogmis》」(1861)が代表作。
http://www8.ocn.ne.jp/~ncc/ensou.html
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=2&newsNo=108534



歴史劇「ヘントの和約」De Pacificatie van Gent(1876)は、「オランダ独立戦争《80年戦争》」が舞台となっている。
「ヘントの和約」が1576年に締結されたので、丁度300年記念という事になる。

(MARCO POLO 8.225100)



「フルート協奏曲《交響的物語》」(1865)
Concert voor fluit en orkest, Symfonisch gedicht, op.43a
「ピアノ協奏曲《交響的物語》」(1865)
Concert voor piano en orkest, Symfonisch gedicht, op.43b
は、協奏曲の形態を纏った3楽章形式の一種の「交響詩」の様な変り種協奏曲。

フルート協奏曲のフルート独奏は、「鬼火」を表している。

ピアノ協奏曲は、それぞれの楽章に「ハレルベケ城の廃墟」「吟遊詩人の歌」「夜の夢幻狩り」と表題が付けられているが、特に第2楽章が美しい。

喜歌劇「はんのきの王様」Opera, Le roi des aulnes(1859)の序曲は、ヴェーバーやベルリオーズからの影響をうかがわせる。

(MARCO POLO 8.223827)
15番コメで紹介した「ペーテル・ブノワ」ですが、来る4月20日(日)の「盛儀のミサ」Hoogmis の「長岡市立劇場大ホール」に於ける演奏は、日本初演という大変重要な演奏となっております。

話題になるかどうかは別として、歴史的演奏であるのは間違いないと思います。



指揮:船橋洋介

演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

テノール:小笠原楼

合唱:長岡市民合唱団、法政大学アカデミーOB合唱団

主催:長岡市民合唱団

後援:ベルギー王国大使館

後援・協力:ベルギーフランドル交流センター(FLANDERS CENTER)

入場料2000円(全席自由)
http://www8.ocn.ne.jp/~ncc/ensou.html
アンドレイス・ユルヤーンス(ユルヤーヌ・アンドレイス)
(Andrejs Jurjāns, Jurjānu Andrejs)1856-1922   

ラトビアの作曲家、指揮者、民謡収集家、音楽評論家。
エールグリ(Ērgļi)生まれ
1873年に始まった『ラトヴィアの歌と踊りの祭典』
(Vispārējie latviešu Dziesmu un Deju svētki)との出会いが切っ掛けで、
音楽家への道に進む意思を固めた。
サンクトペテルブルク音楽院で、リムスキー=コルサコフに学ぶ。
その後、ウクライナのハルキウ(ハリコフ)へ移住。
ラトヴィア人として初めて管弦楽曲とカンタータを書いた。
その他、歌曲、合唱曲、室内楽曲など、幅広いジャンルの曲を手掛けた。

【主な作品】
・交響的アレグロ-ヘ短調
Simfonisks Allegro(f-moll simfonijas 1. daļa)(1880)
・ラトヴィア民謡による祝典行進曲(管弦楽)
Latvju vispārējo dziesmu svētku maršs, op. 1(1880)
・ラトヴィア舞曲
Latvju dejas, op.3(1880)
・交響組曲『ラトヴィア舞曲』(5曲)
Simfoniskā svīta "Latvju dejas"(1883-1884)
※ラトヴィア舞曲作品3(1880)と同一かどうか不明
・葬送行進曲
Sēru maršs(1907)
・カンタータ『愛国』
Kantātes “Tēvija”(1886)
・ラトヴィア民謡集(計:6冊)(1894-1926刊)
6"Latvju tautas mūzikas materiālu" burtnīcas

ユルヤーヌ・アンドレイスの生涯(ラトヴィア語)
http://www.music.lv/Composers/J_Andrejs.htm

Andrejs Jurjāns(Vikipēdija, Latviešu)
http://lv.wikipedia.org/wiki/Andrejs_Jurj%C4%81ns

ラトヴィア初の本格的なクラシック音楽の作曲家にして、
ラトヴィア民族楽派の祖とも見なされている。
ラトヴィア人としては初めて管弦楽曲やカンタータを書いたとされる。

しかし、ラトヴィア人作曲家として初めて国際的評価を得た
ヤーゼプス・ヴィートゥアルス(ヴィートリス)(Jāzeps Vītols)
の陰に隠れているという印象は否めない。
ヴィートゥアルス自身も世界的に見ればかなり知名度は低いし。

1894〜1926年に掛けて、ラトヴィア民謡集を計6冊も出版している。

<画像中>
ラトヴィアクラシックハイライト集
LATVIEŠU KLASIKAS DĀRGUMI
HIGHLIGHTS OF LATVIAN CLASSICS
オムニバスで
『舟歌』(Barkarola)
『Ačikops』
収録。
【UPE CLASSICS 750404001726】
http://www.musicweb-international.com/classrev/2001/Nov01/Latvian.htm

<画像右>
ラトヴィアの愛国的カンタータ集
LATVIEŠU PATRIOTISKĀS KANTĀTES
LATVIAN PATRIOTIC CANTATAS
ルーツィヤ・ガルータ(Lūcija Garūta)とのカップリングでカンタータ2曲収録。
祖国に(1888)(”Tevijai”と同曲?)
歌、喜び(1895)
【RIGA RECORDING STUDIO RS 020】
http://www.musicweb-international.com/classrev/2002/Mar02/latvian_Patriot.htm

http://www.youtube.com/watch?v=TW0uwG0MroY
アレクサンデル・ラーテ(Aleksander Läte)1860-1948

ピカシッラ村アークレ(Aakre vald, Pikasilla küla)生まれ
タルトゥ(Tartu)歿
エストニアの最初期のクラシック音楽家、教師、音楽評論家。
1900年、エストニア初の管弦楽団をタルトゥに創設し、その指揮者となる。
合唱団も組織する。

【代表作】
序曲『カレヴァラ』(Avamäng”Kalevala”1897)
合唱曲『雲に』(Koorilaulud”Pilvedele”)
合唱曲『黄金の岸辺』(Koorilaulud”Kuldrannake”)


【参考資料】
http://www.emic.ee/?id=1360&lang=eng
http://www.koolielu.edu.ee/eesti_muusika/composers/late/elu.htm #
http://www.miksike.ee/docs/referaadid/aleksander_late_evelin.htm
Aleksander Läte(Wikipedia, Eesti)
http://et.wikipedia.org/wiki/Aleksander_L%C3%A4te

エストニア初の本格的なクラシック音楽作曲家は、
ルドルフ・トビアス(Rudolf Tobias, 1873-1918)と見なされており、
エストニア初の管弦楽曲は、彼の作曲した
序曲『ユリウス・カエサル』(Avamäng”Julius Caesar”1896)
と見なされている。

が、この曲の書かれた僅か1年後に、ラーテの
序曲『カレヴァラ』(Avamäng”Kalevala”1897)
が書かれたという。
トビアスよりもラーテの方が、13歳年長である。

エストニアの民族叙事詩は『カレヴァラ』ではなく
『カレヴィポエク』(Kalevipoeg)なのだが、
フィンランドとは民族的に同系統である事から、納得出来なくは無い。
また、旋律的にもどことなく民族的な雰囲気も漂っている感じはする。

それから、ラーテがエストニア初の管弦楽団を創設した事は特に重要と思われる。



序曲『カレヴァラ』(Avamäng”Kalevala”1897)
演奏:エストニア放送交響楽団(現:エストニア国立交響楽団)
Eesti Raadio Sümfooniaorkester(Eesti Riiklik Sümfooniaorkester)
指揮:ヴァッロ・ヤルヴィ(Vallo Järvi)
http://www.youtube.com/watch?v=j3wcXAwpQpk

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